モーツァルト ピアノソナタ第18番 ニ長調 K.576/Mozart Sonate fur Klavier Nr.18 D-Dur K.576
ピアノソナタK.576はモーツァルト(1756~1791)が作曲した最後のピアノソナタです。
今年の全日本学生音楽コンクール小学校の部の本選の課題曲の一つにもなっております。
モーツァルトは1789年にドイツ旅行中にベルリンでフリードリッヒ・ヴィルへルム2世から6曲の弦楽四重奏と王女のために6曲のやさしいピアノソナタの作曲を依頼されます。
しかし完成したのは3曲の弦楽四重奏と1曲のピアノソナタだけでした。
しかも完成したピアノソナタはやさしいどころかモーツァルトのピアノソナタの中では一番難しい作品となっております。
第1楽章と第3楽章は多声的な発展と動機の展開に重点がおかれており、モーツァルトのピアノソナタの中では異彩を放っております。
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