チョ・ソンジン ピアノ・リサイタルのチケットを購入しました。

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2018年1月21日(日)、大阪シンフォニーホールでチョ・ソンジンピアノ・リサイタルが開催されます。

演奏曲目はベートーヴェン ピアノ・ソナタ8番・30番、ドビュッシー 映像第1集、ショパン ピアノ・ソナタ3番です。

チョ・ソンジンはショパンコンクールで優勝し、世界中で一躍脚光を浴びている若手のピアニストですが、16歳で浜松国際ピアノコンクールでも優勝している事から日本でも人気が非常に高く、来日の度に会場は満席となっているようです。

先日NHK Eテレでもベートーヴェンピアノ協奏曲第3番の演奏模様を放映していましたが、その素晴らしい技巧と豊かな音楽性はあふれる才能を感じさせる素晴らしいものでした。

私もすでにチケットを入手し、当日を楽しみにしております。

一年前も聴きに行きましたが、シューベルトのピアノ・ソナタ第19番のフレッシュな演奏に感銘を受けて戻ってまいりました。

シンフォニーホール チョ・ソンジンリサイタル ホームページ


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パリ国立高等音楽院イヴ・アンリ(Yvez Henry)教授公開レッスンのお知らせ

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9/15,9/16の両日、パリ国立高等音楽院ィヴ・アンリ(Yvez Henry)教授の公開レッスンが芦屋のサロン・クラシックで行われます。

レッスン受講料: 35,000円(通訳料・スタジオ代込)
レッスン聴講料: 3,000円(学生2,000円)
詳細お問い合わせ先: サロン・クラシック 0797-55-0730

私もいつもレッスンをして頂いておりますが、的確なアドヴィスを頂け、大いにお勉強になっております。

前回のレッスン風景より
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留学をお考えの方、現在演奏活動をされている方等、良いチャンスだと思いますので、是非受講されてみて下さい。

9/16、15:00~16:30にはレクチャー・リサイタルも開かれます。→レクチャー・リサイタル 3,000円


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ベルギーのチェリストのニコラ・デルタイユさんの演奏会を聴きに行ってまいりました。

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ベルギーのチェリストのニコラ・デルタイユさんの演奏会を聴きに芦屋のサロン・クラシックまで出かけてまいりました。

音楽性豊かで優しく繊細なニコラさんのチェロの音色にサロンはひとときヨーロッパと化し、素晴らしい演奏に堪能して戻ってまいりました。

次回の来日の際は、是非ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第3番を共演できればと思っています。

今日のコンサートの共演者の坪井真理子さんは一風変わった経歴の方でした。 京都大学医学部の大学院を卒業されフンボルトの留学生として眼科医の研修をヨーロッパで修められながら、終了後ドイツの音楽大学へ行き直され、現在も音楽家としてヨーロッパで活躍されている方です。

欧米ではいくつもの大学に行くのが珍しい事ではありませんが、日本人には珍しい人生を送ってらっしゃる方だと思いました。

帰りは梅田の大丸へ寄り、松阪牛のおいしいハンバーグを頂いて、束の間の休息をとってまいりました。

12月の演奏会に向けてベートーヴェンのピアノ・ソナタ31番の練習に励もうと思います。


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指揮者の垣内悠希さんの演奏会のお知らせ

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指揮者の垣内悠希さんの演奏会の近況をお知らせさせて頂きます。

垣内悠希さんは東京芸術大学を卒業された後、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積まれ、先年ブザンソン指揮者コンクールで第1位に輝かれた今人気の若手指揮者の方です。

垣内悠希さんのお父様の垣内幸夫先生には神戸大学大学院の授業でお世話になり、そのご縁で一度息子さんの演奏会のご案内を頂き、京都コンサートホールへ聴きに伺わせて頂いた事があります。 ウィ―ンでの研鑽ぶりがうかがえるその素晴らしい演奏に感銘を受けました。 

現在もウィーンに居住され、ウィ―ンを始め、世界各地でご活躍をされており、8/2にはミュンヘンのヘラクレスザールでウィーン交響楽団と演奏会をされます。 オールモーツァルトのプログラムです。

ウィーン交響楽団ホームページはこちら

また12/2には大阪の八尾プリズムホールで大阪フィルハーモニー交響楽団と演奏会が開かれます。
ホームページはこちら


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ベルギーのチェリストの二コラ・デルタイユ(Nicolas Deletaille)さんが来日されています。

ベルギーのチェリストのニコラ・デルタイユさんが今来日されています。

ニコラさんはベルギーのエリザベート王妃音楽院を卒業した後、アメリカのジュリアード音楽院でお勉強され、現在ブリュッセル王立音楽院の先生をされているチェリストの方ですが、大変親日家の方で、度々来日されいろんな日本の演奏家の方と共演されています。

私も7度共演させて頂いていますが、今回は都合により共演できず、演奏会を聴きに行かせて頂きます。

数年前には私の自宅で共にホームコンサートを開催した事もあり、至近で聴くチェロの音色にお客様は感動していらっしゃいました。

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谷宅でのホームコンサートより

次回の来日の際には、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ3番を共演できればと思い今読譜をしております。

今回の来日のスケジュールはサロン・クラシックのホームページに掲載されております。


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人生の中における音楽の役割とは?

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私は小さい時からピアノ中心の生活をしてきましたので、音楽は生活の一部となっており、自分にとって音楽がどういうものかを改めて考える時もなかったような気がします。

家の家具の配置も、グランドピアノ2台が家主のように居座っており、その風景を見慣れている私にはそれが日常ですが、お客さんには奇異な感じに思えるかもしれません。

CDは玄関にまで溢れており、書物といえば楽譜と音楽関係書ばかりです。 あまり音楽家以外のよそのお宅に伺う事もありませんので、もしかしたら自分の生活環境が人と変わっているのかもしれませんが、それを感じる事もあまりありません。

音楽が好きかと尋ねられたら、「好き?」と首を傾げるのが本音です。 自分の人生のほとんどを形成しているのがピアノですから、好きという感情とは少し違うような気も致します。

ただ音楽関係のグッズやインテリアにはやはり可愛いなと思う感情はありますので、造形学的に五線譜や音符、休符記号が人間に与えてくれる力は理屈を超えた所があるのかもしれません。

