2017_03
24
(Fri)23:07

神戸大学大学院学位記授与式に行ってまいりました。

今日3/24、三宮の神戸ポートアイランドホールへ神戸大学大学院学位記授与式に行ってまいりました。

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授与式では代表の方だけが学位記を受領され他の学生は場所を変えて大学の方で担当教授から渡されました。

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午後は異人館通りの神戸北野美術館へ足を伸ばして来ました。

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旧アメリカ領事館官舎の建物です。

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入口にて

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お庭で

美術館の中の可愛いワッフルのお店ミュージアムカフェで美味しいワッフルを頂いて少し休憩をした後、夕方からは三宮で表現系の先生と学生の謝恩会がありました。

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2017_03
19
(Sun)08:55

無料体験レッスン実施中

春の転勤・進級等の異動に伴い、春より60分枠1枠と30分枠1枠空きが出る予定です。 つきましては3枠(30分1枠)のみとなりますが、新規生徒さんをお受けする事ができます。

(当教室では30分を1枠としており、生徒さんの希望でレッスン時間を決定致しております。)→レッスン詳細はこちら

音楽のお好きなお子さん方、趣味でピアノを始めたい大人の方、音楽大学進学を志される方等、種々の要望に対応致しております。

また通常は有料の体験レッスンを4月末まで無料とさせて頂いております。 この際、現役のピアニストのレッスンを受けてみられませんか?

お問い合わせはホームページのレッスンの項目のレッスン問い合わせフォームかまたはお電話(0742-46-2302)でお願い致します。


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2017_03
18
(Sat)13:35

カワイ奈良ショップ主催公開講座を聞きに行ってまいりました。

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今日、カワイ奈良ショップ主催の「青島広志の音楽の形式を知ろう」という講座を聞きにカワイ奈良店まで行ってまいりました。

以前カワイ奈良店の営業の吉村様から、4月29日の秋篠音楽堂での私のコンサートにいらして下さるとのお電話を頂き、チケットを取りに来られた時に、この講座を勧められたものです。

講座をお聴きしながら、NHKテレビの子供のための音楽番組で拝見したことのある先生だなと思いました。 青島先生の視点から音楽形式を解説されたものですが、とても軽快なトークで、ブルグミュラーやソナチネなどの楽曲についての、ロンド・ソナタ・変奏曲・フーガについての音楽形式の講座でした。

とても興味深く聴くことができました。

カワイ奈良ショップ



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2017_03
12
(Sun)17:28

近くのけいはんな記念公園までぶらっと観梅に行ってまいりました。

近くのけいはんな記念公園までぶらっと観梅に行ってまいりました。

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けいはんな記念公園は京都に学研都市が出来る時に記念に造られた公園ですが、広い敷地に桜や梅の木や竹林があり、せせらぎの聞こえる小川も流れております。

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桜はまだ開花していませんでしたが、梅は満開で美しく咲き誇っており、思わずシャッターを切りました。

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日曜日ですので大勢の親子連れの方がボール投げやなわとびをして遊んでいましたが、桜の季節にまたお弁当を持って行ってみようと思います。


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2017_03
11
(Sat)14:19

自治会の親睦会で楽しんでまいりました。

自治会の集会所で親睦会がありました。

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 全員での「春の歌」の合唱で伴奏を頼まれましたので7曲春の歌の童謡を伴奏致しました。 ご近所の方がお持ちの楽器を集会所まで運んでくださったようです。 また「エリーゼのために」も独奏致しました。

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クラシック音楽に携わっていると音楽を楽しむと言う事をとかく忘れがちになりますが、時には何も考えず音を楽しむのも楽しいひと時の癒される時間となります。

自治会のお世話役の方々にも大変喜んで頂き美味しそうな御菓子とお野菜を頂きました。

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無農薬のお野菜だそうです。どうもありがとうございます。

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またビンゴゲームをして景品も頂きました。

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最後に皆さんに来る4月29日の秋篠音楽堂での演奏会のチラシをお渡しさせて頂きました。


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2017_03
08
(Wed)17:54

神戸大学大学院博士課程前期課程修了が確定致しました。

今日神戸大学大学院人間発達環境学研究科の修了生が正式発表になりましたので大学院事務局まで確認に行ってまいりました。

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私は人間発達環境学研究科人間発達専攻(表現系)ですが、無事博士課程前期課程を修了する事ができました。

後は24日の学位授与式を待つばかりです。

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今後は大学院で学んだ事を演奏活動や生徒さんの指導に生かしてまいりたいと思います。


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2017_02
27
(Mon)09:16

日常と非日常

私たちピアニストは小さい時からピアノの練習というものは生活の一部であるという日常を過ごしておりますので、病気その他の事情でピアノが弾けないときは、それは非日常の世界となります。

主婦の方々が病気で家事ができないとき、またお仕事をされている方が会社に行けない時と、同じかもしれません。 主婦の方は少し熱が下がれば家事をしたくなられるでしょうし、お仕事に外に出られている方も少し熱が下がれば会社に行きたくなられる事と思います。

我々ピアニストにとってはピアノを弾くと言う作業は、非日常の世界ではなく日常の事なのです。 そこが趣味でピアノを習われる方と違うところかもしれません。 趣味でピアノを習われる方は日常を脱するためにピアノを弾かれるわけですが、私にとってはピアノの練習は毎日の食事と同じ日常の仕事ですので、それが出来ないときは早く日常の生活が戻るのを首を長くして待ちます。

病気が治りピアノに触れると日常が戻ってきたようで落ち着くものを感じます。

プロのスポーツ選手等も同じではないかと思います。 練習が仕事ですので練習できない非日常の世界はもどかしいものがあると思います。

練習できない時の筋力の鍛え方や特別の練習の方法というものがあり、応急処置としてそれらの練習方法をこなすわけですが、日常生活に戻れた時にはその有り難さを実感致します。

これからも日常生活を淡々とこなしていけるように体調に留意したいと思います。


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2017_02
25
(Sat)10:03

レッスンの再開

先週末よりインフルエンザにかかってしまい、レッスンを急遽お休みしなければなりませんでしたが、無事治り、今日の夕方よりまた生徒さんのレッスンが始まります。

インフルエンザは大学1年の冬にかかって以来でしたが、その時は近くの良い女医さんにかかり、大事に至らずにすみました。振り返ると、風邪を引くときは、いつも薄着だったり、深夜に練習が及んだりすることがあったなと思います。

生徒さんやお電話下さった方には、1週間レッスンの振替変更等、ご迷惑ご不便をお掛けいたし申し訳なく思っております。
振替レッスンにつきましては、随時行って参りたいと思います・

ピアノを弾くという行為は、スポーツと同じく心肺機能を使いますので、風邪の時などは、当然練習できません。お休み中は楽譜を見たり暗譜の練習をしたり、身体に負担のかからない範囲で、ピアノを使わないで出来る練習を工夫して行っていました。

以前、修学旅行の時に練習できないためどうしたら良いかということで悩んでいらっしゃる生徒さんがおられましたが、ピアノを使わずに机の上で指の筋力が落ちない指のトレーニング方法(これは中国のピアニストランランさんがTVでお話しておられました)もありますし、あえてピアノから離れて楽譜を眺めてみることで、新しい発見があったり、弾かずに少し寝かせている間に演奏が熟成するということもあり、また普段見慣れない景色を見ることで新たなインスピレーションが湧くということもあるので、ピアノが弾けない期間をあまりマイナスに捉えることもないのではないかと思います。(コンクールやコンサート本番前はこの限りではありませんが。)

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2017_02
17
(Fri)09:32

カワイグランドピアノの無料試弾会がカワイ梅田で開催されます。

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日時:2017年3月2日(木)~5日(日) AM10:00~PM7:00
場所:カワイ梅田 ショールーム内サロン”Jouer” 30分無料
問い合わせ:06-6345-8300カワイ梅田,080-6974-8659奈良店吉村光夫

河合楽器の奈良店の営業の吉村さんとおっしゃる方が初めてご挨拶に見え上のような企画のご案内を頂きました。 まだグランドピアノを持たれていない方はこの際足を運ばれて見られたらいかがでしょうか? またコンクールのリハーサル等に利用されるのも良いかと思います。

カワイと言えば我が家の防音室はカワイのナサールと言う防音室を使っています。 24時間弾けてとても助かっています。 カワイのピアノは今まではあまり演奏会等でも弾くチャンスはありませんでしたが、せっかくですのでまたカワイのピアノも弾いてみたいと思います。


