2016_03
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(Mon)08:10

デュティユ- ピアノ・ソナタ/Dutilleux Sonate pour piano

デュティユー(1916~2013)は20世紀後半から現代にかけてのフランスを代表する作曲家の一人ですが、1933年から1938年までパリ音楽院で学び、1938年カンタータ「王の指輪」でローマ賞を受賞しております。

1946年にピアニストのジュヌヴィエーヴ・ジョワと結婚しておりますが、作風はラヴェル、ドビュッシーら近代フランス音楽の伝統を受け継ぎながらもメシアン、ブーレーズといった大家とは異なる路線を歩みながら独自の世界を切り拓き色彩感と抒情性にあふれております。

ピアノ・ソナタはデュティユーのピアノ曲のうち最も規模が大きく演奏頻度の多い作品です。 音楽大学の試験やコンクールといった教育の場においても20世紀ピアノ作品の重要なレパートリーとして位置づけられてきました。

3楽章からなり伝統的なソナタ形式に基づいております。 また3楽章の「コラールと変奏」は単独で演奏されることも多いです。

デュティユー夫人のピアニスト ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(1919~2009)に献呈され、1948年4月30日国民音楽協会の演奏会(パリ)でジョワによって初演、1949年にデュラン社から出版されました。

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第1楽章 Allegro con moto
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第2楽章 Lied
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第3楽章 Choral et variations
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デュティユー ピアノ・ソナタ


ピアニスト谷真子公式サイト