2017_06
05
(Mon)10:21

シベリウス 10の小品 作品24-9 ロマンス/Sibelius 10 Pieces Op.24-9

シベリウス(1865~1957)はフィンランドの作曲家ですが、青年期はバイオリニストを目指しており、後に作曲に専念致しました。

1885年よりヘルシンキ音楽院で作曲などを学び始め、1889年にベルリンへ留学しその後ウイーン音楽院でも勉強しております。

青年期はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションを受ける程、シベリウスはバイオリ二ストを志望しており、1903年には有名な唯一のヴァイオリン協奏曲を完成させております。

1892年アイノ・ヤルネフェルトと結婚し、10の小品は1894年から1903年にかけて単独に書かれた曲から10曲を選んで一つの作品番号を付けた曲集ですが、第9曲のロマンスは1901年に作曲されました。

10の小品は初期のシベリウスのピアノ作品の集大成といえると思いますが、シベリウスは後年は作風も内省的で簡潔なものになってまいります。 10の小品は初期のエネルギッシュさが作風に表れており、小品と名付けられているものの感情表現が豊かで特にOp.24-9は良く弾かれる1曲です。

1 即興曲 op.24-1 "Impromptu"(1894)  g-moll
2 ロマンス op.24-2 "Romance"(1894)  A-Dur
3 カプリス op.24-3 "Caprice"(1895)  e-moll
4 ロマンス op.24-4 "Romance"(1895)  d-moll
5 ワルツ  op.24-5 "Valse"(1895)  E-Dur
6 牧歌  op.24-6 "Idylle"(1898)  F-Dur
7 アンダンティーノ  op.24-7 "Andantino"(1898)  F-Dur
8 夜想曲  op.24-8 "Nocturne"(1900)  e-moll
9 ロマンス op.24-9 "Romance"(1903)  Des-Dur
10 舟歌  op.24-10 "Barcarola"(1903)  B-Dur


シューラ・チェルカスキー 10の小品 Op.24-9


ピアニスト谷真子公式サイトはこちらへ
2017_05
24
(Wed)12:34

シベリウス 悲しきワルツ

シベリウス(1865~1957)はフィンランドの作曲家ですが、義兄の「クオレマ」という戯曲に劇付随音楽を付け、その中の1曲を「悲しきワルツ」というコンサートピースとして編曲します。

「クオレマ」は1903年に初演されましたが、その舞台上演に向けてシベリウスは付随音楽として6曲を作曲します。

1904年にシベリウスはそのうちの第1曲を改訂し、「悲しきワルツ」作品44として編曲します。

後にピアノソロとして編曲しております。

シベリウス 悲しきワルツ♫~ポゴレリッチ(ピアノ)
シベリウス 悲しきワルツ♫~ベルリン・フィル(管弦楽版)


ピアニスト谷真子公式サイトはこちらへ
2016_12
14
(Wed)15:13

シベリウス 5つの小品 作品75より 第5曲「樅の木」/Sibelius 5 Pieces Op.75

シベリウス(1865~1957)はフィンランドの作曲家ですが、ヘルシンキ音楽院で作曲などを学んだ後ベルリンへ留学しウィーン音楽院でも学んだ作曲家です。

交響曲だけでなく多くのピアノ曲も作曲しておりますが、クリスマスによく演奏されるピアノ曲として、第1次世界大戦勃発の年の1914年に作曲された、通称「樹木の組曲」の中の第5曲「樅の木」があります。

北欧の長く厳しい冬の間、佇むモミの木の様子が描かれた人気の高い曲です。

5つの小品
1. ピヒラヤの花咲くとき "When the mountainash in flower" 
2 さびしい樅の木 "The lonely fir" 
3 ポプラ "The aspen" 
4 白樺の木 "The birch" 
5 樅の木 "The fir" 

シベリウス 「5つの小品」より 第5曲「樅の木」


ピアニスト谷真子公式サイト