2016_10
31
(Mon)06:21

第85回日本音楽コンクール本選結果

10/30、東京・初台の東京オペラシティで開かれていた第85回日本音楽コンクール(主催=毎日新聞社・NHK、特別協賛=三井物産、協賛=岩谷産業)の本選会のピアノ部門で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を奏でられた樋口一朗さん(20)=福岡県出身・桐朋学園大2年=が1位に選ばれました。

2位 千葉遥一郎(19)=東京都出身・東京芸大1年▽3位 渡辺智道(24)=大分県出身・東京芸大卒▽入選 守永由香(19)=神奈川県出身・桐朋学園大2年▽岩谷賞(聴衆賞) 千葉遥一郎

現在私が師事する阿部裕之先生は第49回(1980年)の日本音楽コンクールで第1位に輝いていらっしゃいます。 11/11、大阪倶楽部にて演奏会を開かれますので是非阿部先生の素晴らしいピアノを聴かれてみて下さい。



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2016_10
30
(Sun)15:03

第70回全日本学生音楽コンクールピアノ部門大阪大会小学校の部本選を聴きに行ってまいりました。

第70回全日本学生音楽コンクールピアノ部門大阪大会小学校の部本選を聴きに東梅田のフェニックスホールまで行ってまいりました。

難関の予選を通過された入選者11名によるモーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全楽章の演奏でしたが、本選にいかに焦点を合わせて綿密に仕上げてこられたかで当落が決まったように思います。

惜しくも落選された方の中にも良い演奏をされる方がいらっしゃいましたので次の機会にまた頑張って欲しいと思います。

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会場入り口で

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第70回本選プログラムより

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第70回大阪大会審査員(私が現在師事する阿部裕之先生も審査員に入っていらっしゃいます。)

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第70回大阪大会小学校の部本選結果

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第47回大阪大会入選者(小学校部門は私も小6の時入選させて頂きました。)

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第48回大阪大会入賞者(中学校部門は中1で入賞致しました。)

振り返ってみますと学音の小学校部門から考えてピアノのお勉強は実に長い道のりです。 私も初心に返って11月7日の演奏会は頑張ろうと思います。


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第70回結果
<小学校の部>1位=細川李耶(ももや)(石川・津幡町立中条小6年)▽2位=倉橋陽土(はると)(京都・宇治市立木幡小6年)▽3位=島田智香子(徳島・鳴門教育大付属小6年)以上が全国大会出場▽同=飯島真愛(まいと)(大津市立志賀小6年)▽同=入江未菜(広島市立安西小6年)

 <中学校の部>1位=鞍馬颯(富山・高岡市立戸出中3年)▽2位=山形昂輝(大阪・八尾市立南高安中2年)▽3位=岡部祐奈(金沢市立泉中1年)

 <高校の部>1位=湯浅晴(和歌山・近畿大付属和歌山高1年)▽2位=山下彩恵(京都市立京都堀川音楽高2年)▽同=大野謙(兵庫県立西宮高2年)▽3位=岩橋杏奈(和歌山・和歌山信愛高3年)▽奨励賞=伊達広輝(兵庫県立西宮高2年)

全国大会日程(横浜みなとみらいホール小ホール)
小学校部門・中学校部門 12/3(土)
高校部門 12/2(金)

大阪大会入賞者発表演奏会(フェニックスホール)
2017年1月8日(日)







2016_10
28
(Fri)09:41

ベートーヴェン 合唱幻想曲 ハ短調 作品80/Beethoven Fantasie fur Klavier, Chor und orchester c-moll Op.80

合唱幻想曲Op.80はベートーヴェン(1770~1827)が1808年に作曲した独奏ピアノと管弦楽を含む合唱曲です。 交響曲第5番と同時期の作品で、バイエルン国王マクシミリアン1世に献呈されています。

 『第九交響曲』の「歓喜の合唱」の原型をなす作品で、管弦楽と合唱を融合させると言う試みや、その旋律は後の第9へとつながるものがあります。

1808年12月22日アン・デア・ウィーン劇場で『運命』『田園』と共に初演され、冒頭のピアノ独奏は初演ではベートーヴェンが即興演奏し、その後出版に際して今日の形に書き下ろされました。

ベートーヴェン 合唱幻想曲♫~ブレンデル
ベートーヴェン 合唱幻想曲♫~アルゲリッチ、小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ
ベートーヴェン 合唱幻想曲♫~ルドルフ・ゼルキン、クーべリック、バイエルン放送交響楽団


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2016_10
25
(Tue)21:40

ピアニストは普段どんな練習をするのでしょうか?

