3/4に芦屋市にあるSalon Classicにて、演奏するプログラムのバッハ=ブゾー二 コラール前奏曲BWV639
主イエス・キリストよ・我汝を呼ぶという曲です。
20世紀を代表する巨匠 パウール=ヴァドゥーラ・スコダの恩師にあたる方です。
バッハの平均律クラヴィーア曲集などバッハにおける名演を多く残しています。
「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」(独:Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ)BWV639はドイツの作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)が作曲したコラール前奏曲です。
コラールとは教会で信徒さんによって歌われる讃美歌のことで、キリスト教のルター派教会で歌われる讃美歌のことをコラールと呼びます。
コラール前奏曲はそのコラールが歌われる前の導入としてオルガンなどによって演奏される前奏曲のことを言います。
ルター派の音楽家であったバッハは優れたオルガン奏者としても有名で、多数のコラール前奏曲をはじめとするコラール作品を遺していますが、元となったコラールはバッハが作曲したものは少ないようです。
このコラール前奏曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639の元となったコラールはルターの生徒でもあったヨハネス・アグリコラの作詞によるものですが、広く民衆によって歌われていたもので、バッハが作曲したものではありません。(作曲者は不明です。)
この「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639は45曲から成る「コラールとオルガン小曲集」BWV599-BWV644に収められています。
この曲集は会衆によって歌われるコラールと、それに先立って演奏される、そのコラールをモチーフとして作曲されたコラール前奏曲からなっています。
バッハは後年、このコラールを元にして教会カンタータ「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV177を作曲しています。
原曲はオルガン版ですが、ケンプ、ブゾー二による編曲が有名です。
♪次回コンサートのご案内【日時】2023年2月19日(日)15時頃スタート
【会場】アートサロン空
map【曲目】ラヴェル ヴァイオリンソナタ Va松川暉 ピアノ 谷 真子
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【日時】2023年3月4日(土)14時開演(開場13:30)
【会場】Salon Classic
map【プログラム】
モーツァルト幻想曲ニ短調KV397
バッハ=ブゾーニ コラール前奏曲 BWV639
≪主イエス・キリスト・われ汝を呼ぶ≫
メンデルスゾーン 無言歌集
第12番「ヴェニスのゴンドラの歌」Op.30-6
第34番 「紡ぎ歌」Op.67-4
ドビュッシー 映像第1集 Ⅰ:水の反映 Ⅲ:運動 (ソロ) 谷真子(ピアノ)
バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007 (ソロ) 二コラ・デルタイユ(チェロ)
シューマン 幻想小曲集Op.73
サン=サーンス 白鳥
エルガー 愛のあいさつ 二コラ・デルタイユ(チェロ)
谷 真子(ピアノ)
【入場料】 チケット 4,000円 ペア 7,000円
【主催】The Music Center Japan
【お問合せ/お申込み】 TEL0797-55-0730
e mail info@tmcj.jp
または
谷真子ピアノ・スタジオ TEL0742-46-2302(10:00~18:00)
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