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2017_02
15
(Wed)10:28

神戸大学大学院修士論文が合格致しました。

神戸大学大学院修士論文が合格したと主査の教授の坂東肇先生から連絡を頂きました。

論文のテーマは第1楽章の演奏解釈を中心に論じた「シューマンの幻想曲Op.17についての研究」というものです。 100頁強の論文ですが、ブログにアップできるようでしたら4月頃アップしたいと思います。

神戸大学大学院表現系という学部では、器楽の人ばかりではなく、声楽、舞踊、美術、建築、などの様々なジャンルの人がそれそれのテーマを見つけて論文を書いております。

ですから口頭諮問審査会では専門外の教授からも質問を受けるわけですが、皆それぞれの道のエキスパートの方々ですので、鋭い質問が飛んでまいります。 それをいかに論破できるかがキーになるわけですが、論文を深く考察できていれば、それは先生には理解して頂けるようです。

音楽の道は生涯学習ですので、また次の目標を見つけて励みたいと思います。


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2017_02
11
(Sat)11:05

神戸大学大学院修論発表会が終了致しました。

私は神戸大学大学院人間発達環境学研究科 表現系で、第1楽章の演奏解釈を中心とした「シューマンの幻想曲Op.17についての研究」という論文を書いていたのですが、昨日その修論発表会がありましたので、発表してまいりました。

指導は主査としては表現系教授の坂東肇先生にご指導頂き、副査としては鈴木幹雄先生と大田美佐子先生にご指導頂いておりました。 また作曲の田村文生先生からもご助言を頂き大変お世話になりました。

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坂東先生と大学院・学部の坂東ゼミの方々と共に

シューマンの幻想曲の第1楽章を深く掘り下げた論文ですが、学術的に掘り下げて考察する事は演奏にも参考になる所があり、論文の執筆は大変でしたが書いて良かったと思っております。

今後の演奏活動に活かしてまいりたいと思います。


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2017_02
04
(Sat)18:43

良くあるご質問

レッスンに来られる生徒さんの親御さんから、
  ・「先生は何歳ぐらいの時にピアノの道へ進むと決められたのですか?」
  ・「(専門コースへ進ませたいのだが)先生は修学旅行の時はピアノの練習はどうされていたんですか?」
  ・「ソルフェージュというものが音楽大学受験にはいるそうだが、見てもらえないか」
  ・「コンクールに入賞したため、行けるのであれば音大へ行かせたい」
などのご相談を良く受けます。

「なぜ音大へ行かれたのですか?」ということもよく聞かれます。

私自身は小さい頃から厳しい先生の元で、レッスンを続けて参りましたので、日々レッスンやレッスンのための準備や練習や学校の勉強に追われ、なぜ音大に行くのかと自問自答する暇のないほど小さい頃や学生時代は練習や勉強に追われていたように思います。

教えるようになり、そのようなご相談を受けることもたびたびありますので、私自身が専門コースへ進んだ経緯などご参考になればと思い自分の経緯を書いてみたいと思います。
 
私が相愛大学名誉教授の故片岡みどり先生のレッスンを受けに、私の母とご紹介頂いたピアニストの方のお母様と私の三人でお宅にお伺いしたのは小学生の時でした。

今でいうオーディションを兼ねたような最初のレッスンに持っていった曲は、第47回全日本学生音楽コンクールで弾いた予選の課題曲のバッハのシンフォニア第7番ホ短調とメンデルスゾーンの無言歌集より「紡ぎ唄」、本選の課題曲のモーツァルトのピアノ・ソナタ第10番K.311全楽章と、普段の宿題として取り組んでいたツェルニー第50番から1曲でした。 その全てを聴かれた後、レッスンをして頂きましたが、レッスンでは本選の課題曲であったモーツァルトのピアノ・ソナタを見て頂きました。

そのレッスンはそれまで先生から教えて頂いたことのないような細かいレッスンでした。 一小節に何時間もかけるような、緻密なレッスンで、ピアノの奏法から脱力、タッチ、音色、楽曲構成など大変興味深いレッスンでした。 その時にピアノという楽器の奥深さを初めて知り、いわゆるおけいこバッグを持って通うピアノ教室での子どものピアノレッスンとは違う本格的な片岡先生のレッスンを受け、ピアノの奥義を深めることに大変興味を持ったことをよく覚えております。

初めてのレッスンの後、直接見てあげるからレッスンにいらっしゃいということでした。(普段のレッスンはお弟子さんに任せて片岡先生のレッスンは月1回のみということもありますが、私の場合は直接片岡先生が見て下さると言う事でした。)

「私のレッスンは難しいから1週間に1回でなくて、10日に一回なのよ。10日できちんと直していらっしゃい」とおっしゃって、10日に1回奈良から兵庫県の宝塚・中山寺のご自宅まで通うこととなりました。 まだ子供でしたからかわいいクマの絵の付いたメモ帳を下さり、それに片岡先生がドイツ語や英語の原語でレッスンを受けた曲目を毎回記録して下さいました。

次のレッスンでは、片岡先生のレッスン室の入り口に片岡先生が描かれたという油絵のお花の絵がかかっており、私が「私は絵を描くのが好きだ」ということをお話したところ、片岡先生が本当は美校(前東京藝術大学美術学部)に行きたかったのよ。母がピアノと決めたから、音校(前東京藝術大学音楽学部)に行ったのよ。絵が好きなのは同じね。」とおっしゃっていました。

その後は、自分では直しているつもりでも、勝手にテンポを揺らさない!や、手を柔らかくするための体操など、厳しいレッスンが続きました。

最初に片岡先生から頂いた曲は片岡先生が2年に1回開いておられた「みどり会」のおさらい会の曲で、べートーヴェンの6つの変奏曲を頂きました。 こちらは片岡先生のご指導を受け宝塚ベガホールで演奏しました。

中学生になるとピアニストの関孝弘先生の元に通うようになりましたが、関先生は片岡先生からご紹介を受けたベーゼンドルファーのプライベートレッスンで受講していたピアニストの方からのご紹介でうかがいました。

やはり初めにオーディションがありましたが、相愛音楽教室のテストで弾くハイドンのソナタハ長調50番を持って行きました。 テストに合格し毎週奈良から東京まで新幹線でレッスンに通う事になりました。

その後も私の場合は先生は皆ご紹介でうかがってまいりました。

私はこのように全てご紹介の連続で音楽人生を進んでまいりましたので、振り返ると私の人生はこういう人生だったというのが私の正直な感想です。


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2017_01
12
(Thu)21:47

修士論文を提出いたしました。

シューマンの幻想曲の第1楽章の演奏解釈を中心とする修士論文の「シューマンの幻想曲Op.17についての研究」が完成しましたので大学院まで提出に行ってきました。

今週のゼミで教授のゼミは最終ゼミとなりましたが、副査の別の教授にも偶然お会いし最終稿を最後に読むからとおっしゃって頂きました。 副査の先生は音楽がご専門ではありませんが、クラシック音楽がとてもお好きでよく聴かれるそうです。

大学院入学当初、筋金入りの学者先生ということで副査のドイツ教育ご専門の教授の研究室に担当教授が連れていって下さり、副査の教授の最初の授業はドイツ語での面接でした。 パリ音楽院などの学生は本からではなくレッスンの中で師から哲学的な言葉をくみ取るでのはないかというお話をされており、音楽学生にとってはレッスンを受けることが当たり前のようになると他の方面からの芸術のお勉強もしたくなりますが、副査の先生のおっしゃる通りだと思いました。
 
論文に関してのアドバイスとしては、シューマンが生きた時代の19世紀中ごろから20世紀初頭にかけてのドイツは、激動の時代であり、ドイツとフランスの文化が交流し入り混じった歴史的な時代背景があるとのことでした。 シューマンの幻想曲の形式における不可解さは、音楽史の発展から生まれたものだけでなく、そのような歴史的な背景によるものから生まれた面があるというようなことが先行研究にも書いてありました。

論文は第1楽章の演奏解釈を中心に論じたものですが、諸先生のおかげで納得いくものが書けたと思っております。

帰りにイタリア料理のお店でおいしいパスタ・ランチを食べ、ドレス・ショップ(AIMER阪急三番街店)で新しいステージ衣装を買い求めてきました。

ドレスは女性ピアニストにとってはユニフォームと同じですが、カラフルな色や素敵なデザインのドレスを見るとイメージがふくらみ、ドレス選びは練習の合間の束の間の休息の時間です。

ラベンダーとターコイズブルーのドレス2着を購入いたしましたが、練習のモチベーションアップにしようと思います。

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2017_01
02
(Mon)06:49

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2017

昨日2017年ウィーン・フィル ニューイヤーコンサートが衛星放送でテレビ放映されましたが、今年の指揮者はグスターボ・ドゥダメルでした。 ドゥダメルはまだ35歳の若手指揮者でニューイヤーコンサートに登壇した指揮者の中で最年少の指揮者だそうです。

