スカルラッティ ソナタ
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D.スカルラッティ(1685~1757)はイタリアのナポリで生まれスペインのマドリッドで亡くなった作曲家ですが、バッハ、ヘンデルというバロック時代の代表的作曲家と同年生まれで、1708年にはローマでヘンデルと鍵盤楽器の腕比べをしたという逸話も残っております。 チェンバロではスカルラッティが勝ちオルガンではヘンデルが勝ったそうです。
1714年から1719年にかけてはローマに滞在しその後リスボンに渡り1729年にはポルトガルの王女マリーア・バルバラがスペイン王室に嫁いだのに伴いマドリードに移ります。 ソナタのほとんどはこの王女のチェンバロ学習のための教材として書かれたものです。 (ソナタといっても古典派のソナタとは違い単一楽章によるコンパクトな楽曲です。)
スカルラッティの曲はそのイタリア的なのびのびとした旋律、スペイン的な大胆なリズム、色彩的なハーモニー、ユーモアに溢れる曲想などから大変魅了的なものとなっております。
スカルラッティがチェンバロの名手であったため書法上もチェンバロの演奏技巧を駆使しており、それをピアノで演奏した際にもピアニスティックな魅惑的な効果があり、それが理由でピアノのためのレパートリーとして広く普及したものと思われます。
従来はロンゴ版が普及しておりましたが、最近ではカークパトリック版が多く使われております。
you tubeに2曲アップ致しておりますのでそちらにリンク致します。
♫スカルラッティ ソナタ K.25 嬰へ短調♫~谷真子
♫スカルラッティ ソナタ K.29 二長調♫~谷真子

イタリア キジアーナ音楽院所蔵展図録

キジアーナ音楽院スカルラッティの間
スカルラッティCD

コリーン・リー

ウラディミール・ホロヴィッツ
スカルラッティ楽譜


火曜日10日はモーツァルトのピアノ・ソナタK.545について書きます。

D.スカルラッティ(1685~1757)はイタリアのナポリで生まれスペインのマドリッドで亡くなった作曲家ですが、バッハ、ヘンデルというバロック時代の代表的作曲家と同年生まれで、1708年にはローマでヘンデルと鍵盤楽器の腕比べをしたという逸話も残っております。 チェンバロではスカルラッティが勝ちオルガンではヘンデルが勝ったそうです。
1714年から1719年にかけてはローマに滞在しその後リスボンに渡り1729年にはポルトガルの王女マリーア・バルバラがスペイン王室に嫁いだのに伴いマドリードに移ります。 ソナタのほとんどはこの王女のチェンバロ学習のための教材として書かれたものです。 (ソナタといっても古典派のソナタとは違い単一楽章によるコンパクトな楽曲です。)
スカルラッティの曲はそのイタリア的なのびのびとした旋律、スペイン的な大胆なリズム、色彩的なハーモニー、ユーモアに溢れる曲想などから大変魅了的なものとなっております。
スカルラッティがチェンバロの名手であったため書法上もチェンバロの演奏技巧を駆使しており、それをピアノで演奏した際にもピアニスティックな魅惑的な効果があり、それが理由でピアノのためのレパートリーとして広く普及したものと思われます。
従来はロンゴ版が普及しておりましたが、最近ではカークパトリック版が多く使われております。
you tubeに2曲アップ致しておりますのでそちらにリンク致します。
♫スカルラッティ ソナタ K.25 嬰へ短調♫~谷真子
♫スカルラッティ ソナタ K.29 二長調♫~谷真子

イタリア キジアーナ音楽院所蔵展図録

キジアーナ音楽院スカルラッティの間
スカルラッティCD

コリーン・リー

ウラディミール・ホロヴィッツ
スカルラッティ楽譜


火曜日10日はモーツァルトのピアノ・ソナタK.545について書きます。
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