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ピアニストの演奏する姿と言えば本番の舞台でドレスを身に付け目にも止まらぬ早業や心に響く音楽を披露する姿をイメージする方が多いと思います。

そのために普段のピアニストはどんな練習をしているのでしょうか?

まず毎日スケール全調を練習するのはウオーミングアップとして当然のことですが、他には私の場合は練習前にバッハの平均律とショパンのエチュードから何曲か取り出してさらいます。

ちなみにピアニストのルービンシュタインは毎日練習の前にバッハのフランス組曲を全曲さらっていたそうです。

コンサートなどでかかえている曲の練習は、通して本番のペースで弾く事は普段はほとんどいたしません。 普段はパーツに分けてゆっくりとした練習を様々な形で行います。 

曲を仕上げるというのはちょうど手芸のパッチワークと同じ作業かもしれません。 各パーツを正確に仕上げていき全貌を見せるのは本番の舞台だけになります。 リハーサルでも本番のテンポでは弾きません。 いろんな事を確認しながら慎重に全体を通します。

ですから家族はいつも各パーツを制作している私の職人姿を見るだけで、気持ちよく音楽に耳を傾けて私のピアノを家で聴くという事はした事がありません。 家族も本番の舞台でしかその全貌を見、また聴く事はできないのです。

服装ももちろん普段はドレスで練習するわけではありません。 スポーツ選手と同じで動きやすい服装で練習します。

ピアノの練習は耳と脳を極度に酷使致しますので、細かく休憩を取り甘いものを補給して、いつも集中した状態で練習に臨めるように心掛けます。

ピアニストというお仕事はプロのスポーツ選手と職人さんと学者さんのお仕事をミックスしたようなお仕事かもしれません。

教室のブログ「musica」の方に生徒さん向けの”正しいピアノの練習の仕方”という記事を書きましたが、ピアニストも同じで普段はリズム練習などの部分練習やゆっくりと音楽を作る練習しかしません。 

子どもたちが演奏会で見るピアニストの姿を真似してお家で目にも止まらぬ早業で練習していると、悪い癖がつくだけでなく時間の無駄になり無益な時間になります。

ピアニストのあの早業は普段のゆっくりとした練習や部分練習の積み重ねの結果だという事を知ってもらい、子供には効率の良い有益なピアノライフを過ごしてもらいたいと思います。


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2016_10
23
(Sun)18:27

生徒さんのStudent ConcertのためにB-tech Japan Osakaまで行ってきました。

門下の生徒さんのStudent Concertのために新大阪のB-tech Japan Osakaのスタジオまで行ってきました。

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使用ピアノはウイーンのベーゼンドルファー・インペリアルという世界の銘器ですが、皆さんその大きさと豊かな音量に驚いていたようです。

良いピアノは音色の多彩さを弾き手に教えてくれますので生徒さんもお勉強になったのではないかと思います。

少し時間が残りましたのでモーツァルトピアノ四重奏曲第1番の練習をしてきました。

(次回の発表会は学園前のサロンのアートサロン空でサロン・コンサートを考えております。) 


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2016_10
21
(Fri)09:29

ベッリーニ=リスト ノルマの回想 S.394/Liszt Reminiscences de Norma S.394

「ノルマの回想」はリストが1841年にベッリーニ作曲のオペラ「ノルマ」の主題に基づいてピアノ独奏用に編曲した難曲のオペラ・パラフレーズです。

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ベッリーニ オペラ「ノルマ」のスコア

ベーゼンドルファー200

プレイエルの社長の妻のカミーユ・プレイエルに献呈されています。

リストがベッリーニ作曲のオペラ「ノルマ」から用いた主題は次の通りです。

1,「ノルマがやってくる」"Norma viene":第1幕第1場、ドルイド教徒の合唱
2,「おおドルイド教徒たちよ、丘に登れ」"Ite sul colle,O Druidi!":同上、オヴェローソの独唱
3,「予言の力で」"Dell’aura tua profetica":同上
4,「ああ、あの子たちを犠牲にしないで」"Deh! non volerli vittime":第2幕第3場、ノルマ、オヴェローソ、ポリオーネおよび合唱
5,「裏切られた心」"Qual cor tradisti":同上、ノルマ、ポリオーネ、オヴェローソおよび合唱
6,「お父様、私は愛に負けたのです」"padre,tu piangi?":第2幕第3場、ノルマ、ポリオーネ、オヴェローソおよび合唱
7,「戦争だ、戦争だ!」"Guerra! Guerra!":第2幕第2場、ノルマとドルイド教徒の合唱