南米のベネズエラ生まれの指揮者ですが、多くの指揮者からもその才能を認められている天才指揮者です。

昨日の演奏も正確なリズムの中に豊かでおおらかで起伏の富んだ音楽が溢れており、クラシックの世界の次世代をになう天才の出現を予感させる素晴らしい演奏でした。  そのエネルギーに満ちた若いアグレッシブな音楽がこれから年功とともにどのように変わっていくのか見守るのも楽しいかもしれません。

2007年、ローマ教皇ベネディクト16世の80歳を記念する公演で演奏されたドヴォルザークの「新世界より」の第4楽章にリンク致します。

ドヴォルザーク 新世界より♪~グスターボ・ドゥダメル

来年のニューイヤーコンサートの指揮者は私の好きな指揮者のリッカルド・ムーティです。 ベテランの指揮者の方ですが、端正で厳格な指揮をする指揮者です。

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサートを見ていて毎年思う事ですが、生のお花の美しさに魅せられます。 素晴らしいウィーン国立バレエ団の踊りと共に毎年ヨーロッパの文化を満喫できて私の新年の楽しみの一つになっております。


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2017_01
01
(Sun)09:35

本年もよろしくお願い申し上げます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

昨夜はNHKEテレでピアニストの中村紘子さんを偲ぶ番組が放送されておりました。 チャイコフスキーのピアノ協奏曲が流れており、とても素敵でした。 レッスンをされている模様も流れており、初めて見ましたが、とても細かく音楽的な内容や身体の使い方、奏法についてレッスンされていて印象的でした。 中村紘子さんの著書を何冊か読んだことがあります。

邦人のピアニストの演奏会に足を運んだりCDを購入する現在では当たり前のように行われている事の先がけとなられたピアニストの方で、あの華やかさとオーラは並ぶ人はいないのではないかと思います。 ご冥福をお祈り申し上げます。

さて今晩7時からはNHKEテレでウィーン・フィルニューイヤーコンサートが放送されますが、これは毎年ウィ―ンで開かれるニューイヤーコンサートが全世界に向けてライヴで衛星中継されるものです。

今年は若手指揮者のグスターボ・ドゥダメルが登場致しますが、ドゥダメルはクラシック界に旋風を起こしている今人気の指揮者の方です。

ウイーン・フィルの一糸乱れぬリズムと艶やかな弦の音が私は好きで毎年新年には必ずニューイヤーコンサートを聴きます。

2002年小澤征爾さんが指揮者として登壇された時の模様がyou tubeにアップされておりますのでリンク致します。

2002年ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート♫~指揮 小澤征爾



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2016_12
17
(Sat)18:31

ソナチネとモーツァルトについて

ピアノを習われる方が必ずと言っていいくらいお勉強する本に「ソナチネ」という教本がありますが、最近はいろんな方が校訂されたソナチネの教本が出ており、教本の選択肢も広がっております。

原典版の楽譜以外はどの教本でもそうですが、校訂された方の解釈に基づいて編纂されており、楽譜に書かれている解釈が全てというわけではありません。

いろんな出版社から出ている楽譜を数冊購入し比べてみるのも楽しいものです。

さて私はソナチネは幼稚園の時にお勉強致しましたが、その時先生に要求された事は、楽譜に正確に丁寧に演奏するという事だったように思います。 自分の感情に溺れて弾くのではなく、拍に忠実に演奏するという事を指導された記憶があります。

ところで私が使っていた全音楽譜出版社の「ソナチネ」の楽譜の中にはモーツァルトやハイドンやベートーヴェンの簡単なピアノ・ソナタものっておりましたが、、私も小学校低学年までに「ソナチネ」の中で一応それらの読譜は致しました。 しかし小学校高学年になって本格的にピアノ・ソナタをお勉強する際には「ソナチネ」の本の中でお勉強した時とは違って精神面などもっと高度な内容を要求されたように思います。

全音出版の「ソナチネ」に載っている有名なピアノ・ソナタにモーツァルトのK.545ハ長調というモーツァルト晩年期のピアノ・ソナタがありますが、私は小学5年の時コンクールの課題曲でこの曲を弾きました。 幼稚園の時「ソナチネ」の教本の中でお勉強した際に要求された事とは全く違うレベルの繊細な音色や音で感情を表現する事を要求された記憶がございます。

しかし今大人になって再びモーツァルトのソナタを取り出して弾いてみる時に、子供のような純粋無垢で天真爛漫な音を作り出すのは大変難しい事です。 お勉強が進んだ分、自分に課すタスクも厳しくなり、子供の時に比べると感情も複雑になっておりますので「子供は天才」というわけにはまいりません。。 音符が少ない分、一つの音符に込められた質量は大きく、今はモーツァルトほど難しい作曲家はいないのではないかと思っております。

私の好きなピアニストの一人にオーストリアの女流ピアニストのイングリッド・へブラーがいますが、彼女のようにモーツァルトだけで演奏会をする事ができ聴衆の方に感動を与えられたらそれはピアニストにとって素晴らしい事だと思います。

幼稚園の時のソナチネ9番、5年生の時のモーツァルトのソナタK.545、そして先日弾いたモーツァルトピアノ四重奏曲第1番の演奏にリンク致しますので、年齢に応じた演奏の良さを楽しんで頂けたらと思います。

クレメンティ ソナチネ Op.36-3 第1楽章♫~谷真子(幼稚園)
モーツァルト ピアノ・ソナタK.545 第2,3楽章♫~谷真子(小5)
モーツアルト ピアノ四重奏曲第1番♫~谷真子(2016,11,7)


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2016_12
11
(Sun)17:45

コンサートに行ってまいりました。

今日は父の知人の奥様で声楽家の方のクリスマス・コンサートへ行ってまいりました。

”世界で初めのクリスマス”と題されたコンサートですが、このタイトルはコンサートの2部で歌われた曲の題名です。 山田修一さん作詞・作曲の曲ですが、歌詞が胸に沁みる讃美歌でした。

1部はチェロ演奏、ソプラノ独唱、2部はフルート演奏、チェロ独奏、讃美歌と言う構成でしたが、心安まる暖かい時間を過ごす事ができました。

「安かれわが心よ」「聖らに星すむ今宵」という讃美歌は初めて聴きましたが、とても美しい曲でした。

ソプラノ独唱はプッチーニのオペラ「蝶々夫人」より”ある晴れた日に”と”かわいい坊や”でしたが、歌詞を分かりやすく解説して下さったので、情景が目に浮かび、美しい歌声に楽しませて頂きました。

いつもコンサートをお届けする方ですので、たまにはお客様としてコンサートを楽しむのもリフレッシュできて良かったです。


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2016_12
03
(Sat)09:15

私のブログ「message」とブログ「musica」について

短いピアノ・レッスンの時間では生徒さん達にピアノのテクニック的な事などお伝えする内容が多く、曲の背景や音楽についての雑感、その他の私のエピソードなどなかなかお話しする時間がございません。 

そこで門下の生徒さんたちに楽曲の作曲された背景や多くのピアノ曲をご紹介するため、また種々の情報提供、少し先を歩いているピアニストの先輩としてのアドヴァイス、音楽についての雑感、私のエピソード等を伝える事を主な目的として2つのブログを始めました。

ブログ「message」の方はピアニストとしての私の立場から、ブログ「musica」の方はピアノ講師としての私の立場からと少し視点を変えて書いております。

ピアノという楽器は楽譜が難しいためどうしても読譜とそれを再現する事に追われてしまい、芸術であるという事を忘れてしまいがちです。 ピアニストは「音符」という言葉で他者とコミュ二ケーションするわけですが、その補足として分かりやすい「文字」と言うツールを使い、ブログでレッスンの側面補強をしております。

現在は、門下生以外のクラシック音楽を愛好される大勢の方々にもブログを訪問して頂いており、時にはお便りを頂く事もありますが十分な対応はできておりません。 また演奏会で私のピアノを聴いて頂けたらと思います。

門下の方々にはブログが何かのお役に立てば嬉しく思います。


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2016_11
30
(Wed)09:05

音楽と絵画

絵画は視覚芸術、音楽は聴覚芸術といえると思いますが、素人の方には視覚芸術の方が聴覚芸術よりも芸術として認識しやすいのではないかと思います。

実はピアニストの仕事というのは画家さんと同じなのです。 画家さんは白いキャンパスに絵の具と絵筆を使って絵を描きますが、ピアニストも絵を描いているのです。 ピアニストはホールという空間に絵の具(音色)と絵筆(いろいろなタッチ)を使って絵を描いているのです。

