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2015_08
19
(Wed)07:39

東京ゲーテ記念館とゲーテ・インスティトゥート(ドイツ文化センター)

ピアニストにとっては各国の輸入の楽譜や音楽書を見るときにも語学は必要なものですが、私も東京音楽大学の授業でドイツ語とイタリア語を履修するのと同時に、東京赤坂にあるゲーテ・インスティトゥート(ドイツ文化センター)へドイツ語を習いに通っておりました。 イタリア語はオペラの伴奏をする時に、ドイツ語はドイツリートを伴奏する時に、歌詞が理解できるとより音楽が理解できますし、また歌の方とも緊密にコミュニケ―ションがとれるような気が致します。

ドイツ文化センターは青山通りをはさんで赤坂御所の目の前にあり閑静な佇まいの素敵な建物です。 ドイツの芸術、文化を紹介する公的機関ですので一歩中に入るとそこはドイツそのものです。 帰阪してからも偶然ドイツ文化センターで声楽の伴奏をする機会があり久し振りに訪れて学生時代を懐かしく思い出しました。
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ゲーテ・インスティトゥート公式サイト
http://www.goethe.de/ins/jp/ja/lp.html?wt_sc=japan_

さて東京にはもう一つドイツと縁の深い場所があります。 北区にある東京ゲーテ記念館です。 日本でゲーテを知りたければここに行けば全て分かるというくらい膨大な資料が保管されています。 
東京ゲーテ記念館
ゲーテ記念館
ゲーテ記念館
ゲーテ記念館
ゲーテ記念館
ゲーテと言えばドイツの「詩人」として文学者の顔が有名ですが、政治家、図書館長、翻訳者、画家、演劇人、弁護士、編集者、自然科学者の側面も持っていました。 また世界市民を称していた人ですが多くの音楽家に影響を与えています。 専門的な事は文学者の方にゆだねるとしても、音楽の勉強をする時にはその入口だけでも知っておく必要はあると思います。

天才と言われる作曲家達が作曲をする時は音楽、文学、美術、哲学と各ジャンルの相関関係の上で作曲をしていますのでそれらを再現する時は各ジャンルに対して幾ばくかの知識が必要になります。 それぞれの道のプロフェッショナルの人の導入のご本などを読んで参考にさせて頂くわけですが、ピアニストが一曲を仕上げるには楽譜から音を出す前に、準備にかなりの時間をとられます。  素人の方にとってはピアニストは舞台でスポットライトを浴びて弾く姿だけがイメージに残りますが、陰の苦労も多くそれを感じさせず聴衆の方に音楽を楽しんで頂くのは練習しかないかも知れません。
東京ゲーテ記念館公式サイト
http://goethe.jp/
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