2022_04
29
(Fri)22:09

ムジカノーヴァ4月号

ムジカノーヴァというピアノ専門誌がございます。

https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?id=182204

近頃の月号で、中学・高校でお世話になった恩師のピアニスト関孝弘・マリアンジェラ・ラーゴご夫妻によるイタリア語音楽用語解説記事が掲載されていらっしゃるようです。

関西地方であまり活動をされて来られなかった恩師ですが、先日4月24日に三重県でのリサイタルをされたようです。
ライフワークとされているイタリアの作曲家を弾かれたそうです。一枚チケットを購入させて頂きました。

イタリアの作曲家はドイツ一辺倒で来た日本の音楽教育では弾かれることが少ないですが、最近では、カゼッラなどよく弾かれるようになったようです。

イタリアの作曲家は音楽的に豊かで、美しく、ベートーベンの崇高さとはまた違った美しさがあります。

先日も、カゼッラのシャコンヌの主題による変奏曲という曲を久しぶりに聴いてみましたが、演奏効果が高く、華麗なる作品です。


高校生の頃、イタリアでカゼッラやピッツエッテイという作曲家のCDをダビングして貯められたDATのテープをお借りし、聴いて、カゼッラのシャコンヌの主題による変奏曲という曲を選び、レッスンして頂きました。

思い返せば、 ベートーヴェンのソナタなどお決まりの定型曲の合間に、そういったカゼッラなどのイタリアの作曲家にも触れ、息が詰まらず、楽しく、また、イタリア音楽の豊かさに触れることができたのだと思います。音楽高校には在籍しなかった分、曲選びに自由さがあったようです。

新譜を譜読みするのが苦でないのも功を奏していますが。





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2022_04
11
(Mon)21:51

ハイドンおじさん

今日は、リサイタルがあるため、レッスンにお伺い致しました。


6月5日になら100年会館で弾くハイドンのソナタ変ホ長調No.59とデイテイユーのソナタ第3楽章、モーツァルト幻想曲ニ短調、グリーグのホルベア組曲をレッスンして頂きました。



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ハイドンの冒頭は、左右が応答の形になっていると楽曲分析で見たのですが、右手の最初の四つの16分音符と、次の4つの16分音符の塊が応答になっていると思い込んでおりましたが、やはりその方が良くないと言うことでした。


最初の左右が応答なら、即答で、先生は返信連絡即答で嬉しいでしょうが。


ハイドンおじさんと親しまれ、モーツァルトやベートーヴェンから敬愛されたハイドンなので、あちこちにユーモア性に溢れる楽曲となっております。


小学生の頃、よく伝記を読み、ハイドンさんに勝手に親しみを覚えておりました。

毎日、日々、ウイーンのベーゼンドルフアーで練習しておりますが、重厚な響きと音で、ウイーン古典派の音作りには、最適の音色を持つピアノです。



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