視覚芸術は残りますので目の前で全体像をゆっくり見る事ができますが、聴覚芸術は瞬時消えていきますから残像を繋ぎあわせて聴衆自身で作品を完成させなくてはいけません。 ですから芸術として認識するのが難しいのです。

絵の具や絵筆は多ければ多いほど良い絵画になりますが音楽も同じです。 音色が多彩であればあるほど、またタッチの数が多いほど良い演奏になります。

そこで、「音」は絵の具と同じで色を持っているのだという事をご存じない方も多いのではないかと思います。 音には色があるのだと認識しながらピアノを弾くと、たとえ導入の方でも5種類くらいの色は作れます。 その後訓練でこの色の数を増やしていくのですが、この色彩感を鍛えるためにピアニストは良く絵画を見に行きます。

一方絵を描くには絵筆が必要ですが、ピアノ演奏にもその絵筆と同じ様々なタッチが必要です。 これも長い時間をかけて訓練しながら様々なタッチを覚えます。

ところで私は日本の洋画家では小磯良平さんという画家の絵が好きなのですが(この好みは祖母から母へ、そして私へと受け継がれているものです。)、神戸に神戸市立小磯記念美術館がありますので宜しければ是非一度訪れてみられて下さい。 東京の迎賓館にも小磯良平さんの作品は飾られておりますが、端正な品格の高い絵を描かれる画家さんです。

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左「絵画」 右「音楽」 小磯良平画伯作

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「斉唱」 小磯良平画伯作

絵も宗教画から、肖像画、風景画、写実画、抽象画等時代の流れで歴史がありますが、音楽も同じです。 バロックから古典派、ロマン派、近代、現代と歴史があり音楽の場合は全ての分野を弾くことを求められます。

ピアニストは日々の練習に追われ美術館に足を運ぶ時間を確保するのが難しいですが、私もなるべく時間を作って美術館には足を運ぶようにしております。 本物の絵画を見るのがベストですが、美術館になかなか行く時間のないお子さんの場合、自宅で画集を手に取って眺めるだけでも色彩感覚は鍛えられるかと思います。

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2016_11
29
(Tue)19:29

クリスマスの音楽

もうすぐ12月、クリスマスの季節ですね。 我が家もクリスマスを迎えるためにツリーを飾りました。
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私はクリスチャンではありませんが、クラシック音楽に関わる仕事をしているので、クリスマスにはささやかなツリーを教室の入り口に飾りお祝いを致します。

クラシック音楽は教会でのミサ音楽が母胎となって発展してきた音楽ですので、クラシックの源流を知ってもらうためにも12月はミサ曲のCDや誰でも口ずさめる讃美歌を受付でかけております。

競争社会の厳しさにさらされている子供たちに、レッスンを受ける前に気分を変えてもらうために、いつもは受付でハイドンの弦楽四重奏などのCDをかけているのですが、12月はクリスマスの穏やかさを感じてもらえたらとウィーン少年合唱団等の歌うミサ音楽や讃美歌、またある時はモーツァルトのミサ曲をかけます。

最近は日本でもクリスマスを祝う習慣が文化として定着しておりますが、普段あまり聴かないモーツァルトのミサ曲などに耳を傾けてみられるのはいかがでしょうか。

ウィーン少年合唱団讃美歌
モーツァルト ミサ曲ハ短調 K.427
モーツァルト 戴冠ミサ ハ長調 K.317


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2016_11
28
(Mon)13:06

クラシック音楽の楽しみ方

クラシック音楽は難しい音楽理論に則って作曲されておりますので、それを専門に学ぼうとすると長い年月のかかる壮大な世界ですが、趣味でクラシック音楽を聴かれる方にとっては一時世俗を忘れ心が癒される楽しい世界ではないかと思います。

もちろん音楽学者顔負けの知識を持たれ、趣味とは言ってもかなり専門的に楽しまれている方も中にはいらっしゃいますが、多くの方は難しい事は分からないけれどもクラシック音楽を聴いたら心が浄化され安らぐから好きという方が多いのではないかと思います。

演奏にはもちろん正しい演奏と間違った演奏の2種類がありますが、しかし正しい演奏に唯一の正解があるわけではありません。

その点が数学やスポーツと異なる点ではないかと思います。 100点の演奏にもいくつかの正解があり、また1位の演奏も一つとはかぎりません。

最終的には、どのピアニストを好むかは聴かれる方の好みによって決定されるのではないかと思います。

お洋服を選ぶ場合も、インテリアを考える場合も、その他日常のあらゆる場面で何かを選択する時に自分の好みと言うものがあるのではないかと思います。

育った環境や友人の影響や現在置かれている社会的ステータスなど様々な要素で人間の好みと言うものは形成されるのではないかと思いますが、自分の感性に合ったものに触れると安堵感を覚えます。

どのピアニストを好むかと言うのもこれに近い所があるのではないかと思います。

ちなみに私は自分でも好みは保守的な方だと思うのですが、お洋服でもインテリアでも伝統的で端正なものを好みます。

ですから好むピアニストもクラシックの王道を進む正統派の端正なピアニストを好みます。

でもそうではない音楽関係者の方も多くいらっしゃいます。 伝統を打ち破り斬新な演奏をするピアニストや華やかな聴衆を引きつけるパフォーマンスをされるピアニストを好まれる方も多く、これはどちらが良いまたは悪いという問題ではありません。

クラシックの世界は敷居が高くてと敬遠される方々も、難しく考えずご自分の好むピアニストの音楽を理屈抜きで楽しく聴かれたらそれで良いのではないかと私は思います。

演奏は人生経験そのものですので、若い人の演奏には血気盛んなエネルギーがあり、また人生経験豊かな方の演奏には人生を語るものがあります。 また男性ピアニストには男性の、女性ピアニストには女性特有の良さがあります。 

いずれにしましても日本でもお食事に行くように気楽に生の演奏会に足を運ばれる方が増えていく事を日々願っております。


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2016_11
26
(Sat)09:40

大学院

昨日は午前中、大人の方をレッスンした後、今通っている大学院まで論文のサブ・アドヴァイスを受けに行ってまいりました。

論文のタイトルは「シューマンの幻想曲Op.17についての研究」で、第1楽章の演奏解釈を中心に論じたものですが、完成に向けて作曲学的な見地からサブ・アドヴァイスを頂くために、作曲の先生のゼミを受けに行きました。

シューマンの「幻想曲」は昔から綺麗な曲だなと思いながらアラウ・ホロヴィッツ等のCDを良く聴いておりましたが、大阪倶楽部での阿部裕之先生のシューマンの「幻想曲」の演奏を聴いた時、幻想曲ではあるもののその構築力の素晴らしさ、まるで図面を引いてその通りに綿密に建てられた建築物であるかのような演奏に感動致しました。

その事がきっかけで、私はシューマンの「幻想曲」について研究してみようと思い、論文のテーマをそれにいたしました。

シューマンの「幻想曲」は、シューマン自身は初めは「ピアノ・ソナタ」と題しておりましたが、出版社の方で「幻想曲」と変更したというエピソードを持っている曲です。

当時はベートーヴェンによって古典派のピアノ・ソナタはすでに完成されており、作曲家たちは新しい時代のピアノ・ソナタを模索しておりました。 過度期のシュ-ベルトに始まり、シューマン、リストとロマン派の作曲家へと歴史は繋がるわけですが、シューマンの「幻想曲」はロマン派の時代の新しいピアノ・ソナタの萌芽と言えのではないかと言うのが今回の私の論文のテーマです。

それを証明するためにいろいろな先行研究から論文を作成していくわけですが、論文を書くにあたってはお作法というものがございます。 そのお作法を教授からご指導頂くわけですが、これがかなり大変な作業です。

完成しましたらブログにアップ致しますので、またご興味のある方はお読みください。 ページ数はだいたい100ページくらいの論文です。

今日は新しくレッスンを始められた5歳の男の子のレッスンがありますので、気持ちを切り替えてレッスンに臨みたいと思います。


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2016_11
20
(Sun)20:26

午後から京都まで足を伸ばして充電してまいりました。

京都まで足を伸ばして充電をしてまいりました。

予定では嵯峨野の大覚寺まで紅葉を見に行くつもりでしたが、午後からの外出だったために京都駅からのバスが大渋滞に巻き込まれ閉門に間に合いそうになく、途中の松尾大社で下車して次の演奏会の成功を祈願して戻って来ました。

京都駅市バス28番乗り場
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松尾大社
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松尾大社参道
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阪急松尾駅ホーム
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私の自宅は奈良市学園前という所にありますが、京都と大阪の県境になるため、大阪へも京都へも30分で出かける事ができます。 ですから大阪のシンフォニーホールもいずみホールも京都の京都コンサートホールへも意外と近く40分から1時間見ておけば行く事ができます。

