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2023_09
26
(Tue)13:16

イブ・アンリ先生のレッスンを受けに参りました。(パリ)

容量一杯のためこれ以上写真をup出来ませんので、こちらへ記事をup致します。

宜しければ、こちらからお読み頂ければと思います。


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https://masakotaniblog.hatenablog.com/?_gl=1*1k5k3c6*_gcl_au*MjQ3Mzk5ODA5LjE2OTU3MDA1MDA.




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2023_09
19
(Tue)12:50

音について


音というものが分かりやすい作曲家であったと思います。(故西村朗 作曲家東京音楽大学教授)

ソナタと書かれていても、いったい内容が何を意味するのか、タイトルと音楽的内容が必ずしも一致しない作品が多い中で(出版社が後からつけたものも多いため)、まず、タイトルと音楽が一致する作曲家。

ワーグナーなどの、固定楽想は、「ドレミフアソラシド〜ソラソラソ〜」という旋律がある特定の主人公を物語ると言われても言葉で説明されない限り、それが何の意味を成すのか、理解できないという人もいるのです。

ベートーヴェンなどの第1テーマを一つ一つの音を言葉として理解するというのは難しくとも、このようなヘテロフオニーなどの音による集合体、音響(効果)は誰にでもわかりやすく、音が天空を舞うとか、それが何らかのメッセージを持って聴衆に語りかけてくる音による建築物=音楽ということが理解しやすいと思います。

そう言う意味では、一つ一つの音がソルフエージュ的に重要でない現代音楽は現代人に理解しやすいとも言えます。

微分音=ヘテロフオニー=振動=1より小さい音(ドとレの間にある音)

そのようなことがプラトンの「法律」という著書に書かれているとのことです。





楽譜の下方の連打部分も、弾き方によってはペダルを踏んで打鍵をぼかすように弾くと、ヘテロフオニーのように感じます。古代音楽のように弾くのも、もちろん現代的に、連打のテクニック披露することも可能だと思います。

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2023_09
13
(Wed)21:15

イブ・アンリ先生のレッスンを受けに参りました。

salon classicにて、イブアンリ先生のレッスンを受けて参りました。

ショパンピアノソナタNo.2 op35。

4月から練習を始めて、この夏の猛暑の暑さとどう練習するかというのも課題でした。

イブアンリ先生のレッスンは、主に音色重視のレッスン。特に弱音。弱音については、so far(遠くから)という表現をよく使われていましょした。

最近は、音楽学校受験と、コンクールを受けるということは、また、違うということを考えていますが、海外では、レッスンで、音色について、よく言われると思います。

昨日アンリ先生がお話しされていて多かったのは、

Do you think~?(あなたはどのように考えますか?どのように思いますか?)

一人で曲を仕上げていく時に、指の都合や、曲の流れに沿って仕上げて弾くだけではなく、作曲学上、構成上、各モテイーフの関連性や繋がりをどのようにするか自分で考え、それに沿って仕上げていくことで、自分でも曲調を仕上げていけるようになるのだと思いました。

素晴らしいレッスンでした。

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こちらはフランスの現代曲。デユテイユー。

イブアンリ先生にコンサート直前にレッスンして頂いての演奏。(2022年9月13日)





もっと音源の良いのでは、映像付きでDVDにも収録しております。(2022年9月4日演奏会ライブ)

記事はこちら



帰りはスペイン料理を頂きました。



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2023_09
08
(Fri)12:08

全日本学生音楽コンクール中学生部門ショパンの練習曲から

全日本学生音楽コンクール中学生部門ショパンの新練習曲から。

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練習、仕上げのポイント。

全体に、陰鬱とした表情。

指でのレガートの練習。

ペダルも適宜上手く使いながら、決して多過ぎず、レガートが生かされるように効果的に使いたい。左のハーモニーが変わらないので、踏んでも濁らないはず。

全体にはフレーズ感を大切に、cresc.dim.の自然な起伏が欲しい。


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