2017_02
27
(Mon)09:16

日常と非日常

私たちピアニストは小さい時からピアノの練習というものは生活の一部であるという日常を過ごしておりますので、病気その他の事情でピアノが弾けないときは、それは非日常の世界となります。

主婦の方々が病気で家事ができないとき、またお仕事をされている方が会社に行けない時と、同じかもしれません。 主婦の方は少し熱が下がれば家事をしたくなられるでしょうし、お仕事に外に出られている方も少し熱が下がれば会社に行きたくなられる事と思います。

我々ピアニストにとってはピアノを弾くと言う作業は、非日常の世界ではなく日常の事なのです。 そこが趣味でピアノを習われる方と違うところかもしれません。 趣味でピアノを習われる方は日常を脱するためにピアノを弾かれるわけですが、私にとってはピアノの練習は毎日の食事と同じ日常の仕事ですので、それが出来ないときは早く日常の生活が戻るのを首を長くして待ちます。

病気が治りピアノに触れると日常が戻ってきたようで落ち着くものを感じます。

プロのスポーツ選手等も同じではないかと思います。 練習が仕事ですので練習できない非日常の世界はもどかしいものがあると思います。

練習できない時の筋力の鍛え方や特別の練習の方法というものがあり、応急処置としてそれらの練習方法をこなすわけですが、日常生活に戻れた時にはその有り難さを実感致します。

これからも日常生活を淡々とこなしていけるように体調に留意したいと思います。


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2017_02
25
(Sat)10:03

レッスンの再開

先週末よりインフルエンザにかかってしまい、レッスンを急遽お休みしなければなりませんでしたが、無事治り、今日の夕方よりまた生徒さんのレッスンが始まります。

インフルエンザは大学1年の冬にかかって以来でしたが、その時は近くの良い女医さんにかかり、大事に至らずにすみました。振り返ると、風邪を引くときは、いつも薄着だったり、深夜に練習が及んだりすることがあったなと思います。

生徒さんやお電話下さった方には、1週間レッスンの振替変更等、ご迷惑ご不便をお掛けいたし申し訳なく思っております。
振替レッスンにつきましては、随時行って参りたいと思います・

ピアノを弾くという行為は、スポーツと同じく心肺機能を使いますので、風邪の時などは、当然練習できません。お休み中は楽譜を見たり暗譜の練習をしたり、身体に負担のかからない範囲で、ピアノを使わないで出来る練習を工夫して行っていました。

以前、修学旅行の時に練習できないためどうしたら良いかということで悩んでいらっしゃる生徒さんがおられましたが、ピアノを使わずに机の上で指の筋力が落ちない指のトレーニング方法(これは中国のピアニストランランさんがTVでお話しておられました)もありますし、あえてピアノから離れて楽譜を眺めてみることで、新しい発見があったり、弾かずに少し寝かせている間に演奏が熟成するということもあり、また普段見慣れない景色を見ることで新たなインスピレーションが湧くということもあるので、ピアノが弾けない期間をあまりマイナスに捉えることもないのではないかと思います。(コンクールやコンサート本番前はこの限りではありませんが。)

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2017_02
17
(Fri)09:32

カワイグランドピアノの無料試弾会がカワイ梅田で開催されます。

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日時:2017年3月2日(木)~5日(日) AM10:00~PM7:00
場所:カワイ梅田 ショールーム内サロン”Jouer” 30分無料
問い合わせ:06-6345-8300カワイ梅田,080-6974-8659奈良店吉村光夫

河合楽器の奈良店の営業の吉村さんとおっしゃる方が初めてご挨拶に見え上のような企画のご案内を頂きました。 まだグランドピアノを持たれていない方はこの際足を運ばれて見られたらいかがでしょうか? またコンクールのリハーサル等に利用されるのも良いかと思います。

カワイと言えば我が家の防音室はカワイのナサールと言う防音室を使っています。 24時間弾けてとても助かっています。 カワイのピアノは今まではあまり演奏会等でも弾くチャンスはありませんでしたが、せっかくですのでまたカワイのピアノも弾いてみたいと思います。