演奏のお仕事が終わると必ず毎回充電するようにしているのですが、レッスンがありますので遠出はできないため、京都へは良く足を運びます。 泊りがけで観光に来られる方も多いですので気楽に足を運べるのは贅沢な事だといつも思いながら英気を養っております。

帰りは烏丸の大丸に立ち寄りお食事とお買い物をして戻りました。

来年の4/29の東京音楽大学校友会関西支部の演奏会でソロを弾く事に急遽決まりましたので、また気分一新で頑張りたいと思っております。


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2016_11
18
(Fri)23:12

譜めくりのお仕事について

生徒さんから演奏会の時譜めくりをされる方はどういう方なのかと質問がありましたので、今日は譜めくりの仕事について書いて見ようと思います。

ピアニストが室内楽や伴奏のコンサートをする時は、楽譜の譜めくりをして下さる演奏家の方を見つけなくてはいけません。(主催者の方で準備したり、ホール専属の譜めくりの方がいる場合もあります。)

簡単な伴奏でしたら楽譜を切り貼りして作り直し、ピアニスト自身で譜めくりをする場合もありますが、室内楽や長い伴奏ですと一瞬の間に譜めくりをするピアニストを聴衆の方が見ているとまるでサーカスを見ているようで聴衆の方もピアニストも演奏に集中できません。

そこで譜めくりをして下さる演奏家の人を探すわけですが、これは結構大変な事なのです。 演奏家は忙しい人が多くみなレッスンや練習でスケジュールが詰まっています。 急にお願いしても断られるケースが多く、コンサートの予定が決まったら早めに譜めくりの仕事をして下さる方を依頼しておきます。

大学の先生は学生さんにアルバイトで依頼されるケースが多いですが、それ以外はプロの音楽家の方に譜めくりの仕事を依頼します。(コンサートの共演者にお願いする場合もあります。) 一見簡単そうに見えますが、実は大変な仕事なのです。 ピアニストの邪魔をしないように左手で楽譜をめくらなくてはいけませんし、また素早く椅子を立ち素早く座らなくてはいけません。 譜めくりの仕事が演奏会の成否に関わる事もあります。

決まりはありませんが一回の譜めくりでの謝礼は5,000円から10,000円の間です。

私の前回のブラームスピアノ三重奏曲第1番と今回のモーツァルトピアノ四重奏曲第1番の演奏の譜めくりをして下さった方は、福原瑞木さんとおっしゃる奈良在住のピアニストの方です。

福原さんは大阪教育大学芸術コースと同大学院を卒業されたピアニストの方ですが、丁寧で端的な譜めくりをされますので、信頼して譜めくりをお願いしております。

私自身は譜めくりはあまり得意ではなく、積極的にはお受けしておりません。

ピアノソロコンサートは舞台上はピアニスト一人で解決致しますが、デュオ、トリオ、カルテット、クインテット、声楽の伴奏等は陰の仕事の譜めくりと言う重要な仕事をして下さる方がいるからこそ演奏会は成立しております。

演奏会の成功の陰にはこのようにいろいろな大勢のスタッフの方がいらっしゃいます。 お子さんは練習して舞台で成果を披露するのも大切なお勉強ですが、自分を支えてくれる大勢のスタッフの方に感謝の念を忘れずご挨拶をすると言うのも大事なお勉強かと思います。


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2016_11
01
(Tue)10:25

国会図書館関西館まで行ってまいりました。

昨日はレッスンの前に、国会図書館関西館まで行ってまいりました。

現在私は大学院で「シューマンの幻想曲Op.17についての研究」という論文を書いておりますが、比較対象としてのシューマンのピアノ協奏曲の論文を読むために、国会図書館の本館(東京館)から「アルフレッド・コルトーのピアノ演奏法と解釈」という本を取り寄せておりました。

以前もCharles Rosenの「ソナタ諸形式」を東京館から取り寄せた事があります。

資料が入りましたので国会図書館関西館までコピーに行ってきました。 国会図書館関西館は京都の学研都市にありますが、私の自宅から車で10分くらいです。

公営の図書館のように貸し出しはできませんが、日本国内で出版された全ての出版物が保存されています。

スーツケースを携えた方々が全国各地から資料の検索にいらしています。

演奏活動と指導の仕事、そして論文の執筆を両立させる事は想像以上に難しく頭の切り替えが必要となってきます。

入口より全景を望む。
広大な庭の中にあります。
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4Fのカフェテリアよりも空中庭園が見えます。
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2016_10
25
(Tue)21:40

ピアニストは普段どんな練習をするのでしょうか?

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ピアニストの演奏する姿と言えば本番の舞台でドレスを身に付け目にも止まらぬ早業や心に響く音楽を披露する姿をイメージする方が多いと思います。

そのために普段のピアニストはどんな練習をしているのでしょうか?

まず毎日スケール全調を練習するのはウオーミングアップとして当然のことですが、他には私の場合は練習前にバッハの平均律とショパンのエチュードから何曲か取り出してさらいます。

ちなみにピアニストのルービンシュタインは毎日練習の前にバッハのフランス組曲を全曲さらっていたそうです。

コンサートなどでかかえている曲の練習は、通して本番のペースで弾く事は普段はほとんどいたしません。 普段はパーツに分けてゆっくりとした練習を様々な形で行います。 

曲を仕上げるというのはちょうど手芸のパッチワークと同じ作業かもしれません。 各パーツを正確に仕上げていき全貌を見せるのは本番の舞台だけになります。 リハーサルでも本番のテンポでは弾きません。 いろんな事を確認しながら慎重に全体を通します。

ですから家族はいつも各パーツを制作している私の職人姿を見るだけで、気持ちよく音楽に耳を傾けて私のピアノを家で聴くという事はした事がありません。 家族も本番の舞台でしかその全貌を見、また聴く事はできないのです。

服装ももちろん普段はドレスで練習するわけではありません。 スポーツ選手と同じで動きやすい服装で練習します。

ピアノの練習は耳と脳を極度に酷使致しますので、細かく休憩を取り甘いものを補給して、いつも集中した状態で練習に臨めるように心掛けます。

ピアニストというお仕事はプロのスポーツ選手と職人さんと学者さんのお仕事をミックスしたようなお仕事かもしれません。

教室のブログ「musica」の方に生徒さん向けの”正しいピアノの練習の仕方”という記事を書きましたが、ピアニストも同じで普段はリズム練習などの部分練習やゆっくりと音楽を作る練習しかしません。 

子どもたちが演奏会で見るピアニストの姿を真似してお家で目にも止まらぬ早業で練習していると、悪い癖がつくだけでなく時間の無駄になり無益な時間になります。

ピアニストのあの早業は普段のゆっくりとした練習や部分練習の積み重ねの結果だという事を知ってもらい、子供には効率の良い有益なピアノライフを過ごしてもらいたいと思います。


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2016_10
23
(Sun)18:27

生徒さんのStudent ConcertのためにB-tech Japan Osakaまで行ってきました。

門下の生徒さんのStudent Concertのために新大阪のB-tech Japan Osakaのスタジオまで行ってきました。

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使用ピアノはウイーンのベーゼンドルファー・インペリアルという世界の銘器ですが、皆さんその大きさと豊かな音量に驚いていたようです。

良いピアノは音色の多彩さを弾き手に教えてくれますので生徒さんもお勉強になったのではないかと思います。

少し時間が残りましたのでモーツァルトピアノ四重奏曲第1番の練習をしてきました。

(次回の発表会は学園前のサロンのアートサロン空でサロン・コンサートを考えております。) 


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2016_10
19
(Wed)18:55

B-tech Japan Osakaからベーゼンドルファー200の調律にきて頂きました。

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普段は調律は1年に1回来て頂いているのですが、今回はオーバーホールの直後という事もあり、狂いが激しいので半年で調律に来て頂きました。

技術の方は業界では凄腕で有名なコンサート・チューナーの菊池和明さんです。 菊池さんとは私が高校生の時からのお付き合いで、ベーゼンドルファー購入時の選定にも立ち会って頂いた技術の方です。

