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2016_06
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(Wed)08:28

ブラームス ハンガリーの歌の主題による変奏曲 ニ長調 作品21-2/Brahms Variationen uber ein ungarisches Lied D-Dur Op.21-2

1853年ハンガリー系ヴァイオリニストの友人レメーニと演奏旅行に出かけたブラームスは、多分その際に知ったと思われる主題をもとに1856年までに13の変奏とコーダを持つ「ハンガリーの歌の主題による変奏曲」を書きます。

出版は1862年ジムロック社から出版されております。

主題は3/4拍子と4/4拍子が1小節ごとに交代した独特のリズム感です。
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この拍子は第8変奏まで保たれ、第9変奏では6/8拍子に変わります。
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第10変奏では2/4拍子に変わります。
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その後チャールダーシュ風のコーダに向かって進みロンド風のコーダの後、再び主題に回帰して曲は終わります。
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ブラームス ハンガリーの歌の主題による変奏曲♫~リヒテル
ブラ―ムス ハンガリーの歌の主題による変奏曲♫~オピッツ


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