人間はパンと水だけで生きていくのはせつないものがあります。 音楽、絵画、文学、建築のようにあらゆるジャンルの芸術で人間の世界は形成されております。 

私はそれらを享受しつつ、その反対側の世界の仕事もしているわけで、その意味をこれからも立ち止まって考えながら生徒さんと接していきたいと思います。


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リスト=ブゾーニ フィガロ・ファンタジー

リスト=ブゾーニのフィガロ・フャンタジーはモーツァルト作曲の「フィガロの結婚」からリストが編曲して未完だったものをブゾーニが完成させたものです。

当時はオペラのメロディをモチーフとしてパラフレーズを作曲する事がサロンの華となっており、リストも多くのオペラ・パラフレーズを作曲しております。

難曲ですがホロヴィッツの演奏にリンクしてみます。

リスト=ブゾーニ フィガロ・ファンタジー~ホロヴィッツ


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ホームページのレッスンの項目を一新致しました。

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ホームページのレッスンの項目を一新致しました。

使用教材を明記し、私の教室運営へのコンセプトを書いてみました。

またレッスン日時などの詳細も書き加えております。

お目通し頂けましたら幸いです。

ホームページのレッスンの項目はこちら

バッハ 4つのデュエット/Bach 4Duette BWV802-805

バッハの4つのデュエットは2声の鍵盤楽器音楽ですが、1739年出版のオルガン・コラール集の「クラヴィーア練習曲集第3巻」に収録されています。

4つのデュエットの4は「地水風火」の四大元素を表すという説もありますが、オルガン・コラール集になぜクラヴィーア作品が入っているのかは確かな事は分かっていません。


バッハ 4つのデュエット~リヒテル


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第34回JPTAピアノ・オーディションのお知らせ

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第34回日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディションの課題曲が発表になりました。

このコンクールは日本ピアノ教育連盟主催によるものですが、1年に1回秋に開催され、全国で幼児の部から大人まで予選が開かれます。 地区予選優秀賞受賞者は来年3月東京で開かれる全国大会へ推奨されます。

私も小学5年生の時に、第9回日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディションで全国大会に推奨され、そこで入賞し全国優秀者演奏会に出場した思い出があります。

第9回日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディションの思い出についてのブログ


第9回日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディション全国優秀者演奏会より

課題曲等の詳細は日本ピアノ教育連盟ホームページをご参照ください。


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リスト ドン・ジョヴァンニの回想/Liszt Reminiscences de "Don Juan"(Mozart) S.418

リストのドン・ジョヴァン二の回想は1841年、リストが30歳の時、モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァン二」の主題をリストが編曲した作品です。

難曲中の難曲と言われており1877年にはリストによって二台ピアノ用の編曲もなされております。

第1部分
オペラの第2幕の騎士長がドン・ジョヴァン二に警告する場面の音楽から始まり、重苦しい音楽は騎士長の復讐を表現しています。

第2部分
オペラ第1幕の二重唱「お手をどうぞ」が使われています。

第3部分
第1幕のドン・ジョヴァン二のアリア「シャンパンの歌」が使われています。


リスト ドン・ジョヴァン二の回想~ボレット


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音楽のジャンル

一口に音楽と言っても、クラシック音楽だけではなく、欧米のポップス、日本のポップス、演歌、アメリカのジャズ、アフリカの民族音楽、アジアの民族音楽等々世界には数多くの音楽があります。

私はその中のクラシック音楽と言うジャンルを小さい時から専門に学んできたわけですが、それ以外の音楽には全くの素人です。

クラシック音楽家の中には、ジャズもポップスも得意とされる方もいらっしゃいますが、私の場合はクラシック畑一筋ですのでコードネーム等も詳しくは知りません。 もちろんギターやピアノを使って弾き語りというような事もできません。

クラシックの道を究めたいという方には、先輩としてアドヴァイスをしていく事はできますが、ジャズやポップスをお勉強したい、また自作自演の曲を作曲して自分で弾き語りをしたいというような方はその道の専門の先生の門を叩いてもらった方が良いと思います。

ところで学校の音楽教育ではポップス音楽が取り上げられる事が多いですが、クラシック音楽ほど難しいルールは要求されないような気が致します。 音楽を楽しむという事が一番に優先されているのではないかと思います。

学校の合唱部に入ったり、伴奏をしたり、吹奏楽部に入ったり、リコーダーを吹いたりというような学校教育に関する行事とお習い事のピアノは全くの別物だと思います。 

ピアノと言うお習い事はクラシック音楽の決まりごとをクラシックの作曲家の音楽を通じてお勉強しているだけです。 ピアノを習ったから笛が上手く吹けるとか、歌が上手く歌えるとかいうものではありません。

楽譜が全く読めないお子さんでもいわゆる”耳コピ”でポップスの曲やコマーシャルの曲を弾くお子さんはたくさんいます。 音楽を日常生活の中で楽しむ手段はピアノを習ってクラシック音楽を奏でる事だけではないと思います。

教会音楽から発展した世俗の音楽ではないクラシック音楽を学ぶという事は、様々な世俗の出来事とは無縁の事のような気が致します。


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お子様のピアノ・コンクールへの参加について

当ピアノ教室では「三木楽器フレッシュピアノコンサート」というピアノ・コンクールへは全員の参加を認めておりますが、それ以外のピアノ・コンクールへのお子様の参加は先生がお子様の実力を認めた時点でコンクールに参加して頂くというようにしております。

実力がまだついていない状態で先生が生徒さんを無理矢理特訓し、コンクール入賞という栄誉をお子様にあげてしまうと、励みになるというよりお子様をスポイルする事が多いからです。 

三木楽器のフレッシュコンサートはコンクールの設立趣旨が、ピアノを習うお子さんにレヴェルに応じた目標とご褒美をという趣旨ですので、生徒さんの励みになるかと思い、全員の参加を認めております。

また努力の著しい生徒さんや素晴らしい才能を示される生徒さんの場合は、親御さんが全くの素人の方でも、ピアニストへの道が開かれるよう、こちらで誘導してまいります。

千里の道も一歩からです。 努力すれば世界に羽ばたくピアニストも夢ではありません。

お子様のコンクール指導実績
日本クラシック音楽コンクール全国大会第5位
日本クラシック音楽コンクール全国大会入選
ベーテン音楽コンクール全国大会第2位
ピティナ・ピアノ・コンぺティション優秀賞多数
グレンツェンピアノコンクール全国大会入賞
グレンツェンピアノコンクール優秀賞、準優秀賞多数
三木楽器フレッシュ・ピアノ・コンサート入賞多数
グレンツェンピアノコンクール指導者賞 
 

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メシアン 8つの前奏曲/Messiaen Preludes

メシアンはフランスの現代音楽の作曲家ですが、同時に神学者・鳥類学者・共感覚の持ち主としても有名です。

1919年11歳でパリの国立高等音楽院に入学し、多くのプルミエプリ取得後、1930年卒業します。

1931年、22歳でパリのサントトリニテ教会のオルガ二ストに就任し、最後までその職を務めあげます。

1942年、母校の教授となりますが、弟子にはブレーズ、シュトックハウゼン、クセナキスなど多くの弟子を育て上げています。

8つの前奏曲は1929年作曲されたメシアンの最初の重要なピアノ曲ですが、各曲に付けられた詩的なタイトルはドビュッシーの前奏曲集をイメージさせられる所もあります。 しかしドビュッシーとは一線を画した音楽観を呈しており、メシアンの独立した世界を表現しております。