厳しい中に大きな愛情をお持ちの方で、私が全幅の信頼を寄せさせて頂いている方です。

すっきりとした音に変わり、11月7日の演奏会に向けて気持ち良く練習できそうです。

昨日サロン・クラシックの中西さんから連絡があり11/7の演奏会のリハーサルが11/4に決まりました。

ヴァイオリンの松川暉さんは卒業式出席のためイギリスへ行かれるので参加できず、ベルギーのヴァイオリニストの方にリハーサルはお付き合いして頂く事になりました。

11/7は大勢の方のご来場をお待ち申し上げております。


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2016_10
16
(Sun)10:52

私の前半生の音楽人生

私は3歳の時からピアノの個人レッスンを受けておりますが、4つ違いの姉がピアノを習っていた影響でバイエルを2か月で修了するという先生も驚く子供だったようです。 教本は常に8冊くらいはしており多い時は10冊を超えることもありました。
曲に好き嫌いはあまりなくバッハ、エチュードも楽しくお勉強した記憶がございます。 現代曲のバルトーク、カバレフキーの和声にも抵抗感はなく先生は母に小さい時から専門に進むようにとアドヴァイスされていたようです。

第9回日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディション全国大会入賞・全国優秀者演奏会出場、第47回全日本学生音楽コンクール小学校部門入選を経て小学6年生から相愛大学名誉教授故片岡みどり先生のご自宅へ直接ピアノレッスンに通うようになりました。

片岡みどり先生ご指導の元、中学1年の時第48回全日本学生音楽コンクール中学校部門に入賞し入賞者演奏会に出場致しました。 13歳から片岡先生に勧められ外国の教授方のレッスンも受けておりましたが、中学3年からは東京のピアニスト関孝弘先生のお宅へ毎週新幹線でレッスンに通うようになりました。

この頃の私は高校卒業後は外国へ留学する事を視野に入れながら毎週東京までレッスンに通っていたように思います。

関先生にはバッハの平均律、ショパンのエチュード、ベートーヴェンのソナタ、ロマン派、近代曲と毎週何時間もレッスンして頂き、今私が演奏活動を続けていけているのは関先生のおかげではないかと思っております。

その後私は治安の問題もあり日本の音楽大学へ進学する道を選んだわけですが、東京の国立の大学と私立の大学1つを受けました。 私立の音楽大学に合格したので引き続き私は東京で音楽の勉強を続けました。

関先生のご自宅でのレッスンを引き続き受けるために、私は大学では作曲を専攻された宮原節子先生に作曲学の面からの側面補強のレッスンを受けておりました。

ピアニストの関孝弘さんは東京芸術大学大学院を卒業された後イタリアに20年近く滞在されていたピアニストの方で奥様はイタリア人の方です。

1曲を3回のレッスンで仕上げるという外国式のレッスンで、今私の手元には多くのレッスンテープが残っております。

大学卒業後は奈良の実家へ帰阪し、現在はピアニストの阿部裕之先生の元でお勉強を続けております。

私は小さい時から音楽研修でプラハへ行かせてもらったり、多くの外国の教授方のレッスンを受けたり、ウイーンのピアノで練習したりと大変恵まれた環境で音楽のお勉強を続けて来たように思います。

その全てが今の私のピアノを形成してくれているのではないかと思います。

まだ音楽人生の半分やっと過ぎた所ですが、弾いてみたい曲も数多くあり、これからも研鑽を続けてまいります。


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2016_10
12
(Wed)10:52

ピアニストへの基礎について書かれたご本を2冊ご紹介します。

今日はピアニストへの基礎の奏法について書かれたご本を2冊ご紹介します。

♫「ピアノ演奏法の基本」~美しい音を弾くために大切な事

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元東京芸術大学名誉教授の故中山靖子先生が書かれたご本ですが、ピアノ演奏法の基本について丁寧に分かりやすく説明されており、ピアノの原点である「音の美しさ」を獲得するにはどうしたらいいかが良く分かる本です。

発行所 株式会社 音楽之友社
著者 中山靖子
題名 ピアノ演奏法の基本
初版2009.4.30


♫「ピアニストへの基礎」

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コルトーの弟子のタリアフェロ女史の晩年にパリ国立高等音楽院で師事されたピアニストの田村安佐子さんが書かれたご本です。
美しいタッチについて細かく説明された本です。

発行所 株式会社筑摩書房
著者 田村安佐子
題名 ピアニストへの基礎
初版 1990.8.30

門下の方でお手に取って見られたい方は受付までお申し出ください。


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2016_10
09
(Sun)22:20

第26回日本クラシック音楽コンクール奈良本選の審査が終わりました。

なら100年会館ホールまで第26回日本クラシック音楽コンクール奈良本選の審査に行ってまいりました。

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平均点80点以上の人が全国大会へ進む事ができます。 厳しい関門だと思います。

一緒に審査に入られた先生方とお写真をとって頂きました。

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左から谷真子、福井亜貴子先生、宮本弘子先生

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左から小林かずみ先生、谷真子、福井亜貴子先生

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左から宮本弘子先生、小林かずみ先生、谷真子

福井亜貴子先生は私が子どもの頃1年間ほどお世話になった恩師の方です。 約25年ふりの再会で大変懐かしく嬉しく思いました。


審査終了後おいしいお弁当が出ました。
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音楽大学受験を控えた高校生の方が良く練習をされていて長丁場でしたが楽しく聴かせて頂きました。



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2016_10
06
(Thu)15:07

第26回日本クラシック音楽コンクール奈良本選の審査を致します。

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第26回日本クラシック音楽コンクールの奈良本選の高校生・大学生・一般の部の審査を依頼されましたので審査を致します。

日時 2016年10月9日(日)午後
会場 なら100年会館 中ホール

先日、奈良予選の高校・大学一般の部も審査いたしましたが、本選に残られた方には皆さん頑張って欲しいと思います。 当教室からも趣味で続けていらっしゃる大人の方が本選に残っていらっしゃいますので健闘を期待しております。

日本クラシック音楽コンクールというのは幼稚園から一般の方までプロ・アマ問わず参加できるコンクールですが、課題曲はなく予選・本選・全国大会通して同じ自由曲1曲で挑戦する事ができるコンクールです。

演奏途中でのカットは原則としてありませんので、受験や他のコンクールのリハーサルとして利用される方も多いです。 また難しいコンクールでなかなかタイトルがとれない人たちにタイトルをあげたいという協会の方針もあり、比較的タイトルは取りやすいコンクールかとも思います。

絶対評価で審査は行われ平均点が70点以上で予選は通過、80点以上で本選通過、86点以上で全国大会入賞と決まっております。

コンクールには運も左右致しますのでコンクールに振り回されるのは問題ですが、お勉強の指針として考えることが出来るようでしたらコンクールはお勧め致します。

日本クラシック音楽コンクール公式サイト


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2016_09
01
(Thu)19:00

志摩観光ホテルへバケイションに行ってきました。

伊勢志摩サミットが行われたので有名な志摩観光ホテルへ夏のバケイションに行ってきました。

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五十鈴川

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内宮

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志摩観光ホテル

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屋上庭園

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ラウンジから

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プール

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お部屋の窓から

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ラ・メール ザ・クラシック

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サミットのテーブル

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リスニング・ルーム

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デンマーク製の立派なオーディオ機器が置いてありました。

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2016_08
22
(Mon)21:32

第26回日本クラシック音楽コンクール奈良予選の審査に行ってきました。

第26回日本クラシック音楽コンクール奈良予選の審査に行ってきました。 高校生部門・大学生部門・一般部門を審査致しましたが、皆ピアノに真面目に取り組まれた努力の後が見え、良かったと思います。 これからも努力を続けていってほしいと願います。

同じく審査に入られた先生方は三木孝子先生と栗原はるみ先生でした。 三木孝子先生はピアニスト三木康子さんのお母様ですが、三木康子さんはこの11月に大阪のいずみホールでリサイタルをされるそうです。

さて今はピアノ・コンクールも数が多くありますが、子供のピアノ・コンクールについて思う所を書いてみようと思います。

趣味でピアノを続けていかれるお子さんは、部活代わりにコンクールを利用し、1曲を少しでも奥深くお勉強をするという事は大変良いことだと思います。

しかし専門に進みたいと願うお子さんの場合、話は少し変わってまいります。 将来専門に進みたいお子さんの場合、コンクールの結果よりもエチュードやバッハというピアノの基礎をしっかりお勉強しておかないと、後で取り返しのつかない事になる場合があります。

ハノン・エチュード・バッハ・古典派ソナタというピアノの基礎をお勉強しながら時間に余裕があるならば、コンクールに挑戦してみるのは良いことです。 しかしピアノの基礎のお勉強を全面的にストップしてコンクールだけの曲しかしないと言うのは、将来的に本末転倒になりかねません。

コンクールが大ブームの昨今ですが、将来専門を目指すお子さんはそれに流されないように地道な基礎のお勉強をしっかりやりましょう。


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2016_05
28
(Sat)07:50

ピアノ・コンクールとは?