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2017_02
15
(Wed)10:28

神戸大学大学院修士論文が合格致しました。

神戸大学大学院修士論文が合格したと主査の教授の坂東肇先生から連絡を頂きました。

論文のテーマは第1楽章の演奏解釈を中心に論じた「シューマンの幻想曲Op.17についての研究」というものです。 100頁強の論文ですが、ブログにアップできるようでしたら4月頃アップしたいと思います。

神戸大学大学院表現系という学部では、器楽の人ばかりではなく、声楽、舞踊、美術、建築、などの様々なジャンルの人がそれそれのテーマを見つけて論文を書いております。

ですから口頭諮問審査会では専門外の教授からも質問を受けるわけですが、皆それぞれの道のエキスパートの方々ですので、鋭い質問が飛んでまいります。 それをいかに論破できるかがキーになるわけですが、論文を深く考察できていれば、それは先生には理解して頂けるようです。

音楽の道は生涯学習ですので、また次の目標を見つけて励みたいと思います。


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2017_02
13
(Mon)16:55

第1回国際オペラ指揮者コンクール(in ベルギー)のお知らせ

第1回国際オペラ指揮者コンクール(1rst INTERNATIONAL OPERA CONDUCTORS COMPETITION)のお知らせがベルギーから届きました。

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2017年の8月18日から26日までの期間、ベルギーのthe Opera Royal DE Wallonie-Liegeにて,Wallonie-Liege王立オペラ管弦楽団や合唱団やソリストの方達を伴いオペラの曲を指揮しての指揮者コンペティションが開催されます。

COMPETITION ADDRESS(問い合わせ先)
Secretariat of the International Oera Conductors Competition
Opera Royal de Wallonie-Liege
Rue des Dominicains, 1
B-4000 LIEGE
Email: conductor@operaliege.be

第1回国際オペラ指揮者コンクール公式サイト






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2017_02
13
(Mon)07:00

モーツァルト ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 K.279/Mozart Sonate fur Klavier Nr,1 C-Dur K,279

モーツァルトのピアノ・ソナタ第1番は1775年の初めの頃、ミュンヘンで書かれたモーツァルトの最初のクラヴィーアのためのソナタです。

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第1楽章
1

第2楽章
2

第3楽章
3

同時期に6つのピアノ・ソナタが1つのセットとして作曲されましたが、デュルニッツ男爵に頼まれ作曲したためこの6曲はデュルニッツ・ソナタと呼ばれております。

これら6曲はモーツァルト自身によって一連の番号が付けられていますが、番号順に書いたのかは定かではありません。

調性は1番はハ長調、第4番まではそれぞれ前曲の5度下の下属調となっており、第2番ヘ長調、第3番変ロ長調、第4番変ホ長調です。 一方第5番は第1番ハ長調の5度上の属調で、第6番は更にその5度上のニ長調となっております。

モーツァルト ピアノ・ソナタ第1番♫~リりー・クラウス



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2017_02
11
(Sat)11:05

神戸大学大学院修論発表会が終了致しました。

私は神戸大学大学院人間発達環境学研究科 表現系で、第1楽章の演奏解釈を中心とした「シューマンの幻想曲Op.17についての研究」という論文を書いていたのですが、昨日その修論発表会がありましたので、発表してまいりました。

指導は主査としては表現系教授の坂東肇先生にご指導頂き、副査としては鈴木幹雄先生と大田美佐子先生にご指導頂いておりました。 また作曲の田村文生先生からもご助言を頂き大変お世話になりました。

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坂東先生と大学院・学部の坂東ゼミの方々と共に

シューマンの幻想曲の第1楽章を深く掘り下げた論文ですが、学術的に掘り下げて考察する事は演奏にも参考になる所があり、論文の執筆は大変でしたが書いて良かったと思っております。

今後の演奏活動に活かしてまいりたいと思います。


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2017_02
10
(Fri)06:54

東京音大ジャーナル44号が届きました。

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東京音大ジャーナル44号が届きました。

東京音楽大学は現在東京池袋の都心の真ん中にありますが、2019年4月より中目黒代官山に新キャンパスが開校するそうです。
又2017年からは新しくりベラル・アーツ学部ができ、演奏家になるためだけではなく、教養として音楽を学ぶために音楽大学へ進む人も増えそうです。