1 鳩 / "La colombe" 
2 悲しい風景のなかの恍惚の歌 / "Chant d'extase dans un paysage triste" 
3 軽快な数 / "Le nombre léger" 
4 過ぎ去った時 / "Instants défunts" 
5 夢のなかのかすかな音 / "Les sons impalpables du rêve" 
6 苦悩の鐘と告別の涙 / "Cloches d'angoissse et larmes d'adeu" 
7 静かな嘆き / "Plainte calme" 
8 風のなかの反映 / "Un reflet dans le vent" 

メシアン 8つの前奏曲より 鳩


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ベルギーのチェリストのニコラ・デルタイユ(Nicolas Deletaille)さんが来日されます。

これまでに何度か共演した事のあるベルギーのチェリストのニコラ・デルタイユさんが7月来日されます。

今回もサロンクラシック芦屋等で様々な日本の演奏家の方達と共演されます。

今回は私は都合により共演できないのですが、7/29(土)のニコラさんのコンサートにはお伺いする予定にしております。

ニコラさんはまだ30代の若手チェリストの方ですが、その音楽性は大変素晴らしく、私はいつも共演させて頂いて多くの事をニコラさんから学ばせて頂いております。

アルペッジョーネというチェロの原型の古楽器にも熟達されており、ウィーンの巨匠のパウル・バドーラ・スコダとの共演のCDも出されています。

心の琴線に触れるニコラさんの優しい音楽を是非一度聴いてみられませんか?

お問い合わせ先はサロン・クラシック芦屋まで


フォーレ 夢のあとに、シチリア―ノ、エレジー

ニコラ・デルタイユさんホームページ


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12月に豊中で演奏会に出演致します。

12/10(日)に豊中芸術文化センター大ホールで、The Music Center Japan(サロン・クラシック芦屋)の設立30周年を記念してのコンサートが開かれます。

オーナーの中西淳子さんと長く親交のおありになるヴァイオリニストの漆原啓子さんをゲストにお迎えし、大勢の演奏家が集まってのコンサートです。

つきましては中西さんにお声かけを頂き、私も出演させて頂くことになりました。

詳細はまだ何も決まっておりませんが、10分程度のソロ曲を弾く事になると思います。

詳細が決まりましたら、またご案内させて頂きますので、是非大勢のご来場をお待ち申し上げております。

The Music Center Japan ホームページ


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学会で上京してまいりました。

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学会で上京してまいりました。

学会で発表するにあたっては、今までの研究をさらに発展させて、新しい切り口から新たな論点を見つけなくてはいけませんので、研究を進めておりましたが、本日の学会では納得いく発表ができたのではないかと思っております。

今までの研究では第1楽章を研究対象としておりましたが、今回は新しく第2楽章を研究対象とし、テーマは「シューマンの幻想曲Op.17の第2楽章の演奏解釈~ホロヴィッツとアラウとキーシンの音源比較によるテンポの違いを通して~」と致しました。 第2楽章は作曲的にも第1楽章とは全く違った展開を見せており、演奏解釈の研究発表も新たな展開を示すことが出来たのではないかと思います。 

また私の見解とは異なるピアニストのCDを会場でかけてその違いを明確にさせ、自分で演奏しながらなぜ私がそのように演奏するのかをテンポを論点の中心として論じてまいりました。

今後も第3楽章へ、また他の論点から、そして他の曲へと研究を進め、シューマンについてさらに深めてまいりたいと思います。

会場が母校の東京音楽大学でしたので、大変懐かしく、学生時代の思い出の場所や改装されたA館を廻ってきました。

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また神戸大学大学院でお世話になった坂東肇先生も聴きに来て下さり、大変嬉しく思いました。

学生時代の友人とも久しぶりに会う事ができ積もる話をして一時リラックスができたように思います。

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サン=サーンス 6つのエチュード Op.111/Saint-Saens Six etudes Op.111

サン=サーンス(1835~1921)はフランスの作曲家ですが、優れたオルガ二ストでもありました。

1848年に13歳でパリ音楽院に入学し作曲とオルガンを学び、1857年にはパリのマドレーヌ教会のオルガ二ストに就任します。

練習曲は全部で18曲書いており、「6つの練習曲作品52」「6つの練習曲作品111」「6つの左手のための練習曲集作品135」の3つの曲集にまとめられました。

6つの練習曲作品111は第1曲は1892年に作曲され残りは1899年にスペイン領のラス・パルマスで作曲されそれぞれが別々のピアニストに献呈されています。

ラス・パルマスを初めて訪れたのは母を亡くした翌年の1889年ですが、その後7度も訪れており、第4曲の「ラス・パルマスの鐘」は南国の青空の下の鐘の音がまるで絵のように描かれております。

1 長3度と短3度 / "Tierces majeures et mineures"
2 半音階奏法  / "Traits chromatiques"  
3 前奏曲とフーガ / "Prélude et Fugue"  
4 ラ・パルマの鐘 / "Les cloches de Las Palmas"  
5 半音階的長3度 / "Tierces majeures chromatiques"  
6 第5協奏曲のフィナーレによるトッカータ / "Toccata d'àpres le final du cinquième concerto"



サン=サーンス 6つのエチュード 作品111-4


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パソコンハウス

学会の研究発表で使用する音源を1枚のCDにトラッキング編集をしなくてはいけないのですが、その編集の仕方が良く分からないのでパソコンハウスの方に指導しに来て頂きました。

パソコンハウスの方にはピアニスト谷真子ホームペーの作成の際、大変お世話になりましたが、その後もyoutubeのアップなどでいつもお世話になっております。

私はパソコンの事については全くの素人ですので、良く頓珍漢な質問をしますが、パソコンハウスの下村様はいつも丁寧に教えて下さり大変助かっております。

学園前の大和町という所でパソコン教室も経営なさっていらっしゃいます。

パソコンハウスホームページ


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京都まで自分のレッスンを受けに行ってまいりました。

京都の阿部裕之先生のご自宅へ自分のレッスンを受けに行ってまいりました。

見て頂いた曲はベートーヴェンのピアノソナタ第31番とグリンカ=バラキレフのひばりです。

ベートーヴェンのピアノソナタ第31番の3楽章は阿部裕之先生の師匠のクラウス・シルデ先生によると「弔い」の楽章だそうです。
タイの弾き方などを教わりました。 じっくりお勉強したいと思います。

ひばりはアンコールピースとしても良く弾かれる名曲ですが、テクニック的には小学生でも弾ける曲ですので、次回は別の曲を持って行こうと考えております。

今は他にはラヴェルのクープランの墓、ベートーヴェンのチェロソナタ3番、ブラームスのチェロソナタ1番などを読譜しておりますが、ラヴェルのピアノコンチェルトなども弾いてみたいと思っております。


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学会の研究発表の準備に追われております。(2)

