2016_09
28
(Wed)08:16

リスト 悲しみのゴンドラ 第1稿 変イ長調 S.200-1、第2稿S.200-2/Liszt La lugubre gondola S.200

1883年2月ワーグナーは70歳で亡くなりますが、友人であったリスト(71歳)はワーグナーの死の3か月前悲しみのゴンドラ第1稿・第2稿を作曲致します。

リストは後にこの曲についてワーグナーの死を予感しながら作曲したと述べております。

悲しみのゴンドラ 第1稿
ワーグナ―の作品に良く見られる半音階的な旋律が用いられております。

悲しみのゴンドラ 第2稿
原曲はヴァイオリンまたはチェロとピアノのための二重奏曲として書かれたものでそれをピアノ版に編曲したものです。 「調のないパガテル」や「灰色の雲」と並び現代音楽の先駆とされた曲です。

リスト 悲しみのゴンドラ 第1稿♫~ポリー二
リスト 悲しみのゴンドラ 第2稿♫~ツイメルマン
リスト 悲しみのゴンドラ 第2稿♫~ブレンデル


ピアニスト谷真子公式サイト