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2020_03
23
(Mon)12:16

ラヴェル ソナチネ

現在取り組んでいるプログラムの後半のトップに、ラヴェルのソナチネを入れようと思い、さらっています。

ラヴェルのソナチネは、聴衆の方にとても人気のある曲目だということで、私自身も好きな曲の一つですので、今回のプログラムに入れました。

ソナチネという可愛らしいタイトルが付いていますが、ベートーヴェンやハイドン、モーツァルトなどのソナタとは全く異なる響きや雰囲気の持つ曲で、美しく透明な響きのする曲です。

ギーゼキング ラヴェル ソナチネより~


ベートーヴェンのソナタの優れているところは(特に後期のソナタ)、”ソナタという形式の中に、精神性を盛り込み、形式と内容を両立させたところ”(東京藝術大学名誉教授の米谷治郎先生が、ベートーヴェンの告別ソナタのレッスンを高校生の頃、東京自由が丘のご自宅で受けた時にそのようにおっしゃっていました。)だそうですが、時代が進み、形式と色彩感を両立させたソナチネとなっています。

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