いよいよ学会も来週に迫ってまいりました。

学会で発表するにあたっては、今までの研究をさらに発展させて、新しい切り口から新たな論点を見つけなくてはいけませんので、今その最後の仕上げに追われております。

今までの研究では第1楽章を研究対象としておりましたが、今回は新しく第2楽章を研究対象としております。また私の見解とは異なるピアニストのCDを会場でかけてその違いを明確にさせ、自分で演奏しながらなぜ私がそのように演奏するのかをテンポを論点の中心として論じてまいりたいと思っております。

ピアノ演奏と同じで論文も日時が経つと、新たな発見があるものです。 

第2楽章に進み音楽も佳境に入ってまいりますが、発表も新たな発展・展開を見せたいと思います。


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バレトン

練習からくる筋肉疲労のケアのために私は近くのスポーツクラブへ通っておりますが、プログラムの一つにバレトンという珍しいプログラムがあります。

バレトンはニューヨークで生まれたエクササイズですが、ヨガとバレエとフィットネスを組み合わせたエクササイズです。

ヨガよりも運動量は激しく終了後は心地よい疲労感があります。

ピアノ演奏は一見すると優雅で美しく見えますが、実はかなり激しい運動でもあり、背中の筋肉、肩の筋肉、腕の筋肉を酷使致します。

スポーツ選手の場合はコーチが付いていますので必ずアップをし、練習終了後もメインテナンスをしますが、ピアニストは(指の準備運動はしますが、)あまり激しく準備運動を行うと練習に疲労が残りますので行いません。 練習の後も整理体操のようなものをすると良いとは思いますが、練習で脳と心の疲労が激しくボーとしている事が多く、散歩に出かける程度です。

筋肉の疲労がたまると、肩があがらなくなったり、腕や腰に激痛がおきたり致します。 ですからそうなる前にスポーツクラブで心身の調整を致します。

教えると言う仕事もずっと同じ姿勢で細かい楽譜に集中いたしますので、筋肉が固まるのかもしれません。

スポーツクラブは今の私には必需品となっております。


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学会の研究発表の準備に追われております。(1)

6月中旬、東京の池袋の母校東京音楽大学で行われる日本音楽表現学会での研究発表のため上京致しますが、今その準備に追われております。

発表は30分の持ち時間ですが、ピアノ演奏を交えながらシューマンについてお話を致します。 今はタイマーで時間を計測しながら、本番さながらにシミュレーションを行い、原稿を添削しております。

時間に制限がありますのでスピーチの原稿の枚数はA4で2枚位にまとめなくてはいけません。 ピアノ演奏やCDをかける時間が20分、スピーチが10分くらいの時間配分に調整しております。

今までの研究をさらに発展させた新たな発見からの論点を研究しており、演奏に結びつけた発表をと思っております。

昨日、近くの近畿日本ツーリストへ往復の新幹線のチケットを受け取りに行ってきました。

以前でしたら、上京した際は、新しいCDや楽譜の情報を発見するために、銀座のヤマハで時間を過ごし、重い楽譜を持ち帰ったものですが、今はインターネットがありますのでその必要はありませんが、土地を変わる事は感性への刺激となりますので、久しぶりの母校東京音楽大学の界隈の池袋、目白を散策して来ようと思っております。


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シベリウス 10の小品 作品24-9 ロマンス/Sibelius 10 Pieces Op.24-9

シベリウス(1865~1957)はフィンランドの作曲家ですが、青年期はバイオリニストを目指しており、後に作曲に専念致しました。

1885年よりヘルシンキ音楽院で作曲などを学び始め、1889年にベルリンへ留学しその後ウイーン音楽院でも勉強しております。

青年期はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションを受ける程、シベリウスはバイオリ二ストを志望しており、1903年には有名な唯一のヴァイオリン協奏曲を完成させております。

1892年アイノ・ヤルネフェルトと結婚し、10の小品は1894年から1903年にかけて単独に書かれた曲から10曲を選んで一つの作品番号を付けた曲集ですが、第9曲のロマンスは1901年に作曲されました。

10の小品は初期のシベリウスのピアノ作品の集大成といえると思いますが、シベリウスは後年は作風も内省的で簡潔なものになってまいります。 10の小品は初期のエネルギッシュさが作風に表れており、小品と名付けられているものの感情表現が豊かで特にOp.24-9は良く弾かれる1曲です。

1 即興曲 op.24-1 "Impromptu"(1894)  g-moll
2 ロマンス op.24-2 "Romance"(1894)  A-Dur
3 カプリス op.24-3 "Caprice"(1895)  e-moll
4 ロマンス op.24-4 "Romance"(1895)  d-moll
5 ワルツ  op.24-5 "Valse"(1895)  E-Dur
6 牧歌  op.24-6 "Idylle"(1898)  F-Dur
7 アンダンティーノ  op.24-7 "Andantino"(1898)  F-Dur
8 夜想曲  op.24-8 "Nocturne"(1900)  e-moll
9 ロマンス op.24-9 "Romance"(1903)  Des-Dur
10 舟歌  op.24-10 "Barcarola"(1903)  B-Dur


シューラ・チェルカスキー 10の小品 Op.24-9


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専門に音楽をお勉強する上での悩み

ホームページを見られた方からピアノレッスンについてお電話でご相談を受けました。 お母様からのご相談ですが、私で良ければとお話をさせて頂きました。

先生と生徒は教える側と教わる側というように立場が違いますので、コミュニケーションを取るのは大変難しい事です。 お互いの良かれと思う言葉がお互いを傷つけ合ったり、距離を遠ざけたりします。

ピアノの先生というお仕事をしている人は、大なり小なり小さい時からピアノを中心に生活をしてきていますので、音楽が生活の中心ですし音楽が人生そのものの先生も多くいます。

しかし生徒さんはまだお勉強の途中ですので、先生とは生活の中での音楽の占める割合は大きく異なります。

趣味で習われる方の場合は、先生の方もそのつもりで接しますが、専門に進まれた方の場合は先生は自分と同じ道を進む後輩として接します。 ですから要求も厳しくなりますし、生徒さんからすると先生は大きな壁に感じるかもしれません。

特に音楽の世界は師弟関係の世界ですので、現代の感覚からするといささか古めかしい所が残っております。 慣れておられないお母様にはとまどいも多くあるのではないかと思います。 先生の言葉をあまり神経質に考えずおおらかに頑張っていってほしいものだと思います。

どの道でも環境が変わると慣れるのにいろんな障害があります。 時の経過が解決してくれる事も多く、振り返ると辛かった事も楽しい思い出になる事が良くあります。 

ピアノを習いたくても習えない人やお勉強を続けたくても続けられない人も多くいます。 クラシック音楽に触れられる事に感謝してたくましく頑張っていって欲しいものだと思います。