「ノルマ」の中のアリアはほとんど使われておらず合唱及び重唱がほとんどです。

リスト ノルマの回想♫~ブレンデル
リスト ノルマの回想♫~コチシュ

ベッリーニ オペラ「ノルマ」



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2016_10
19
(Wed)18:55

B-tech Japan Osakaからベーゼンドルファー200の調律にきて頂きました。

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普段は調律は1年に1回来て頂いているのですが、今回はオーバーホールの直後という事もあり、狂いが激しいので半年で調律に来て頂きました。

技術の方は業界では凄腕で有名なコンサート・チューナーの菊池和明さんです。 菊池さんとは私が高校生の時からのお付き合いで、ベーゼンドルファー購入時の選定にも立ち会って頂いた技術の方です。

厳しい中に大きな愛情をお持ちの方で、私が全幅の信頼を寄せさせて頂いている方です。

すっきりとした音に変わり、11月7日の演奏会に向けて気持ち良く練習できそうです。

昨日サロン・クラシックの中西さんから連絡があり11/7の演奏会のリハーサルが11/4に決まりました。

ヴァイオリンの松川暉さんは卒業式出席のためイギリスへ行かれるので参加できず、ベルギーのヴァイオリニストの方にリハーサルはお付き合いして頂く事になりました。

11/7は大勢の方のご来場をお待ち申し上げております。


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2016_10
19
(Wed)08:29

ワーグナ=リスト 「タンホイザー」の巡礼の合唱 S.443/Liszt Chor der jungeren Pilger "Tannhauser" S.443

この曲はリストがワーグナーのオペラ「タンホイザー」の中の第3幕第1場の”巡礼の合唱”から編曲したものです。

場面は「タンホイザー」第3幕第1場のローマから戻ってきた巡礼の一行による合唱の場面に対応しておりますが、音楽は実際には同オペラの序曲に相当致します。

”巡礼の合唱”と題された序曲からの編曲は1865年にライプツィヒのジーゲル社から出版され、同年パリのフリュックスランド社からも出版されましたが、それに先立ち1849年には”タンホイザー序曲”として同じ序曲からの編曲をドレスデンから出版しております。

リストはワーグナー作品「タンホイザー」と「ローエングリン」から合計7曲も編曲しており、そのうち6曲は1849年から1854年の間に完成したものです。 リストがワーグナーの原曲の普及に大きな役割を果たした事がうかがわれます。

リスト タンホイザーの巡礼の合唱 S.443♫~ブレンデル

ワーグナー 「タンホイザー」より”巡礼の合唱”

リスト タンホイザー序曲♫~シフラ
リスト タンホイザー序曲♫~ボレット
リスト タンホイザー序曲♫~アヴデーエワ

ワーグナー 「タンホイザー」より”序曲”



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2016_10
16
(Sun)10:52

私の前半生の音楽人生

私は3歳の時からピアノの個人レッスンを受けておりますが、4つ違いの姉がピアノを習っていた影響でバイエルを2か月で修了するという先生も驚く子供だったようです。 教本は常に8冊くらいはしており多い時は10冊を超えることもありました。
曲に好き嫌いはあまりなくバッハ、エチュードも楽しくお勉強した記憶がございます。 現代曲のバルトーク、カバレフキーの和声にも抵抗感はなく先生は母に小さい時から専門に進むようにとアドヴァイスされていたようです。

第9回日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディション全国大会入賞・全国優秀者演奏会出場、第47回全日本学生音楽コンクール小学校部門入選を経て小学6年生から相愛大学名誉教授故片岡みどり先生のご自宅へ直接ピアノレッスンに通うようになりました。

片岡みどり先生ご指導の元、中学1年の時第48回全日本学生音楽コンクール中学校部門に入賞し入賞者演奏会に出場致しました。 13歳から片岡先生に勧められ外国の教授方のレッスンも受けておりましたが、中学3年からは東京のピアニスト関孝弘先生のお宅へ毎週新幹線でレッスンに通うようになりました。

この頃の私は高校卒業後は外国へ留学する事を視野に入れながら毎週東京までレッスンに通っていたように思います。

関先生にはバッハの平均律、ショパンのエチュード、ベートーヴェンのソナタ、ロマン派、近代曲と毎週何時間もレッスンして頂き、今私が演奏活動を続けていけているのは関先生のおかげではないかと思っております。

その後私は治安の問題もあり日本の音楽大学へ進学する道を選んだわけですが、東京の国立の大学と私立の大学1つを受けました。 私立の音楽大学に合格したので引き続き私は東京で音楽の勉強を続けました。

