2016_08
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(Wed)09:56

ベルク ピアノ・ソナタ 作品1/Berg Sonate fur Klavier Op.1

「ピアノ・ソナタ作品1」はベルク(1885~1935)が作品番号付で生前に発表した唯一のピアノ曲ですが、恩師シェーンベルクの元で卒業制作として1907年から1908年にかけて作曲されました。

ベルクはシェーンベルクに師事し、無調音楽を経て十二音技法による作品を残したオーストリアの作曲家で十二音技法の中に調性を織り込んだ作風で知られております。

ベルクは最初は多楽章を考えていたようですが、シェーンベルクの助言により1楽章のみで出版する事にし、1911年に出版致しました。

初演は1911年4月24日ウイーンで行われましたが、当時としては革新的な書法だった事で聴衆が暴動をおこしたと言われております。

単一楽章のソナタでロ短調を主調としておりますが調性感は安定しません。 また伝統的なソナタ形式の枠組みに従っている反面、冒頭の単一の楽想から全ての部分を派生させ、作品の統一感を確保しております。

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ベルク ピアノ・ソナタ♫~ブレンデル


ピアニスト谷真子公式サイト