ピアノ・コンクールは登山と同じではないかと思います。 一口に山と言っても国内の初級者向けの山から外国のプロの登山家向けの厳しい山までいろいろございます。 コンクールも同じだと思います。 主催者によってコンクール開催の目的が違いますので、自分の目的に合ったコンクールを選ぶことが大切かと思います。

しかしどんな初級者用の山でも登山は登山です。 万全の準備をして臨まないと思わぬ事故に巻き込まれる事もあります。 ピアノコンクールも同じだと思います。 どんな小さなコンクールでも自分にできる最善の努力をして出場しなければ予選の通過は難しいものがあります。

「何故山に登るのか?」「それはそこに山があるから」と答えた登山家がいますが、ピアノコンクールも同じだと思います。 頑張る途中経過に意義があるのであって、結果がどうであれ結果が出た瞬間から、それが次のスタートになります。 

生きる力を学ぶために部活を致しますが、子供のピアノ・コンクールは個人競技の運動部の部活と近いものがあるかと思います。子供のピアノ・コンクールは保護者の方が捉え方を間違えなければ、生きる力を学ぶ良い機会ではないかと思います。


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2016_05
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(Sun)16:55

英気を養うため練習の合間に近くの霊山寺までバラを見に行って来ました。

練習の合間に近くの霊山寺まで休憩がてらバラを見に行ってまいりました。 世界各国のバラが丹精を込めて育てられており、その美しさに思わずシャッターを押しました。 音楽もそうですが、バラにもお国柄があるのだと思いました。

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(Sat)07:55

日本ピアノ教育連盟会報が届きました。

公益財団法人日本ピアノ教育連盟の会報が届きました。

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ジュリアード音楽院教授のマッテイ・ラエカッリオ氏の「ベートーヴェン以降の物語るソナタ/ドラマとしてのソナタ形式」という講演や平野昭氏の「古典様式のソナタとロマン主義のソナタ」の講演の記事が、今私が大学院で書いている論文のテーマに似通っており、大変興味深く読みました。

日本ピアノ教育連盟というのは、ピア二ストやピアノ教育者の集まりで、自らの啓発のために種々の企画を催している団体の事です。

1年に1回ピアノ・オーディションというコンクールも開催されておりますが、小学校5年の時、このコンクールのA部門に入賞して全国優秀者演奏会に出場した事があります。→こちら

ピアノと言う楽器は個人作業ですのでどうしても自分の枠にはまりがちですが、このような勉強会のグループがあることは、自らの啓発にもつながり有り難い事だと思っております。

日本ピアノ教育連盟公式サイトはこちら

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(Sat)18:34

京都の嵐山まで充電に行ってまいりました。

7月7日に奈良の秋篠音楽堂で室内楽のコンサートがありますが、その前に充電のため京都の嵐山まで行ってまいりました。 桜のシーズンはもう終わっておりましたが上品な山のフォルムとマイナスイオンに癒されて戻ってまいりました。

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老舗コーヒーショップイノダにて
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(Fri)19:25

春の無料体験レッスンキャンペーン!!

入園・入学・卒業と季節の変わり目でございますが、ただいま当教室では通常有料の体験レッスンを4月末までに限定し無料とさせていただいております。

この際に、一度現役ピアニストのレッスンを受講されてみられませんか?

体験レッスン問い合わせフォーム

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(Sun)09:00

秋の、先生と門下生によるミニ・コンサート開催のお知らせ

<門下の皆様方へ>
2016年10月30日(日)B-tech Japan Osakaのスタジオにて先生と門下生によるミニ・コンサートを予定いたしております。

B-tech Japanはウイーンの至宝ベーゼンドルファーピアノの技術部門を専門に扱っている会社ですが、スタジオが併設されておりインペリアルという素晴らしいウイーンのベーゼンドルファーのピアノが置かれております。
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録音などにも使われる小さいスタジオですが、ピアノと音響効果が大変素晴らしく今回そこで門下生の皆さんによるコンサート形式の演奏会を開く企画をたてております。 

収容人数が20名のスタジオですので、生徒さんをグループに分け、一人の持ち時間を長くした演奏会を考えております。

各ご家庭の方での録音・録画も至近距離で行って頂くことが可能です。

プログラムは先生の方で構成いたします。

なおスタジオの予約が2ケ月前からですので、予備日として10月23日(日)もご予定下さいませ。 詳細は8月に個別にお知らせいたします。

B-tech Japan 公式サイト


レッスン問い合わせ

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生徒さんのレッスン用ピアノのヤマハグランドピアノの調律に来て頂きました。

生徒さんのレッスン用ピアノのヤマハグランドピアノの調律に来て頂きました。

このピアノは私が東京音楽大学に通っている時に東京のマンションで弾いていたピアノですが、自宅で私が練習に使っているウイーンのベーゼンドルファーピアノの音色に近い良い音がいたしますので、大学卒業後東京のマンションから自宅に持ち帰ったピアノです。

帰阪する際にヤマハ池袋店の方からヤマハ神戸店の技術の佐藤誠さんをご紹介頂き、以来ずっと佐藤さんにはヤマハグランドピアノの調律でお世話になっております。

ピアノは調律して頂いたその日から少しずつ音の狂いがはじまるわけですが、レッスン用のピアノは1年に1回のペースで調律に来て頂いております。 ピアノはメインテナンスが出来ていないとレッスンの効果が上がらず、音程の把握が難しいものがあります。 技術の方のお力は言葉では言い尽くせないものがございます。 

以前ヤマハ池袋店の思い出やピアノと湿度についてブログを書いたことがございます。 合わせてお読み頂けたらと思います。

参考ブログ
ヤマハ池袋店の思い出
ピアノと湿度

ヤマハ神戸店公式サイト


レッスン問い合わせ
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(Fri)06:00

クリスマス

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クリスマスの時期におすすめの音楽をご紹介いたします。。
コレッリ作曲 クリスマス協奏曲(コンチェルト)♫です。

コレッリ(1653~1713)はイタリアのバロック時代の作曲家でヴィヴァルディやバッハよりも大先輩にあたる作曲家です。

合奏協奏曲作品6第8番「クリスマス協奏曲」は、終楽章の後半部に、コレッリ自身が「キリスト降誕の夜のために」と併記した「パストラーレ」と呼ばれる緩やかな曲を有することでそう呼ばれております。

このパストラーレというのはイタリアのピッフェラーリがクリスマスイヴに演奏するメロディの事です。

<ピッフェラーリ>
クリスマスの時期に羊飼い達がローマを訪れ聖母マリア像の前でバグパイプやオーボエを演奏する習わしがあり彼らの事をピッフェラーリ(pifferari)と呼びます。

聴いていると、バロック時代の素朴な音楽に心癒されます。
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美しい小品 3曲

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スタジオもクリスマスです。


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第1曲目は皆様ご存じのグルックの「精霊の踊り」という曲です。

グルック(1714~1787)はオペラ改革理論を実践したドイツの作曲家ですが、そのグルックが1762年に作曲した有名なオペラに「オルフェオとエウリディーチェ」というオペラがあります。 その中でパリ版の第2幕第2場に「精霊の踊り」という美しい曲があります。 これは天国の野原で精霊たちが踊る場面ですがその深い森の霊気や暖かい光などが感じられる自然の光景には深く心に訴えかけてくるものがあります。

それは「自然」の素朴な美しさ、飾りのなさにこそ「真実」があるとするグルックの芸術感が表れているのではないかと思います。

「オルフェオとエウリディーチェ」というオペラは原作はギリシャ神話からとられたものですが、愛する妻の姿を求めて、黄泉の国へと行ったオルフェオが竪琴を奏でると地獄の霊たちも心を動かされます。 そして晴れやかな野原で精霊たちが踊る中にエウリディーチェを見つけます。 連れて戻ろうとしますが、不審がるエウリディーチェをオルフェオは約束を破って振り返ってしまいます。 エウリディーチェは息絶えてしまい悲しんだオルフェオは自らも命を絶とうとしますが、二人の愛の強さに心打たれた愛の神はエウリディーチェを生き返らせ二人は仲良く結ばれるというお話です。

オーケストラの「精霊の踊り」にリンク致します。
グルック 精霊の踊り♫~ロンドン交響楽団

次はフルート独奏にリンク致します。
グルック 精霊の踊り♫~フルートとハープ

次はクライスラー編曲「メロディ」にリンク致します。
グルック/クライスラー メロディ♫~ヴァイオリン(パールマン)

次はピアノ編曲にリンク致します。
グルック/Sgambati メロディ♫~ピアノ(キーシン) 

グルック/スガンバーティ メロディ 楽譜♪~アカデミア・ミュージック



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第2曲目はグリンカ/バラキレフ「ひばり」です。

ミハイル・グリンカ(1804~1857)はロシアの国民音楽の父・近代ロシア音楽の父と称されるロシアの作曲家ですが、グリンカを崇拝していたミリー・バラキレフ(1837~1910)がグリンカの歌曲をピアノ独奏用に編曲した小品に「ひばり」という美しい小品があります。

