グリンカ=バラキレフ ひばり/Glinka=Balakirev The Lark

グリンカ(1804~1857)は近代ロシア音楽の父と呼ばれロシア国民学派の祖ですが、1840年作曲の歌曲集「サンクト・ペテルブルクとの別れ」という歌曲集の第10曲に「ひばり」という大変美しい歌曲があります。

グリンカ ひばり♫~ソプラノ

それをバラキレフがヴィルトゥオジテイにピアノ用に編曲した作品がグリンカ=バラキレフ ひばりの曲です。

序奏から始まり、ひばりのシンプルなメロデイに伴奏形が付けられそのメロデイラインにきらびやかな装飾が施されて展開していきます。

アンコールピースとして良く演奏される作品です。

グリンカ=バラキレフ ひばり♫~キーシン



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バラキレフ 東洋風幻想曲「イスラメイ」/Balakirev Oriental Fantasy "Islamey"

バラキレフ(1837~1910)はロシアの作曲家でグリンカの弟子でもあり、またバラキレフ、キュイ、ムソルグスキー、ボロディン、リムスキー=コルサコフというロシア五人組の指導者的役割を果たした人物でもあります。

代表的作品に「イスラメイ」がありますが今日はその「イスラメイ」について書いてみます。

「イスラメイ」はカフカス地方へ旅行中、トルコ・イスラム系諸民族の民族音楽に触れたバラキレフが1869年9月に書き上げたピアノ曲ですが、ピアノ曲の歴史において最も演奏至難な独奏曲の一つに挙げられ、作品はニコライ・ルビンシテインに献呈され1869年12月ニコライによって初演されました。

イスラメイというのはカフカス地方の民族舞曲のことで8分の6拍子の速いテンポの曲です。

バラキレフ自身も生前は超絶技巧のピアニストとして通っていましたがそのバラキレフを持ってしても「イスラメイ」は手に負えないパッセージがあると言わしめたほどですが、同時代のニコライ・ルビンシテインやフランツ・リストは興味を持ったそうです。

1902年には第2稿の改訂稿が出版されております。

またバラキレフの死後まもなく門弟のリャプノフによって管弦楽として編曲されました。 イタリアの作曲家カゼッラによっても管弦楽に編曲されております。

第1部では華やかな雰囲気を持つ第1主題のイスラメイの主題が提示され、中間部では東洋的な第2主題が幻想的な雰囲気を作り出します。 第3部では最初のイスラメイの主題が再現され熱狂的なコーダで終わります。

バラキレフ イスラメイ♫~キーシン
バラキレフ イスラメイ♫~ホロヴィッツ
バラキレフ イスラメイ♫~プレトニョフ
バラキレフ イスラメイ♫~ランラン

バラキレフ=リャプノフ イスラメイ♫~管弦楽
バラキレフ=カゼッラ イスラメイ♫~管弦楽


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プロフィール

谷真子 masakotani

Author:谷真子 masakotani
東京音楽大学卒業

ADRESS
奈良市学園前

ピアニスト谷真子公式サイト
http://masakotani.co
奈良市学園前 谷真子ピアノ教室 教室ブログ「musica」
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