2016_12
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(Wed)07:36

ファリャ 火祭りの踊り/Falla Danza ritual del fuego

今日はフィギュアスケートの浅田真央選手が2016~2017年のフリープログラムの楽曲で使用しているファリャの「火祭りの踊り」の曲について書いてみます。

ファリャの「火祭りの踊り」はスペインの作曲家のファリャ(1896~1946)が1914年ジプシー系女性舞踏家のパストーラ・ィンぺリオから依頼され1915年に初稿を完成させたバレエ音楽「恋の魔術師」の中の一曲です。

ピアノ用の編曲は1921年に出版されました。

1914年から1915年にかけてまず歌入りの音楽劇「ヒタネリア」として室内オーケストラのために作曲され1915年に初演されましたが、これは不評に終わります。 そのため1915年から1916年にかけて独唱、ピアノを含む2管オーケストラのための演奏会用の組曲「恋は魔術師」として改訂され1916年にマドリッドで初演され好評を博します。 その後ファリャはバレエ化を決意し管楽部分に最終の改訂を施し1925年パリで上演致します。

あらすじは未亡人のカンデラスが恋をしますが、亡き夫の亡霊がこれに嫉妬し邪魔しようとします。 そこでカンデラスは友人ルシアにこの亡き夫の霊を誘惑させその間に自分の恋を成就致します。 火祭りの踊りは悪魔払いの際の音楽で燃え盛る炎の前でカンデラスが激しく踊り悪魔払いの儀式を行います。

「火祭りの踊り」は情熱的な激しい曲ですが、ピアノだけでなくチェロなどにも編曲され単独で演奏会で良く弾かれる曲です。

ファリャ 火祭りの踊り♫~ルービンシュタイン
ファリャ 火祭りの踊り♫~ラローチャ

ファリャ 火祭りの踊り♫~管弦楽


ピアニスト谷真子公式サイト