東京音楽大学出身のピアニスト佐藤彦大さんの特集記事も掲載されております。

今年度の卒業演奏会は4月28日(金)、19:00から東京文化会館小ホールにて行われます。

ジャーナルは以下のホームページから読む事ができます。

東京音大ジャーナル



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2017_02
08
(Wed)21:42

阿部裕之先生が京都府文化賞功労賞を受賞なさいました。

私が師事するピアニストの阿部裕之先生が第35回(平成28年度)京都府文化賞功労賞を受賞なさいました。 益々の音楽の道への精進を誓っていらっしゃり頭の下がる思いが致します。

今年はラヴェル没後80周年にあたるため、ラヴェルピアノソロ全曲集のCDをリリースなさいます。 ラヴェルの直弟子のペルルミュテール氏からラヴェル全曲を学ばれたラヴェルのオーソリティの方で、すでにラヴェルのCDは出していらっしゃいますが、この度全曲発売という事ですので発売を大変楽しみにしております。

益々お元気でご活躍して下さいます事をお祈り申し上げております。

阿部裕之先生ホームページ ツイッター

京都府文化賞について





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2017_02
08
(Wed)08:57

ショパン チェロ・ソナタ ト短調 作品65/Chopin Sonate fur Violoncello und Klavier g-moll Op.65

ピアノの詩人として有名なショパンですが、1846年に作曲し、翌1847年に出版した曲にチェロ・ソナタ ト短調 作品65という室内楽曲があります。

ショパンはピアノとチェロのための作品を3曲書いていますが、この作品はショパンが生前に発表・出版した全作品の中で最後の大作です。

ショパンと10数年来の親交がありショパンを支え続けた親友のチェリストのフランショームに献呈されており、彼との共演を想定して作曲されたと思われます。

ショパンはピアノの次にチェロと言う楽器を愛しており、この作品によってショパンは室内楽と言う新たな境地を開拓しようとしていたのではないかと考えられます。

ピアニストにとってはあまり有名な曲ではありませんが、チェリストにとってはショパンの作曲した曲という事で大変あこがれの曲でありますが、少し難解な部分もあり決して簡単な曲ではありません。

4楽章から成っていますが、全楽章に亘ってチェロとピアノを対位法的に扱い、協奏的にフレーズを展開しております。 そのためチェロとピアノが常に対等で相補的な関係になっております。

ショパン チェロ・ソナタ ト短調♫~ピリス
ショパン チェロ・ソナタ ト短調♫~アルゲリッチ



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2017_02
06
(Mon)17:50

日本ピアノ教育連盟第33回全国研究大会のお知らせ

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日本ピアノ教育連盟第33回全国研究大会が2017年3/30,3/31の両日、東京藝術大学で開催されます。
全体テーマはピアノ演奏の基礎知識~バロック音楽から学ぶ~となっております。

3/30は~ピアノ演奏のパレットを豊かにするために~と題され、オルガンとチェンバロと古典舞踊からアプローチした演奏と公演が行われます。 その後会員による研究発表が開かれ、続いて岡田博美さんによるピアノ・リサイタルが開かれます。

3/31は岡田博美さんによる公開レッスンの後、~我がピアノ人生、そして日本のピアノ教育の印象~と題してインタビューが行われます。 その後第8回安川加寿子記念コンクール優勝者上原琢也さんによるピアノ演奏会が開かれ懇親会で幕を閉じます。

1年に1回春に上京するのを楽しみに全国研究大会に参加されるピアノの先生も多くいらっしゃり、まだ参加された事がない方には是非参加をお勧め致します。

詳細は日本ピアノ教育連盟(03-3237-1441)までお問い合わせ下さい。


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2017_02
06
(Mon)14:27

第33回日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディション全国優秀者演奏会のお知らせ

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日本ピアノ教育連盟によるピアノ・オーディション第33回全国優秀者演奏会が2017年3月29日(水)東京のトッパンホールで開催されます。