関先生のご自宅でのレッスンを引き続き受けるために、私は大学では作曲を専攻された宮原節子先生に作曲学の面からの側面補強のレッスンを受けておりました。

ピアニストの関孝弘さんは東京芸術大学大学院を卒業された後イタリアに20年近く滞在されていたピアニストの方で奥様はイタリア人の方です。

1曲を3回のレッスンで仕上げるという外国式のレッスンで、今私の手元には多くのレッスンテープが残っております。

大学卒業後は奈良の実家へ帰阪し、現在はピアニストの阿部裕之先生の元でお勉強を続けております。

私は小さい時から音楽研修でプラハへ行かせてもらったり、多くの外国の教授方のレッスンを受けたり、ウイーンのピアノで練習したりと大変恵まれた環境で音楽のお勉強を続けて来たように思います。

その全てが今の私のピアノを形成してくれているのではないかと思います。

まだ音楽人生の半分やっと過ぎた所ですが、弾いてみたい曲も数多くあり、これからも研鑽を続けてまいります。


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2016_10
13
(Thu)09:18

第70回全日本学生音楽コンクール大阪大会本選の日程

昨年の本選プログラムより
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第70回全日本学生音楽コンクール大阪大会本選が来る10月30日(日)、10時より大阪のフェニックスホールで開催されます。

予選を勝ち抜かれた小学生11名、中学生9名、高校生9名が当日、本選の場で戦われます。

入場券は各部門入れ替えになっており、前売り券は11日から発売されております。

私も第47回、第48回と本選に残りしのぎを削り合った思い出がございます。

毎年遠方から大勢の方が聴きに来られますが、学生さん達の健闘を是非聴きに行かれて下さい。

問い合わせ先 毎日新聞事業部 06-6346-8391


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2016_10
12
(Wed)10:52

ピアニストへの基礎について書かれたご本を2冊ご紹介します。

今日はピアニストへの基礎の奏法について書かれたご本を2冊ご紹介します。

♫「ピアノ演奏法の基本」~美しい音を弾くために大切な事

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元東京芸術大学名誉教授の故中山靖子先生が書かれたご本ですが、ピアノ演奏法の基本について丁寧に分かりやすく説明されており、ピアノの原点である「音の美しさ」を獲得するにはどうしたらいいかが良く分かる本です。

発行所 株式会社 音楽之友社
著者 中山靖子
題名 ピアノ演奏法の基本
初版2009.4.30


♫「ピアニストへの基礎」

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コルトーの弟子のタリアフェロ女史の晩年にパリ国立高等音楽院で師事されたピアニストの田村安佐子さんが書かれたご本です。
美しいタッチについて細かく説明された本です。

発行所 株式会社筑摩書房
著者 田村安佐子
題名 ピアニストへの基礎
初版 1990.8.30

門下の方でお手に取って見られたい方は受付までお申し出ください。


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2016_10
11
(Tue)19:29

女性作曲家宮原節子先生の新曲演奏会(東京)

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東京音楽大学時代にお世話になった女性作曲家の宮原節子先生が先日10/5、東京のすみだトリフォニーホールで新曲の演奏会を開かれました。

新曲のタイトルは「時の傾斜・・・オーボエとチェロの為に・・・」です。

宮原節子先生は東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校と東京芸術大学で作曲を専攻された方で、卒業後はアメリカのノートルダム大学大学院でピアノを専攻された方です。 作曲は三善晃さんのお弟子さんでフランス音楽を得意としておられます。 ピアノはお小さい頃からピアニストの野呂愛子さんに習っていらっしゃったので、ご自分の作曲された曲はご自分で初演されます。 またアメリカではラヴェルが「夜のガスパール」を献呈したルドルフ・ガンツのお弟子さんに師事していらしたそうです。 

私は東京音楽大学時代は中学生の時から新幹線で毎週ご自宅に通いお習いしていたピアニストの関孝弘さんに引き続いてプライべートレッスンをして頂きながら、大学では宮原先生のレッスンを受けておりました。 作曲家の視点からの演奏解釈は側面補強として随分お勉強になり、ピアニスティックな面からの関先生のレッスンと自転車の両輪という感じで有意義な大学生活を送らせて頂きました。

大学卒業後は時折お手紙のやりとりをするだけになってしまいましたが、いつかまたお目にかかって積るお話をしたいと思っております。


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2016_10
09
(Sun)22:20

第26回日本クラシック音楽コンクール奈良本選の審査が終わりました。

なら100年会館ホールまで第26回日本クラシック音楽コンクール奈良本選の審査に行ってまいりました。

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平均点80点以上の人が全国大会へ進む事ができます。 厳しい関門だと思います。