グリンカ ひばり♫~Galina Vishnevskaya(ソプラノ)
グリンカ/バラキレフ ひばり♫~エフゲニー・キーシン(ピアノ)・・・スコア付き




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第3曲目はカタロニア民謡(カザルス編)「鳥の歌」です。

カザルスは20世紀のスペインを代表するチェリストですが、カザルスが自ら編曲し演奏していた曲に祖国カタロニアの民謡「鳥の歌」という曲があります。 カザルスは「カタロニアの小鳥たちは高い空でピース(平和)、ピースと鳴くのです。」と言いこの美しい調べを演奏する事で平和のために戦い続けましたが、カザルスの魂の声とも言える小品です。

イギリスのチェリストのウェッバーがカザルスのエピソードやコメントを編纂した本に「パブロ・カザルス鳥の歌」という本がありますのでご紹介いたします。 その中に「音楽」という項目がありますが、カザルスの言葉として「音楽を心からうやまいなさい。 それが音楽の第一の掟だ。」という言葉があります。 とかく結果に走る世相の中で深く考えさせられる言葉だと思います。

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パブロ・カザルス 鳥の歌 ちくま文庫

カザルス 鳥の歌




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ひばり

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鳥の歌

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鳥の歌

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グリンカ/バラキレフ ひばり 楽譜♪~アカデミア・ミュージック


明日はレスピーギの「リュートのための古代舞曲とアリア」について書きます。















2015_11
15
(Sun)06:07

芸術とは何でしょうか?

MESSAGE
モーツァルトのクラビコードとピアノフォルテ

私は今大学院で表現系という分野を専攻しておりますが、そこはピアノの方ばかりではありません。 声楽の方、舞踊の方、建築の方、絵画の方、彫刻の方など、ジャンルに関わらず何かを表現している人の集団です。 そこで自分の専攻する分野を通して表現する事とはどういう事かを分析し論文を書くという学部です。

私達は皆日々何かを表現致しております。 生きている人間で何かを表現していない人間はいないのです。 なぜなら表現するという事は「生きる」という意味だからです。 赤ちゃんでも何かを常に表現致しております。 寝たきりのご老人でも自分の意志はございます。 みな人間は生きている限り何かを表現しているのです。

さて少し難しい言葉になりますが、「共通感覚」という言葉がございます。 天才(ゲーテ、スクリャービン、カンディンスキーなど)はみなこの「共通感覚」をもっているそうです。 共通感覚を英訳するとコモン・センスとなりますが、普通現代ではコモン・センスというと「常識」と訳されます。 しかし実はもう一つ別の意味があるのです。

それは言葉で書く通り「共通の感覚」という意味です。 何に共通かというと「五感に共通」という意味です。 人間は何かを触れば必ず別の感覚も働きます。 例えば触って痛ければ怖いなどという恐怖心がおきます。 食べるものでも見てきれいな色なら食べてみたいと思います。 また色をみて音楽が耳で鳴る人もいます。 色をみて言葉が溢れてくる人もいます。 このように人間は五感の統合という働きを持っているおかげで「人間でいる事ができている」のです。

しかしこれは本人の意識しない部分での五感の働きです。 この働きをもっと本人が自覚している感覚を持っている人がいるのです。 その感覚を「共通感覚」と呼びます。 共通感覚を持つ人間は10万人に一人いると言われております。

ところで抽象画の画家にカンディンスキーという人がいます。 この人も「共通感覚」の持ち主だった人ですが、芸術を「精神の王国」にしようとし、そのためには芸術の総合化が必要だという構想を持っていた画家です。 その絵画は先入観のない誰が見ても惹きつけられるものがございます。

芸術はARTといわれますが、これは訳しますと技巧という意味です。 確かに芸術は何かを表現するための技巧を専門的に学んでいる学問ですが、この「知」の部分が偏重されますとカンディンスキーのいう「精神の王国」からは程遠い世界になってしまいます。

五感を認識して他者との融和をはかり最終はコスミックな世界(宇宙のように広大無辺な世界)に到達するのが芸術のあるべき姿ではないかと私は思います。

ちなみにcosmicはchaotic(無秩序な)の対義語で、orderly(秩序のある)やharmonious(調和のある)の意味もあります。

難しい事は参考の本を掲載致しますのでお読み頂ければと思います。

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2002年カンディンスキー展図録

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「共通感覚論」 中村雄二郎著 岩波書店


   

2015_11
14
(Sat)17:50

奈良公園に散策に行ってまいりました。

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いちょうの絨毯と東大寺西塔跡

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二月堂への道

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二月堂への道

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依水園

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燃えるような紅葉

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柿の木

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戒壇堂

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二月堂

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大仏殿

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勧学院(日本最古の大学)

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奈良公園の守り神の鹿

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至近距離で

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飛火野

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飛火野の美しい芝生

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春日大社の庭

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興福寺世界遺産記念碑

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若草山を望む

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奈良県立美術館前

散策の終わりにクラシック音楽の流れる素敵なお店でプリンを頂きました。

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天極堂奈良本店
吉野本葛 老舗 天極堂奈良本店

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吉野葛プリン(600円)

良い充電時間となりました。






2015_10
02
(Fri)06:58

音楽家の方の書かれたご本のご紹介

MESSAGE
モーツァルトのクラビコードとピアノフォルテ

今日は音楽家の方が書かれている様々なご本をご紹介したいと思います。 これらは音楽を専門にお勉強されている方にはもちろん参考になる本ですが、音楽を愛好される方にも興味を持って頂ける本が多いのではないかと思います。

簡単な説明を掲載致します。 (著者または編者の方のお名前のアルファベット順にご紹介しております。)

[B]
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「楽想のひととき」
アルフレッド・ブレンデル著(音楽之友社)
ピアニスト ブレンデルがドイツ音楽の作品についての考えを書いています。

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「さすらい人ブレンデル」
ブレンデル対話録~マルティン・マイヤー編著(音楽之友社)
ブレンデルが自分の人生観、音楽観をマイヤーとの対話で語っています。

[E]
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「弟子から見たショパン」
エーゲルディンゲル著・米谷治郎訳(音楽之友社)
ショパンの教えを弟子が後世に伝えたものです。
参考ブログ♪ショパン バラード第1番を中心にバラード4曲

[F]
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「音と言葉」
フルトヴェングラー著
新潮文庫
フルトヴェングラーが芸術を語っています。

[N]
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「ピアノ演奏法の基本~美しい音を弾くために大切な事」
中山靖子著
音楽之友社
タイトル通りピアノを弾く事とはどういう事かをわかりやすく説明されています。

[P]
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「ラヴェルのピアノ曲」
ヴラド・ぺルルミュテール著
音楽之友社
ラヴェルについてのヴラド・ぺルルミュテ―ルの対談集です。
参考ブログ♪阿部裕之先生

[R]
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「ネイガウスのピアノ講義~そして回想の名教授」
エレーナ・リヒテル著
音楽之友社
ゲンリッヒ・ネイガウスの弟子のエレーナ・リヒテルがネイガウスの教えを編纂しています。
参考ブログ♪ラフマニノフ 練習曲集「音の絵」 Op.33,Op.39

[S]
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「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 演奏法と解釈」
パウル・バドゥーラ=スコダ著
ベートーヴェン ピアノ・ソナタのお勉強をする際にとても役に立つ本です。

[T]
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「武満徹著作集1」
新潮社
全部で5巻の全集です。
参考ブログ♪武満徹と文学

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「音楽」
小澤征爾、武満徹著
新潮文庫
お二人の天才音楽家からの若い音楽家への提言の対談集です。

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「ピアニストへの基礎」
田村安佐子著
筑摩書房
コルトーの弟子のマグダ・タリアフェロの教えを伝えたご本です。
参考ブログ♪フィールド、ショパン、フォーレのノクターン

明日はベートーヴェンのチェロ・ソナタ第3番について書きます。 この曲は2012年5月31日に阿部裕之先生とチェリストの上村昇さんが大阪倶楽部で演奏された曲です。

♯いよいよ♪第17回ショパン国際ピアノコンクール♪が3日10時から始まります。 日本時間は4日の夕方になります。 前日にはアルゲリッチのコンサートもあるようです。 ♪公式サイト♪では放映がもう秒読み状態に入って表示されています。 日本人も多く予備予選を通過していますので、日本から何名の入賞者が出るか、また今年の覇者はどこの国になるのか、楽しみにその瞬間を応援したいと思います。♭