私も第9回の全国優秀者演奏会に出場した事がありますが、その時の様子は次のブログに書いております。

第9回日本ピアノ教育連盟全国優秀者演奏会の思い出

全日本学生音楽コンクールと同じく入賞者は音楽の世界で活躍されている方が多く、春休みですので是非聴きに行かれる事をお勧め致します。

詳細は日本ピアノ教育連盟(03-3237-1441)までお問い合わせ下さい。



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2017_02
06
(Mon)09:46

シューベルト 3つの軍隊行進曲 D.733 Op.51/Schubert 3 Marches militaires D.733 Op.51

シューベルトの「3つの軍隊行進曲」はシューベルト(1797~1828)がピアノ連弾のために作曲した曲集ですが、第1番が特に有名でピアノ独奏版でも良く弾かれます。

シューベルトがジェリズに赴任していた1818年に作曲されましたが、この年にはエステルハ―ジ伯爵家のふたりの娘にピアノを教えるために多くの連弾曲を生み出しております。

3曲とも明るい力強い楽しい曲でエステルハージ家でのシューベルトの楽しいレッスン風景が目に浮かぶようです。

シューベルト 3つの軍隊行進曲♫~連弾



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2017_02
04
(Sat)18:43

良くあるご質問

レッスンに来られる生徒さんの親御さんから、
  ・「先生は何歳ぐらいの時にピアノの道へ進むと決められたのですか?」
  ・「(専門コースへ進ませたいのだが)先生は修学旅行の時はピアノの練習はどうされていたんですか?」
  ・「ソルフェージュというものが音楽大学受験にはいるそうだが、見てもらえないか」
  ・「コンクールに入賞したため、行けるのであれば音大へ行かせたい」
などのご相談を良く受けます。

「なぜ音大へ行かれたのですか?」ということもよく聞かれます。

私自身は小さい頃から厳しい先生の元で、レッスンを続けて参りましたので、日々レッスンやレッスンのための準備や練習や学校の勉強に追われ、なぜ音大に行くのかと自問自答する暇のないほど小さい頃や学生時代は練習や勉強に追われていたように思います。

教えるようになり、そのようなご相談を受けることもたびたびありますので、私自身が専門コースへ進んだ経緯などご参考になればと思い自分の経緯を書いてみたいと思います。
 
私が相愛大学名誉教授の故片岡みどり先生のレッスンを受けに、私の母とご紹介頂いたピアニストの方のお母様と私の三人でお宅にお伺いしたのは小学生の時でした。

今でいうオーディションを兼ねたような最初のレッスンに持っていった曲は、第47回全日本学生音楽コンクールで弾いた予選の課題曲のバッハのシンフォニア第7番ホ短調とメンデルスゾーンの無言歌集より「紡ぎ唄」、本選の課題曲のモーツァルトのピアノ・ソナタ第10番K.311全楽章と、普段の宿題として取り組んでいたツェルニー第50番から1曲でした。 その全てを聴かれた後、レッスンをして頂きましたが、レッスンでは本選の課題曲であったモーツァルトのピアノ・ソナタを見て頂きました。

そのレッスンはそれまで先生から教えて頂いたことのないような細かいレッスンでした。 一小節に何時間もかけるような、緻密なレッスンで、ピアノの奏法から脱力、タッチ、音色、楽曲構成など大変興味深いレッスンでした。 その時にピアノという楽器の奥深さを初めて知り、いわゆるおけいこバッグを持って通うピアノ教室での子どものピアノレッスンとは違う本格的な片岡先生のレッスンを受け、ピアノの奥義を深めることに大変興味を持ったことをよく覚えております。

初めてのレッスンの後、直接見てあげるからレッスンにいらっしゃいということでした。(普段のレッスンはお弟子さんに任せて片岡先生のレッスンは月1回のみということもありますが、私の場合は直接片岡先生が見て下さると言う事でした。)

「私のレッスンは難しいから1週間に1回でなくて、10日に一回なのよ。10日できちんと直していらっしゃい」とおっしゃって、10日に1回奈良から兵庫県の宝塚・中山寺のご自宅まで通うこととなりました。 まだ子供でしたからかわいいクマの絵の付いたメモ帳を下さり、それに片岡先生がドイツ語や英語の原語でレッスンを受けた曲目を毎回記録して下さいました。