一緒に審査に入られた先生方とお写真をとって頂きました。

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左から谷真子、福井亜貴子先生、宮本弘子先生

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左から小林かずみ先生、谷真子、福井亜貴子先生

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左から宮本弘子先生、小林かずみ先生、谷真子

福井亜貴子先生は私が子どもの頃1年間ほどお世話になった恩師の方です。 約25年ふりの再会で大変懐かしく嬉しく思いました。


審査終了後おいしいお弁当が出ました。
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音楽大学受験を控えた高校生の方が良く練習をされていて長丁場でしたが楽しく聴かせて頂きました。



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2016_10
06
(Thu)15:07

第26回日本クラシック音楽コンクール奈良本選の審査を致します。

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第26回日本クラシック音楽コンクールの奈良本選の高校生・大学生・一般の部の審査を依頼されましたので審査を致します。

日時 2016年10月9日(日)午後
会場 なら100年会館 中ホール

先日、奈良予選の高校・大学一般の部も審査いたしましたが、本選に残られた方には皆さん頑張って欲しいと思います。 当教室からも趣味で続けていらっしゃる大人の方が本選に残っていらっしゃいますので健闘を期待しております。

日本クラシック音楽コンクールというのは幼稚園から一般の方までプロ・アマ問わず参加できるコンクールですが、課題曲はなく予選・本選・全国大会通して同じ自由曲1曲で挑戦する事ができるコンクールです。

演奏途中でのカットは原則としてありませんので、受験や他のコンクールのリハーサルとして利用される方も多いです。 また難しいコンクールでなかなかタイトルがとれない人たちにタイトルをあげたいという協会の方針もあり、比較的タイトルは取りやすいコンクールかとも思います。

絶対評価で審査は行われ平均点が70点以上で予選は通過、80点以上で本選通過、86点以上で全国大会入賞と決まっております。

コンクールには運も左右致しますのでコンクールに振り回されるのは問題ですが、お勉強の指針として考えることが出来るようでしたらコンクールはお勧め致します。

日本クラシック音楽コンクール公式サイト


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2016_10
05
(Wed)10:22

リスト 調のないバガテル S.216a/Liszt Bagatelle ohne Tonart S.216a

リストの「調べのないバガテル」は音楽史上最も古い「調がない事を宣言した音楽」でリスト最晩年の1885年に作曲されました。

リストは1873年にヴァンサン・ダンディらに「私は調性を抹殺したい」と語り、伝統や因習を否定する作曲をしておりましたが、当時の人々にとっては急進的なものでしたので長い間知られておらず、1956年になって発見・出版され近年は高く評価されております。

しかしシェーンベルクらの無調とは異なるものがございます。

もともとこの曲のタイトルは「メフィストワルツ第4番」とされていましたが、後にこのタイトルは削除されました。

リスト 調べのないバガテル♫~ブレンデル


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2016_10
03
(Mon)13:08

阿部裕之先生演奏会お知らせ

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私がプライベートで師事する阿部裕之先生の演奏会が来る11月11日(金)19:00より大阪倶楽部4階ホールにて開催されます。

今回は「エスキス、パリの晩秋」と銘打って開催されますが、ゲストはヴァイオリニストの深山尚久さんです。

プログラム
ラヴェル 高雅にして感傷的なワルツ
ドビュツシー 前奏曲集第2巻より 2枯葉、3ヴィーノの門、8オンディーヌ
ドビュツシー 子供の領分
プーランク ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ

当日一般券 5,500円
前売り一般券 4,500円

チケットお問い合わせ
KCMチケットサービス 0570-00-8255

(門下の方でチケットご希望の方は受付までお尋ね下さい。)


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2016_10
03
(Mon)06:58

リスト 灰色の雲(暗い雲) 変ロ長調 S.199/Liszt Nuages gris B-Dur S.199

「灰色の雲S.199」は1881年晩年のリスト(1811~1886)が作曲したピアノ曲ですが、深い悲しみを感じさせ宗教色の濃い作品です。

リストは晩年に調性からの離脱を試みる実験を続けていましたが、シェーンベルクの実験より25年も先んじて非機能的な和声法を使って作曲しており「灰色の雲」には4度音程や増三和音の響きも含まれております。

「灰色の雲」は調性感に乏しく20年近く後のスクリャービンの神秘和音と同一と見なす事ができる和音も見受けられます。

原題はフランス語でNuages Gris(灰色の雲)ですが、リスト自身によってドイツ語のTrube Wolken(暗い雲)という題名も付けられておりどちらの訳語も通用しております。

出版されたのは1927年になってからです。

リスト 灰色の雲♫~リヒテル
リスト 灰色の雲♫~カツァリス


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