2022_03
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(Fri)22:03

no music

2007年か2008年位に、ウイ-ン国立音楽大学の先生のレッスンを受けに池袋にいたときに、隣のroomで、ウイ-ンフィルの方たちが、リハーサル兼練習していらっしゃったのです。

ホ-ルで、聞くと、日本公演では、ドイツもののプログラムが多く、歴史的なものもあると思いますが、ラフマニノフは、あまり聞かないなあと思ったのですが、昨日のアメリカ公演でのallラフマニノフプログラムを聞いて、どこかで聞いたことがあるなあと思っていたら、今日午前中ふと思い出し、この練習の時の響きでした。大味で、ダイナミック。ウイ-ンフィルというと、この時のイメージがあります。

ウイ-ン国立音楽大学の先生と、受講生の方そのほかで、そのあと日本食刺身を食べに行きました。


https://www.wqxr.org/
ウイーンフィルアメリカCarnegie hallでの公演、ウクライナ戦争により、ゲルギエフ指揮マツーエフピアノ代役により、Yannick Nézet-Séguin指揮、 Seong-Jin Choピアノの演奏、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番に続いて、ラフマニノフ交響曲第2番も美しいです。

チョ・ソンジンのインタビューを聞いてみましたが、前日打診代役演奏で、急遽、ほとんど練習もなしに暗譜で演奏することなったわけですが、2019年以来弾いていないそうで、どのようにいつでも弾ける状態にしているかについての質問については、長年の努力の結果、獲得したもので企業秘密であり、おそらく、教えてはくれないだろうとは思っておりましたが、アメリカでの取材インタビューでも聞かれていましたが、一度オーケストラと合わせたことがあるのでラッキーでしたと答えただけした。

過去に練習についての簡単なインタビューが出てきましたが、指の練習は特別なことはほとんどしないそうです。プログラムの曲を4時間ほど、練習するので今は、充分なのだそうです。

練習とは、指の練習ではなく、よく聞き、作曲家が何をその音に込めたのかよく考え、イメージし、スコアを細部までよく読むことだそうです。それで、指揮者の勉強方法が話に出てきたのです。指揮者はスコアを読むときに、no music 音を出さない、それと同じと答えていました。

普段弾ける曲としてのレパートリー曲も無数にあるでしょうから、世界ツアーを回りながら、現在のプログラムと、次の新しいプログラムの開拓と準備、に加えて過去のレパートリーをいつでも弾けるよう練習しておくのは、並大抵の努力ではできません。

少ない時間で全部を細かくは練習できないですから、また、それでは、耳と身体が疲れてしまう。

結論は、弾いていないときでも、いつでもスコアを眺めているのではないかと思います。
練習していなくても、楽譜は頭に入っていて、映像として楽譜が頭の中に映し出されて、本番もいつでも弾けるということですね。
テクニック的な練習は一度本番をやったことのある曲は、練習してあるわけですから。

ピアノを使わない方法で、何か練習方法があるかなと探っていたのですが、今回は、チョ・ソンジンの練習方法について、調べてみました。

私自身は、練習時間以外は、楽譜だけを眺めるということはほとんどしません。
ピアノを使って、練習している方が、まだ、練習している感があり、練習していないという罪悪感がなく、また、運動的な側面での練習が勝ってることも多いと思います。音を出さないで、スコアを読んで練習するというのは、ピアノで弾いて練習するときよりも、もっと、細部まで、集中していないと、効果がないと思います。重労働の頭脳労働ですね。

また、女性ピアニストと男性ピアニストでは、筋・腱の強さが違いますから、女性の方がやはり、練習量・時間は必然的に多くなるでしょう。


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