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2017_09
08
(Fri)13:15

導入の頃の私のピアノライフ

私は3歳からピアノレッスンを先生について正式に受けておりますが、4つ違いの姉がピアノを習っていたせいか、3歳以前の物心ついた頃からピアノを弾きたがっていたようです。

勝手にバイエルをどんどん弾き進めるので、正式にならった方が良いという事になり、3歳から姉と同じ先生にレッスンを受けるようになりました。

ですからバイエルは2か月くらいであっという間に終わり、ツエルニーの小さな手のための教則本や左手のための教則本などツエル二ー30番に入る前に数冊同じような教則本をしたようです。

その時につちかったテクニックが大きくなってからも随分役立っているような気が致します。

ところで私が導入でお世話になった先生は、私の自宅まで姉と私にピアノを教えに来て下さっていました。 まだお若い先生でしたが、ファイトいっぱいの私をやさしく見守りながら上手に誘導して下さったようです。

自宅へ先生が来て下さると、通学の時間が省略されますし、ピアノもいつも使っているピアノでレッスンを受けますし、お部屋の響きなども先生のご自宅と自分の部屋という相違がなく、レッスンは効率が良かったように思います。

ピアニストとしての基礎のテクニックを教わったのは、その後師事した相愛大学名誉教授片岡みどり先生からだと思いますが、小さい時ピアノに夢中になり打ち込めたのは導入の時お世話になった先生のおかげかなとも思います。

先生はご縁で決定されますが、ピアニストの人たちも各人各様様々なピアノライフを送ってきています。 どの道がベストという選択肢はなく、運命にもかなり影響される世界かなとも思います。

振り返ると遠い道のりでしたが、今元気でピアノに向かえる事に感謝して、これからの道を進んでまいりたいと思います。


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2015_11
17
(Tue)06:02

小学校低学年の時私が描いた油絵と下絵(将来の選択)

私は小さい頃はピアノを弾くのと同じくらい絵を描くのが大好きな子供でした。 小学校低学年の間は油絵も習いに行っておりましたが、母から聞いたところによると、小さい子供には難しい油絵の具の処理をするのが手早いのとその集中力から絵の先生は専門の道に進ませることを母に勧められたようです。

P1020339.jpg
果物

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花瓶とトイレットペーパー

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スリッパ

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油絵 果物

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油絵 お花

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油絵 自画像

母は私には本来は美大の染色工芸に進んで袱紗や和装小物のデザインなどをする人になってほしかったようですが、子供ながらピアニストになりたいと私が母にはっきり断言したそうです。

絵心は音楽家には必要ですので小さい時絵の基礎を習っておいて良かったと思いますが、私がその時何故ピアニストになりたいと母に明言したのかは今では良く分かりません。 子供心にピアノは仕事、絵は趣味と思っていたような気も致します。

春の進路を考えるシーズンですが、どの道を選択するにしても、やはり本人の意思というのが必要最低条件ではないかと思います。 どの道に進んでも順風満帆というわけにはまいりません。 どこかで壁にぶつかり苦しむ時が来るわけすが、自分で選んだ道ですとどんな困難も乗り越えようとします。

親御さんに大事な事は子供を信頼して見守り、親の助けが必要な時には暖かく応援してやる事ではないかと思います。



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2015_11
17
(Tue)06:02

小学校低学年の時私が描いた油絵と下絵(将来の選択)

私は小さい頃はピアノを弾くのと同じくらい絵を描くのが大好きな子供でした。 小学校低学年の間は油絵も習いに行っておりましたが、母から聞いたところによると、小さい子供には難しい油絵の具の処理をするのが手早いのとその集中力から絵の先生は専門の道に進ませることを母に勧められたようです。

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果物

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花瓶とトイレットペーパー

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スリッパ

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油絵 果物

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油絵 お花

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油絵 自画像

母は私には本来は美大の染色工芸に進んで袱紗や和装小物のデザインなどをする人になってほしかったようですが、子供ながらピアニストになりたいと私が母にはっきり断言したそうです。

絵心は音楽家には必要ですので小さい時絵の基礎を習っておいて良かったと思いますが、私がその時何故ピアニストになりたいと母に明言したのかは今では良く分かりません。 子供心にピアノは仕事、絵は趣味と思っていたような気も致します。

春の進路を考えるシーズンですが、どの道を選択するにしても、やはり本人の意思というのが必要最低条件ではないかと思います。 どの道に進んでも順風満帆というわけにはまいりません。 どこかで壁にぶつかり苦しむ時が来るわけすが、自分で選んだ道ですとどんな困難も乗り越えようとします。

親御さんに大事な事は子供を信頼して見守り、親の助けが必要な時には暖かく応援してやる事ではないかと思います。



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2015_10
29
(Thu)06:05

湿度とピアノ

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私は練習にウイ―ン製のピアノのベーゼンドルファー200を使用しておりますが、ここのところ気候の温暖差や湿度の変化により、
ピアノのハンマー部分に水蒸気が付き、ハンマーの動きが鈍くなっているようです。

ベーゼンドルファーはヨーロッパの気候に合わせて作られているため、湿度の高い時期にはピアノが湿気で音がこもったようになります。

ピアノの環境のためには、温度と湿度を年中一定に保つのがベストなため私もそう心がけてはおりますが、気候が不安定だとピアノの音色も天候によって日々変わってまいります。

部屋の湿度は60%を目安にしており、今は除湿器もフル稼働しております。
除湿器は普通の家庭用のものを使用しております。

私の所有するベーゼンドルァーは、ピアノのフレームの木の部分はイタリアの木が使用されており、ピアノのアクションの部分はオーストリア製です。 購入時に(元)日本ベーゼドルファー社の方が調べて下さいました。 ピアノの音が共鳴する木の部分をイタリアの木を使用しているため、割と音量が出て、カラッとして明るい音が致します。

私が幼少の頃より使っているグランドピアノはベーゼンドルファーのピアノで3台目です。 一台目は導入の時期にヤマハのG1を両親に買ってもらいました。 次は、小学生の頃ヤマハのC5のピアノに買い換えました。 このピアノも普段の練習量が多かったため、調律師さんに「これは弾きつぶしてしまうでしょうね。」と言われ、弦が頻繁に切れるようになりました。

高校1年生の頃に母方の祖父にベーゼンドルファーを買ってもらいそれで練習するようになりました。 良い楽器から直接学ぶことは多いと思います。

現在レッスン用に使用しているピアノはヤマハのC3のピアノで、大学生の時に東京のマンションで練習用に買ってもらったものです。 こちらが4台目のピアノになります。 ヤマハ池袋店の方が、ピアノを5台用意して下さり、その中から自分の好きな音色のピアノを選びました。 室内楽に向いているような、ベーゼンドルファーに近い弦楽器のような音が致しますので手放すのが惜しく、東京から実家に持って帰ってきた私のお気に入りの一台です。

ピアノは生き物だと感じます。

ベーゼンドルファーは丈夫に出来ているため、ピアノの弦が切れにくいと言われておりますが、最近は消耗が激しく、よく弦が切れるようになってまいりました。

そろそろベーゼンドルファーを弾き始めて、20年ほど経ちますので、オーバーホール(ピアノの弦やアクション部分を新しいものに取りかえる)の時期が近づいているようです。


<参考ブログ>
B-tech Japan(ベーゼンドルファー技術会社)に関するブログ