次のレッスンでは、片岡先生のレッスン室の入り口に片岡先生が描かれたという油絵のお花の絵がかかっており、私が「私は絵を描くのが好きだ」ということをお話したところ、片岡先生が本当は美校(前東京藝術大学美術学部)に行きたかったのよ。母がピアノと決めたから、音校(前東京藝術大学音楽学部)に行ったのよ。絵が好きなのは同じね。」とおっしゃっていました。

その後は、自分では直しているつもりでも、勝手にテンポを揺らさない!や、手を柔らかくするための体操など、厳しいレッスンが続きました。

最初に片岡先生から頂いた曲は片岡先生が2年に1回開いておられた「みどり会」のおさらい会の曲で、べートーヴェンの6つの変奏曲を頂きました。 こちらは片岡先生のご指導を受け宝塚ベガホールで演奏しました。

中学生になるとピアニストの関孝弘先生の元に通うようになりましたが、関先生は片岡先生からご紹介を受けたベーゼンドルファーのプライベートレッスンで受講していたピアニストの方からのご紹介でうかがいました。

やはり初めにオーディションがありましたが、相愛音楽教室のテストで弾くハイドンのソナタハ長調50番を持って行きました。 テストに合格し毎週奈良から東京まで新幹線でレッスンに通う事になりました。

その後も私の場合は先生は皆ご紹介でうかがってまいりました。

私はこのように全てご紹介の連続で音楽人生を進んでまいりましたので、振り返ると私の人生はこういう人生だったというのが私の正直な感想です。


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2017_02
03
(Fri)15:06

東京音楽大学出張レッスン&学校説明会in大阪のお知らせ

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「東京音楽大学出張レッスン&学校説明会in大阪」が2017年4月9日(日)、三木楽器開成館にて開催されます。

武田真理先生、仲田みずほ先生によるレッスン(一人30分)も行われ、学校紹介や個別相談も予定されております。(参加無料)

将来音楽大学進学を目指すお子様や保護者の方は参加されてみられると何かのお役に立つのではないかと思います。

問い合わせは東京音楽大学広報課(03-3982-2717)までお願い致します。


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2017_02
02
(Thu)18:05

ラヴェルのレッスン(蛾)

今日は4/29、秋篠音楽堂で演奏致しますラヴェルの「鏡」より第1曲の蛾について書いてみます。

ラヴェルの「鏡」の第1.曲は蛾と訳されていますが、フランス語でのNoctuellesは蛾や蝶を意味します。 阿部裕之先生のレッスンからですが、フランス語では原語の意味の中に蝶と蛾の概念の差がないそうです。 この曲は暗闇の中、街灯の光によって蝶の羽がきらきらと光る様子を描いた曲だそうです。軽やかさだけでなく途中では暗闇の中に怪しげに佇む人影が描かれているそうです。 ただ色彩的な美しさだけでなく内容の深い曲だと感じます。 

ラヴェル 鏡より 蛾♫~アンヌ・ケフェレック


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2017_02
01
(Wed)08:50

グラナドス 詩的なワルツ集/Granados Valses poeticos

今日、大人の方がレッスンに持って来られた素敵な曲をご紹介致します。

グラナドス作曲の「詩的なワルツ集」です。 序奏と全7曲の即興的なワルツから成ります。 今日レッスンに持ってこられたのは第1曲と第2曲でしたがとても美しいワルツでした。 全曲に取り組まれるようです。

さて《詩的なワルツ集》はロマンティストだったグラナドスの初期の傑作です。 エレガントな旋律と洗練されたピアノの響き、躍動感あふれるリズムに若々しいグラナドスのさわやかな魅力を感じる作品です。 易しく、どこか懐かしく美しいメロディーがとても親しみやすく、グラナドス自身が生涯にわたって好んで演奏した曲です。

グラナドス 詩的なワルツ集♫~ラローチャ
グラナドス 詩的なワルツ集♫~グラナドス


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