ワンポイントレッスンなどもしておりますので、私でお役にたてる事があればお役にたちたいと思います。


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楽譜の大切さ

専門にお勉強するようになると、使用する楽譜の版などで先生からご指示を頂くことが多くなると思います。

ヘンレ版、ペータース版、ウイーン原典版、等々それぞれのお国で様々な出版社がありますが、専門にお勉強される場合は、輸入版の楽譜を使う事が多く、また1曲に付き何冊もの楽譜を購入する事もあります。

楽譜は演奏家にとっては聖書と同じで、大変神聖で大切なものです。 楽譜はただの印刷物ではなく、その中に作曲家の魂が凝縮されており、演奏家はそれを再現するのが使命です。

使用する楽譜によって演奏も変わってまいりますし、受験やコンクールでは指定される楽譜と違う楽譜を使用して演奏すると、結果に影響してまいります。

ところで先生が楽譜にこだわるのはノーマルな事ですが、生徒さんの方が先生と同じ意識を持っているとは限りません。

音楽の専門に進むと言っても選択肢は多岐にわたります。 将来世界的なピアニストを夢見られる生徒さんから、近所の子供たちにピアノを教える先生になりたいと願う人や、学校の教師になりたいと願う人など、将来への展望は各自異なるのではないかと思います。

本来は、芸術のお勉強をする場合は、経済的な事にこだわらず、最高の道具、材料、テキストなど用意できれば理想ですが、各ご家庭の事情によってそれがかなわない場合もあるかと思います。

どうしても不可能な場合は、先生にその旨を説明する義務が生徒さんにはあると思いますが、せっかく専門への道を進まれるのであれば、他の贅沢を削ってでも楽譜には贅沢をしたいものだと思います。

楽譜を拡げて眺めていると、その向こうには時空を超えた世界が広がり、タイムマシーンに乗って旅行しているような喜びがあります。 せっかく専門に進まれた生徒さんには是非その喜びを知って欲しいものだと思います。


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第17回ピアノ・フレッシュコンサートのお知らせ

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日本ピアノ教育連盟主催のピアノ・オーディションで優秀な成績を収められた方の関西地区披露コンサートが開催されます。

関西地区からのピアノ・オーディション地区予選優秀者、本選出場者、全国優秀者演奏会出演者によるピアノ・コンサートですが、是非足をお運び頂ければと思います。

日時: 2017年6月18日(日) 13:00開演
会場: ザ・フェニックスホール
入場料: 一般2,000円
      学生1,000円 

私も日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディションには小学2年生から小学5年生まで連続出場し、ずっと奨励賞を頂き、それを励みにお勉強を続けておりました。 小学5年生の時には、東京での全国優秀者演奏会に出場いたしましたが、その頃は後日の関西地区だけの披露演奏会というのはなく、フレッシュ・コンサートは学生さんにとってお勉強になる良い企画だと思います。

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全国優秀者演奏会にて

日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディション全国優秀者演奏会の思い出についてのブログ


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ドヴォルザーク ピアノとヴァイオリンのためのロマンス ヘ短調 Op.11

ドヴォルザーク(1841~1904)の「ピアノとヴァイオリンのためのロマンス 作品11」は、1877年ヴァイオリンと管弦楽のための作品として書かれた作品の、ピアノのための編曲版です。

出版はベルリンのジムロック社から1879年にされました。

この曲はプラハ仮劇場(常設の国民劇場が建設されるまでチェコの戯曲・歌劇を上演する仮説の劇場として1862年建設された)の管弦楽団のコンサートマスターがオーケストラのコンサートで演奏するため依頼したもので、1877年12月初演されました。

「ロマンス」は、1873年に習作として作曲された「弦楽四重奏曲 第5番 ヘ短調」の2楽章をヴァイオリンとオーケストラの曲として作り変えたものですが、原曲の方はドヴォルザークの生存中は出版されなかったようです。

ドヴォルザーク ロマンス♫~ピアノとヴァイオリン
ドヴォルザーク ロマンス♫~アイザックスターン(ヴァイオリン)と管弦楽


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モーツァルト ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調「ジュノム」 k.271/Mozart Konzert fur klavier und Orchester No.9 "Jeunehomme" Es-Dur K.271

モーツァルト(1756~1791)のピアノ協奏曲第9番は1777年1月ザルツブルクにて作曲されたモーツァルト初期のピアノ協奏曲です。

愛称のジュノムは、当時ザルクブルクを訪れこの曲を注文したフランスの女流ピアニストのヴィクトール・ジュナミの名から由来し、第1楽章冒頭からすぐに独奏ピアノが登場する事や技巧的で華やかなピアノは彼女のピアニストとしての実力がうかがえます。

第1楽章冒頭でオーケストラの呼びかけに呼応し、独奏ピアノが登場するのは、モーツァルトには珍しく後にベートーヴェンで見られるようになります。

また第2楽章の短調も初めてで、第3楽章のロンドの間のメヌエットはジュナミの父が舞踏家であった事を意識したと思われます。

モーツァルトはこの曲を良く演奏していたため、多くのカデンツァが残されております。

モーツァルト ピアノ協奏曲第9番♫~リリー・クラウス
モーツァルト ピアノ協奏曲第9番♫~アルフレッド・ブレンデル
モーツァルト ピアノ協奏曲第9番♫~マレイ・ペライア


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学園前アフター・スクール

奈良市学園前の私立帝塚山小学校の生徒さんだけに限定して、学校と連携して、アフター・スクールがこの4月より開校されたようです。

基本はお仕事をなさっているお母様を対象とされているようですが、登録しておけば単発でのお預かりにも対応されているようです。

下校後、アフター・スクールへ移動され、スクールでおやつを食べ宿題をしたり、またそこから子育てタクシーで習い事へ通われたりして6時半まで時間を過ごされるようです。

ピアノを習いたいと言うお子さんにピアノを教えてもらえないかとアフター・スクールの方からお問い合わせを頂き、早速にレッスンに通って来て頂いております。

どのような環境から生徒さんが通って来られているのか想像がつきませんので、昨日アフター・スクールの見学に行ってまいりました。 明るく広いお教室の中でお子さん方は整然と放課後の生活を送られているようです。 昨日は「魚釣りロボット制作教室」が開講されていました。 

秋には「音楽講座」を単発で開こうというお話もおきております。 楽譜と言う不思議な楽しい世界への導入になるような企画を考えてみようと思っております。

学園前アフター・スクール連絡先→0742-51-8050


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シベリウス 悲しきワルツ

シベリウス(1865~1957)はフィンランドの作曲家ですが、義兄の「クオレマ」という戯曲に劇付随音楽を付け、その中の1曲を「悲しきワルツ」というコンサートピースとして編曲します。

