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2015_09
28
(Mon)06:49

西村朗先生「2台のピアノと管弦楽のヘテロフォ二ー」(東京音楽大学教授)~「現代音楽の解釈と奏法」の講義

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モーツァルトのクラビコードとピアノフォルテ

今日は世界を代表する♪現代音楽作曲家の西村朗氏♪の作品について書きます。

西村朗先生は東京音楽大学教授でもいらっしゃいますが、私も学生時代に「現代音楽の解釈と奏法」の講義を受けておりました。 西村先生は東京芸術大学・大学院のご出身で、1974年の日本音楽コンク―ル作曲部門第1位、エリーザべト国際音楽コンクール作曲部門大賞他数多くの賞を受賞されている世界の現代音楽作曲家のお一人です。

また♪B-tech Japan♪からも参加をされている♪草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル♪の音楽監督もなさっておられます。

西村先生は「ヘテロフォ二ー」という、「音楽のテクスチュア(texture)の一つ」を使った作品を多く作曲されています。 音楽のテクスチュアにはモノフォ二ー、ポリフォ二ー、ホモフォ二ーなどがありますが、ヘテロフォ二―というのはモノフォ二ーの変化したもので、同じ旋律を奏でる奏者がリズムなどを変える事で一瞬ポリフォ二ーのような響きが得られる現象をいいます。

日本の雅楽やインドネシアのガムランなどのアジアの宮廷音楽にその響きが良く用いられていますが、西村先生はこのヘテロフォ二ーの響きを利用した音楽をたくさん作っておられ、じっと聴いているとアジア人にはどこか懐かしさを感じます。

「鳥のヘテロフォ二ー」
「2台のピアノと管弦楽のヘテロフォ二ー」
「弦楽四重奏のためのヘテロフォ二ー」
「巫楽~管楽器群と打楽器のためのヘテロフォ二ー」
「秘儀Ⅲ~旋回舞踊のためのヘテロフォ二ー」

などがありますが、♫今日は「2台のピアノと管弦楽のヘテロフォ二ー」にリンク致します。 是非ヘテロフォ二ーの響きをお楽しみ下さい。♫

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「一枚のデイスクに~レコード・プロデューサーの仕事」(春秋社)~井阪紘著
井阪紘さんは事務局長として第1回草津国際音楽アカデミー開催に多大な尽力をされたレコード・プロデューサーの方ですが、そのご本のP.40に西村朗先生との対談が掲載されています。

一枚のディスクに~レコードプロデューサーの仕事(井阪紘著)
一枚のディスクに~レコードプロデューサーの仕事(井阪紘著)

現代音楽とレコード制作~西村朗との対話
現代音楽とレコード制作~西村朗との対話(P.40)

室内楽についての参考ブログ
室内楽を聴く楽しさ(ハイドン弦楽四重奏曲)
続室内楽を聴く楽しさ(シューベルト、ドヴォジャーク、スメタナ、弦楽四重奏曲)


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