2016_12
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(Mon)10:53

ブラームス ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 作品25

ブラームス(1833~1897)のピアノ四重奏曲はピアノとヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる四重奏で、ブラームス30歳前の若かりし頃の作品です。

1855年頃に作曲に着手されましたがしばらく放置され完成は1861年で、初演は1861年11月16日ハンブルクでクララ・シューマンらによって行われました。 同時期に作曲に着手された曲にピアノ協奏曲第1番があります。

1937年、シェーンベルクによって管弦楽版に編曲されております。
ブラームス=シェーンベルク ピアノ四重奏曲第1番 第4楽章から♫~ベルリン・フィル映像
ブラームス=シェーンべルク ピアノ四重奏曲第1番 全楽章♫~ベルリン・フィル

第1楽章 Allegro
ト短調、ソナタ形式。 哀しげな第1主題と平穏な第2主題から構成されております。
ブラームス ピアノ四重奏曲第1番 第1楽章♫~ルービンシュタイン

第2楽章 Intermezzo
間奏曲。ハ短調。 美しい流れるようなメロディーが続きます。
ブラームス ピアノ四重奏曲第1番 第2楽章♫~ルービンシュタイン

第3楽章 Andante con moto
変ホ長調。 緩やかなメロディーで始まり、中間部では堂々と奏されます。 その後最初のメロディーに戻って静かに終わります。
ブラームス ピアノ」四重奏曲第1番 第3楽章♫~ルービンシュタイン

第4楽章 Rondo alla Zingarese
ト短調。 「ジプシー風ロンド」です。 ジプシーを思わせる情熱的な第1主題と、堂々とした第2主題によるロンドです。 最後は第1主題に戻り熱狂的に終わります。
ブラームス ピアノ四重奏曲第1番 第4楽章♫~ルービンシュタイン

ブラームス ピアノ四重奏曲第1番♫~チョ・ソンジン
ブラームス ピアノ四重奏曲第1番 第4楽章♫~アルゲリッチ


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