「クオレマ」は1903年に初演されましたが、その舞台上演に向けてシベリウスは付随音楽として6曲を作曲します。

1904年にシベリウスはそのうちの第1曲を改訂し、「悲しきワルツ」作品44として編曲します。

後にピアノソロとして編曲しております。

シベリウス 悲しきワルツ♫~ポゴレリッチ(ピアノ)
シベリウス 悲しきワルツ♫~ベルリン・フィル(管弦楽版)


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奈良市富雄の霊山寺へバラを見に行ってきました。

奈良随一のバラ園と評判の高い霊山寺バラ園へバラを見に行ってきました。 毎年この季節になると行くのですが、いつ見ても目に焼き付く美しさです。

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音楽と同じでバラにもお国柄があるようです。

園内のカフェでローズティとケーキを頂きました。

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ちなみに「熱情」という名のバラがありましたが、真紅の大輪のバラでした。 ベートーヴェンの「熱情」はやはり情熱的な曲なのだなあと思いました。


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6月に日本音楽表現学会が東京で開かれます。

6月17日と18日の二日間、東京池袋の東京音楽大学で日本音楽表現学会第15回大会が開催されます。

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日本音楽表現学会とは、演奏、作曲、評論、音楽学、音響学、音楽教育、民族音楽学、音楽社会学などの様々な分野の専門家たちが刺激し合い協力しながら、従来の学会ではあまり取り上げられなかった事象の研究を推し進めている学会です。
(クロッシング大会プログラムごあいさつより)

前世紀では、音楽を実践する者、特に演奏する人間はもっぱら音を発するだけ、言葉は批評家や音楽学者から投げかけられるものという時代がありましたが、21世紀に入る頃から、実践していればこそ生まれる言葉や洞察が見直され、それを深めて発信していく事が、音楽にとどまらず、人間の文化や社会そのものを豊かにしていくという考え方が世界的に広まりました。
(クロッシング大会プログラムごあいさつより)

以上のようなポリシーから、学会ではたくさんの研究発表が行われますが、私も発表させて頂く事になりました。

30分の持ち時間を演奏と研究発表で終えた後、質疑応答があります。

母校を訪れるのは久しぶりですので大変楽しみにしております。

また首都東京の息吹に触れる事も楽しみにしております。


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先日の演奏会の演奏を録音したCDを送って頂きました。

先日の演奏会の演奏を録音したCDを東京音楽大学校友会関西支部の事務局長の矢野光子様からお送り頂きました。

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東京音大の大先輩で、現在大阪音楽大学で教鞭をとっていらっしゃるピアニストの大竹道哉先生が編集して下さったものですが、録音状況も大変良く、臨場感に嬉しく聴かせて頂きました。

演奏会前は毎回最善の努力で練習を重ねるわけですが、録音は達成感と同時にまた次への勉強にもなり、次回の演奏会へのモチベーションにもなります。

当日の演奏はyou tubeにもアップしておりますので、また聴いて頂けましたら嬉しく思います。


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グリンカ 幻想的ワルツ ロ短調/Glinka Valse-fantaisie h-moll

グリンカ(1804~1857)は近代ロシア音楽の父と呼ばれたロシアの作曲家です。

幻想的ワルツは、グリンカが1839年思いを寄せていたエカチェリーナ・ケルンのために作曲したピアノ曲でエカチェリーナに献呈されました。

グリンカはこの頃、妻ともうまくいかず、仕事への情熱も失っていた時期で、友人の家を泊まり歩く日々でした。

グリンカは1845年この曲も編曲し「ワルツ・スケルツォ」としています。

また亡くなる前年の1856年に、管弦楽編曲も行っております。

グリンカ 幻想的ワルツ♫~ピアノ版
グリンカ 幻想的ワルツ♫~管弦楽版


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お庭の薔薇

お庭の薔薇が開花してまいりました。

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特別の手入れをしているわけではありませんが、毎年この時期になると、お庭に真紅の薔薇が咲き誇ります。

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教室の玄関に飾ってみました。

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野生の薔薇ですので、やはり端正に育てられた薔薇とは趣が違うように思います。 園芸農家の方のご努力はすごいものがあるなと思います。


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楽譜の製本

今、ベートーヴェンの後期ソナタに取り組んでいますが、ヘンレ版のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の楽譜は厚さが1,5cm位ありかなり重くなります。

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レッスンに行くのに、楽譜を持って行くと腕がしびれますので、今取り組んでいる曲だけ楽譜をコピーして自分で製本をする事にしました。

小さい時にお習いしていた先生が教えて下さった楽譜製本キッドが残っていましたので、それを使って久しぶりに製本をしてみました。

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楽譜をA4サイズでコピーして、コピー譜を楽譜製本キッドに張り付けていき、表紙を付ければ出来上がりです。 持ち運びに軽く、楽譜に書き込みもできますので重宝致します。

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子供の頃、バッハのイタリア協奏曲の楽譜の製本をした際に、あまり考えず自分の好きな淡いピンク色の表紙をつけたら、先生に「バッハにピンク?」と言われたのを覚えております。  子供の時はバッハにピンクの表紙をつけても違和感はなかったようです。

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演奏者の喜び

4/29の演奏会の後、初めてレッスンに来られた大人の生徒さんから、「先生の演奏を聴いて感動しました。 私も頑張って練習しようと思いました。」というコメントを頂き嬉しく思いました。

自分の演奏で何かのエネルギーを聴衆の方に与える事ができ、学業・仕事・家事のモチベーションとなって、演奏会が日常の原動力となれたら、演奏家にとってこんな大きな喜びはありません。

ピアニストと言う仕事は毎日の練習が仕事です。 演奏会での成功は日々の研鑽からしか生まれませんが、演奏者は大きなエネルギーを演奏会に注いでいるわけです。 そのエネルギーが観客の方に伝わり、新たなエネルギーとなってくれたら、練習に注いだ時間が生きてくるような気がします。

今はベートーヴェンの後期ソナタに取り組んでおります。

また何かの感動が与えられるように研鑽を積んでいこうと思います。


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ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品67 

ショスタコーヴィチ(1906~1975)のピアノ三重奏曲第2番は1944年に完成された室内楽曲ですが、17歳の時に作曲された第1番に比べて演奏の機会は比べものにならないほど多く、ショスタコーヴィチのピアノ三重奏と言えばこの2番を指す事も多いようです。

チャイコフスキーピアノ三重奏曲がニコライ・ルビンシテインのため、ラフマニノフのピアノ三重奏曲第2番がチャイコフスキーのための追悼曲であったように、ショスタコーヴィチピアノ三重奏曲第2番はショスタコーヴィチの友人であり音楽学者・評論家のイワン・イワノーヴィチ・ソレルチンスキーの追悼音楽として構想され、1944年11月レニングラードで初演されました。

第1楽章の冒頭はチェロのハーモニクス奏法によって開始しますが、これは当時モスクワ音楽院で教鞭をとっていたショスタコーヴィチが入学してきた16歳のロストロポーヴィチのチェロ演奏を聴き作曲したと言うエピソードがあり、チェロ奏者にとっては難しい技法のようです。

ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲第2番♫~アルゲリッチ(ピアノ)、ミッシャ・マイスキー(チェロ)


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ラヴェルの演奏をyou tubeにアップ致しました。

先日4/29に秋篠音楽堂で行われましたラヴェルの「鏡」より1.蛾 3.海原の小舟 4.道化師の朝の歌の演奏をyou tubeにアップ致しました。

当日、会場に来られなかった方々にも、もし楽しんで頂けましたら大変嬉しく存じます。

→♫ラヴェル 鏡より 1.蛾 3.海原の小舟 4.道化師の朝の歌♫~谷真子(ピアノ)






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ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲 第1番 ハ短調 作品8/Schostakovich Piano Trio No.1 c-moll Op.8

ショスタコーヴィチ(1906~1975)は1919年秋ペテルブルク音楽院に入学しグラズノフに師事したソビエト連邦時代の作曲家です。

ピアノ三重奏曲第1番は1923年、ショスタコーヴィチがまだ17歳の時に初めて作曲した単一楽章の室内楽曲です。

献呈は当時ショスタコーヴィチが憧れていたチヤーナ・グリヴェンコに献呈され、初演は1923年12月現サンクトブルク音楽院でショスタコーヴィチのピアノと友人2人によって発表されました。

1927年には第1回ショパン国際ピアノコンクールにも出場した優れたピアニストでもありました。

ショスタコーヴィチはソビエトの体制に迎合したピアニストとして知られていましたが、近年自分の音楽と政治体制との葛藤に悩んでいた事が分かり、西洋社会でも良く演奏されております。

ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲第1番♫~チョン・トリオ



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モーツァルト ロンド イ短調 K.511/Mozart Rondo a-moll K.511

モーツァルト(1756~1791)はハイドンやベートーヴェンと並ぶウイーン古典派を代表する作曲家ですが、1787年3月31日、ウイーンで作曲された31歳の時の作品に「ピアノのためのロンドK.511」という美しい作品があります。

前年の1786年にはオペラ「フィガロの結婚」を作曲し、翌年の1787年にはこの作品の大ヒットによりプラハを訪問しています。 1787年5月には父レオポルドが死去し、同年10月には「ドン・ジョヴァンニ」という大作を生み出したモーツァルトの、この年数少ないピアノ曲の一つです。

ロンドは明るく快活な曲が多いですが、この曲はどこか哀愁を帯びており、父の死を意識して作曲されたのではないかとも思われます。

モーツァルト ロンド K.511♫~アラウ
モーツァルト ロンド K.511♫~へブラー
モーツァルト ロンド K.511♫~ギーゼキング
モーツァルト ロンド K.511♫~チョ・ソンジン


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京都の河原町・祇園界隈まで足を伸ばし気分転換をしてまいりました。

演奏会の疲れを取り、次の東京での学会に向けて気分を入れ替えるために京都の河原町・祇園界隈まで足を伸ばして出かけてまいりました。

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四条通り

自宅は近鉄京都線高の原駅まで車で10分くらいですので、京都へ出かける時は高の原駅を利用します。 竹田という駅まで行きここで京都市営地下鉄に乗り換え四条で降りると、京都の中心部の四条烏丸です。

烏丸から河原町まで歩き、四条大橋を超えると八坂神社に突き当たります。 八坂神社でお参りをし円山公園を散策しながら南下すると高円寺(豊臣秀吉の妻のねねの菩提寺)に着きます。

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四条大橋より鴨川を望む

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改装中の南座

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八坂神社

高円寺で東大路通りに出てバスで四条烏丸まで戻り軽くお食事をするというコースです。

お食事は京都大丸の2Fのアフタヌーンティーのお店でパスタセットを頂きました。

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モッツアレラチーズとトマトソースのパスタ

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野菜サラダ

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アールグレイのミルクティー

本当は金閣寺を見に行きたかったのですが、普段でも金閣寺は京都駅からバスで40分かかり、祝日は大渋滞になるという事で止めました。 美しいお寺ですのでまたの機会に是非行ってみたいと思います。


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演奏会裏話

ラヴェルの鏡にはグリッサンドが多く出てまいりますが、グリッサンドは何度も繰り返し練習するというわけにはまいりません。
(グリッサンド~鍵盤を指の背側で一文字を書くように演奏する奏法)

皮がむけて血が出ますので、イメージトレーニングをして、本番で決めなくてはいけません。

私は小さい時からこのグリッサンドが得意だったので、今回もあまり大きな苦労はありませんでしたが、何気なく演奏されるグリッサンドの美しさは実は結構難しいものなのです。

またラヴェルの曲は聴衆の方にはおとぎ話のように聴こえ、絵本をめくるような楽しさがありますが、演奏者には暗譜の大変な作曲家なのです。

弾いている途中で暗譜が突然おかしくなる事が良くあり、それを防ぐための練習がかなり必要な作曲家です。

またラヴェルのスカルボや道化師の朝の歌がプログラムに入っていると調律師の方が緊張されるそうですが、先日の演奏会でも軽めの調律で大変弾きやすかったです。

このように演奏会には客席から見ているだけでは分かりにくい裏話が多くあります。


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ラヴェルの演奏会が無事終了致しました。

秋篠音楽堂でのラヴェルの演奏会が無事終了致しました。 盛会の内に終わり安堵いたしております。 生徒さんも多く来て下さり嬉しく思います。

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楽屋入口

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リハーサルにて

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リハーサルにて

ラヴェルは今私が師事している阿部裕之先生のお得意の作曲家ですので、レッスンで多くの事を教わりましたが、今日の演奏は自分でも納得いく演奏ができ、ラヴェルの世界を表現できたのではないかと思っております。

近々演奏をyou tubeにアップする予定ですので、演奏会に来れなかった方はそちらで楽しんで頂けたらと思います。

終演後、皆で写真を撮りました。

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左から 福井さん、日西さん、事務局の矢野さん、私

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左から 福井さん、日西さん、支部長の近藤さん、私

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ゲストの立原先生と

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あしなが育英会の募金をさせて頂き多数の募金を頂きました。

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たくさんのプレゼントを有難うございました。

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現在レッスンをお休みしている生徒さんがお花を持ってお母様と聴きに来てくれました。

これからも研鑽を積んでまいりますので、よろしく応援の程お願い申し上げます。


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東京音楽大学校友会第14回関西支部演奏会のご案内

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東京音楽大学校友会第14回関西支部演奏会が下記のように開催されます。

日時: 2017年4月29日(土祝) 13:30開場/14:00開演
会場: 秋篠音楽堂(ならファミリー6階)
入場料: ¥1,000 全席自由(未就学児入場無料)
チケットお問い合わせ: 秋篠音楽堂0742-35-7070, 矢野090-9627-4046, 谷0742-46-2302
主催: 東京音楽大学校友会関西支部
後援・ 東京音楽大学校友会・後援会

