2015_11
09
(Mon)08:39

第17回ショパン国際ピアノコンクールの全てのジャッジ結果が公表されております。

COMPETITION
ベーゼンドルファー200

先日終了致しました第17回ショパン国際ピアノコンクールの全てのジャッジの結果が公表されております。

ジャッジ結果公表♪を見ても良く分かりますが、コンクールというのはいかに審査員全員から好感をもたれるかがポイントになります。 自分の信ずる芸術を打ち出すのではなく、誰から見ても納得の行くピアノを披露しなくては得点は上がりません。 

コンクールは一つの通過点だと言われる所以はここにあります。 まず誰でもが正解だと思う基本に忠実なピアノを真摯にお勉強しコンクールでライセンスを得てから芸術のお勉強に入るのが現代のピアノのお勉強の有り様かと思います。

芸術に正解はありませんが、ピアノのお勉強には〇と×はあります。 お子さんの場合はまずその〇を地道にお勉強していかれるのが先決かと思います。 コンクールに一喜一憂する必要はございませんが、×は〇になるように真摯にお勉強して欲しいと門下の生徒さんには願っております。