フォーレ 主題と変奏 嬰ハ短調 作品73
フォーレの主題と変奏はフォーレが50歳の時の1895年に作曲したピアノ曲です。
初演は1896年ロンドンで開かれた「フォーレ・フェスティバル」でドゥラフォスの独奏で初演されました。
献呈はフォーレの友人・弟子のテレーズ・ロジェに献呈されております。
主題と変奏は主題とそれに基づく11の演奏からなるフォーレ唯一の変奏曲で、コルトーが「この昨品は当今のフランス音楽を軽佻浮薄ないし無味乾燥でうわべだけの優雅さしかないとする批判の数々から防衛するに足りるものである。」と賞賛しているように、夜想曲6番や舟歌5番と並んでフォーレの傑作のひとつとされています。
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