曲目: ゲスト出演 ソプラノ立原ちえ子先生(東京音楽大学准教授)
 
     福井あや那 ショパン ワルツ第2番、バラード第1番
     谷真子 ラヴェル「鏡」より 1.蛾 3.海原の小舟 4.道化師の朝の歌
     日西麻紀 リスト ドン・ジョバンニの回想

東京音楽大学校友会各支部の演奏会は母校から先生をゲストにお迎えして、在学生、卒業生混じって演奏会を行う企画です。

今回はゲストにソプラノ歌手の立原ちえ子先生をお迎えして、後輩の福井さん、先輩の日西さんと共に演奏会を行います。
私はラヴェルの「鏡」から抜粋で3曲演奏致します。

室内楽の演奏会が続きソロのコンサートは久しぶりですが、校友会・大学からの補助によりリーズナブルな料金になっておりますので、クラシック音楽のコンサートにまだ行かれた事がない方等、ぜひ大勢の方にご来場頂きたいと思います。

♫チケットご入用の方は0742-46-2302(谷)までお電話頂けましたら、東京音楽大学校友会関西支部事務局よりチケット送付させて頂きます。



ラヴェル「鏡」についてのブログ

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演奏会の前日

いよいよ明日4/29は秋篠音楽堂でのラヴェルの演奏会です。 当日券もございますので、大勢の方のご来場をお待ち申し上げております。

さて演奏会前日というのは当日起床する時間と同じ時間に起きて、当日のスケジュールと同じように時間を過ごします。

例えば夜の開演の場合は前日の朝はゆっくり起床し、夜の本番の時間まで体力を温存するために日中は疲れないように過ごし、本番まで集中力を持たせるリハーサルをします。

当日が昼の開演の場合は、前日は当日と同じように朝早く起床し、午後の開演の時間に集中力が出せるように、朝の時間を過ごして翌日の本番に備えます。

つまり当日の自分の行動を頭の中でシミュレーションして、前日はそれを模擬体現するわけです。

他にはドレスの用意、ステージシューズの用意、白いハンカチ、装身具一式の用意他、忘れ物のないように前日スーツケースに用意します。

また私は本番前もお腹がすくタイプですので、すぐエネルギーになるバナナやチョコレートやオレンジジュースも必需品です。

小さい時から演奏会の度に同じスケジュールを過ごしてきたわけですが、子供の時は準備や行動管理を母親が全てしてくれますので、自分は何も考えず舞台で弾くだけでしたが、大人になるとそういうわけにもまいりません。

演奏会に向けての練習は当然の事ですが、それ以外に体調の管理、精神面の管理、そして事務的な事の処理などピアニストは演奏会の前に練習以外にやらなくてはいけない事がたくさんありますので、見た目以上に過酷な仕事です。


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シューベルト ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959/Schubert Piano Sonata No.20 in A major D.959

シューベルト(1797~1828)のピアノ・ソナタ第20番はシューベルトが最晩年の1828年に作曲したピアノ・ソナタ3部作(19番、20番、21番)のひとつです。

死のわずか2ケ月前、兄の元に身を寄せたシューベルトは、体調を崩しながらも創作意欲は衰えず3つのソナタを一気に書き上げます。

10年後の1838年にディアベリ社から19番、21番と共に「シューベルト最後の作品、3つの大ソナタ」として出版されました。

シューベルトはフンメルに献呈するつもりでしたが、出版の前年にフンメルが没したため、出版社の判断でシューマンに献呈されます。

19番の暗いベートーヴェンを思わせるような重厚さ、21番の静謐さと比べて、20番は美しく明るい作品です。 しかしどの作品にも死期を悟っているかのような葛藤が内包しており、これが最後の3つのソナタの魅力といえるのではないかと思います。

シューベルト ピアノソナタ19番♫~ポリーニ
シューベルト ピアノソナタ19番♫~ケンプ
シューベルト ピアノソナタ19番♫~ブレンデル
シューベルト ピアノソナタ19番♫~ニキタ・マガロフ


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シューベルト 2つのスケルツォ D.593/Schubert 2 Scherzi D.593

シューベルトは歌曲の王と呼ばれるほど歌曲を多く作曲した作曲家ですが、古典派からロマン派への掛け橋となった作曲家でもあります。

今日はそんなシューベルトの一面が良くあらわれる可愛らしい作品をご紹介したいと思います。

2つのスケルツォはシューベルト(1797~1828)が1817年に作曲したピアノ小品です。 変ロ長調と変ニ長調の2つのスケルツォで構成されております。

出版されたのは死後の1871年になってからです。

技術的にはさほど難しくなく子供のピアノ作品として紹介されたこともありますが、シューベルトの初期ロマン派の一面があらわれる傑作です。

シューベルト 2つのスケルツォ♫~ルガンスキー


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バルトーク 戸外にて/Bartok Szabadban

子供の音楽性を伸ばすために使用したら良いと言われている作曲家にハンガリーの作曲家のバルトークがいますが、私も子供の頃、その少し土臭い一風変わった響きが面白くて、楽しく弾いた思い出があります。

バルトーク(1881~1945)はハンガリーで生まれニューヨークで没したクラシック音楽の作曲家・ピアニストですが、広く東ヨーロッパの民俗音楽を収集した民俗音楽研究家でもありました。

1898年にウイーン音楽院へ入学しますが、ハンガリー音楽を勉強するために、翌年にはリスト音楽院へ入学し作曲とピアノを勉強いたします。

リストの弟子から教えを受けたドイツ・オーストリア音楽の伝統を受け継ぐ優れたピアニストでもありました。

1906年にはコダーイとともに、ハンガリー各地の農民音楽を収集しはじめます。

1907年には26歳でブタペスト王立音楽院(リスト音楽院)のピアノ科教授となり、リリー・クラウスやゲザ・アンダなどの優秀なピアニストを育てます。

1940年にはアメリカへ移住し、コロンビア大学から名誉博士号を授与されます。

「戸外にて」という作品は1926年、バルトークがしばらくの創作活動の中断の後発表した作品です。

民俗素材に基づいたピアノ作品が多い初期の作品と違い新たな作風を示しており、模索していた描写音楽の完成の領域にあります。

5つの楽章から成っております。
1 笛と太鼓 / "Sippal, dobbal" 
2 舟歌 / "Barcarolla" 
3 ミュゼット / "Musettes" 
4 夜の音楽 / "Az ejszaka zeneje" 
5 狩 / "Hajsza"

バルトーク 戸外にて♫~コチシュ


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プロフィール

谷真子 masakotani

Author:谷真子 masakotani
東京音楽大学卒業

ADRESS
奈良市学園前

ピアニスト谷真子公式サイト
http://masakotani.co
奈良市学園前 谷真子ピアノ教室 教室ブログ「musica」
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