ラフマニノフ ピアノ三重奏曲第2番

ラフマニノフのピアノ三重奏曲第2番は、ラフマニノフがモスクワ音楽院卒業後の1893年に作曲したもので、モスクワ音楽院在籍中の1892年に作曲」された第1番と合わせて「悲しみの三重奏曲「と呼ばれております。
1893年11月、チャイコフスキーの訃報を聞きわずか1か月余りで完成されたもので、翌1894年にラフマニノフ自身のピアノによって初演されました。
ロシア音楽の特徴である故人を偲んで室内楽を作曲するという発想はチャイコフスキーによって確立されましたが、ラフマニノフもその伝統を受け継いで作曲したものと思われます。
楽曲構成はチャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出に」と類似しております。
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