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2015_08
10
(Mon)10:03

子供の頃のコンチェルトの思い出

私は子供の頃二度コンチェルトをi致しました。

一度目は小学3年の時ですが、ラヴェルの「マ・メール・ロア」を姉と連弾をしそれにオーケストラを合わせるという珍しいコンサートでした。まず先に姉との連弾を仕上げます。それからオーケストラと合わせますが二度リハーサル、ゲネプロ(本番前の合わせ)が一度です。独奏でもオーケストラと音楽を合わせるのは大変ですが、連弾でオーケストラと合わせるとなると見た目以上に大変なものがあります。ドレスはルノアールの名画からヒントを得、母の知り合いの方に手作りで素敵なドレスを作って頂きました。you tubeにアップしておりますのでドレスも合わせてお楽しみ頂ければと思います。
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二度目は小学4年の時です。ハイドンのピアノ協奏曲二長調を時間の都合で1楽章だけ演奏致しました。ハイドンの協奏曲の中でもこの曲は良く子供が演奏するポピュラーな名曲ですが、ハイドンの生きた時代のピアノは現代のピアノとは違います。あまり歌い上げないで淡々と音を奏でながら端正な音楽を作り上げていくのは聴いている以上に高いテクニックを要求され難しいものがあります。こちらの方もyou tubeにアップしておりますので近代のラヴェルとは全く違うウイーン古典派の音楽の世界をお楽しみ頂ければと思います。

子供の頃いわゆる「合わせもの」の経験をしておきますと、大人になって室内楽などをする時にその経験が生きてくるような気が致します。もし機会に恵まれることがあれば子供の時に是非コンチェルトや室内楽などを体験されてみられたら良いのではないかと思います。

ピアノは一台でオーケストラの代わりをすることができる楽器ですので、オーケストラで使われる打楽器、管楽器、弦楽器などのいろいろな楽器の音色を要求されます。間近でこういう楽器の音を聴いた事がないと、表現するテクニックの有無以前に要求されている音がどんな音なのかイメージする事すらできません。

コンクールで賞を頂く事や発表会で上手に弾ける事ももちろん重要な事ですが、メディアを通してでもいろんな音楽に耳を傾けるとか、ご両親や兄弟姉妹の人と家で連弾をしてみるとか、お友達で別の楽器を習っている人がいれば一緒に合わせてみるとか、音楽に関わるのはレッスンの時だけというのではなく、日常の生活の中で音楽と常に関わっている事がピアノのお勉強には大切な事なのではないかと思います。

ラヴェル「マ・メール・ロア」~谷真子
 https://www.youtube.com/watch?v=A9Psi0jCCeM
ハイドン「ピアノ協奏曲二長調」~谷真子
 https://www.youtube.com/watch?v=5vhDV2SmBfs
ハイドンの生家
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